夢想螺旋

 
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30
 
 殴られて育った子供は、自分が親になったとき、子供を殴って育てるようになる……というのが、虐待の連鎖と言われるものですが、つまるところ、自分が親になったときに子供をどうやって育てていいのかわからなくて、意識してか無意識でか、自分が育てられたのと同じようにして育てようとしてしまう、というのが本当のところなんだと思う。ヒーローも結局は、暴力に飲まれないよう自制心を働かせることを学びながら、しかし暴力の連鎖を恐れ、無意識のうちにやってしまうのではないかという不安から逃れられずにいるわけです。
 そしてヒロインは、ヒーローのその恐れに行く手を阻まれ、苦悩しているという痛々しさが><;
 そんなこんなで物語りは全体的に重々しい雰囲気が漂っております。考えるネタも、暴力の連鎖、怒りの制御、反面教師、狭い社会での偏見などなど、結構いろいろ落っこちておりまして、それぞれ考えながら読んでいたせいか、何となく暗~い重~いという印象が拭えませんでした^^;;
 途中閑話休題的にヒーロー同僚たちの軽いおバカなやり取りがあったり、最後にコレまでつんけんして偏見の塊だった某ご夫人が出産祝いにくれたブツが爆笑物だったりとか、ちょっとした笑いの場もありましたが。……笑いで締めくくられたわりには、やっぱり読後感は重かった;;;
 ……今あらすじ打ってて変換したら、ヒーローの名前が【可憐】って!!!!wwwwwwww 何てミス・マッチな変換っ!!www<大爆笑したらしい;;;
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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29
 
 砂糖吐き系暴言スパイスに記憶喪失トッピングな物語。……って、それ、何?^^;;;<自分で命名しておきながら誰に質問してるんだ;;;;
 基本的にザラザラと砂糖を吐ける甘い物語ですが、サスペンス風味な展開なので、ヒーローがヒロインを危険から遠ざけようとした結果、本心ではない暴言を吐いてヒロインを傷つけ、間の悪いところで記憶喪失になって~というダメ押しに、ヒロイン撃沈のお話とでも言いましょうか^^;; 完全に娯楽的物語で……ぃや、読み手にとってではなく、書き手にとっての意味でw はっきり言って、作者、ノリノリに楽しんで書いたとワタクシは推測いたしますw
 キャラは、まずヒロインですが、デフォどおり純真無垢で、どちらかと言えば自己否定系突っ走り型。ヒーローが示唆する危険を本当の意味では理解していないため、ヒーローの暴言の裏にある意図が読めずに思いっきり傷つくおバカな面もあるが、身体張ってヒーローを守ろうとする気概も持っている。
 そしてヒーローですが、針を持っていると落ち着くという真正キルターで、園芸も趣味という……ある意味異色で笑えるキャラでございます。どこが笑えるかと言えば、彼の過去設定でございましょう。生きるためにギャングの世界に身を落としていたにもかかわらず、ヒロインとキルトの話で盛り上がる姿など、あまりに平和でその落差に笑えます。この作者のもう一つのシリーズ【孤独な兵士】の中で、やっぱり針仕事が好きで得意なカウボーイがモブでチラリと出てきますが、ジェンダーフリーだなw
 ヒロインの好きなパターンはドレスデン・プレートらしく、いかにも無垢な少女っぽさや夢とか温和さなんかを感じさせる好みで、まさにヒロインてばそんな感じだよな~と思えます。ちなみに、私の好きなパターンは基本中の基本らしい1パッチとか9パッチ、しかもきちんとしたパターンじゃなく、コラージュっぱくピースの大きさもまちまちに一見無作為に並べた感じなのが好き……って…型を無視するワタクシの本性が出ているような気が;;;; 好みのパターンで性格判断できるなんて、恐るべし、パッチワーク!;;;<何か違うだろう、何か;;;
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    04:05 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
28
 
 ……ヒーロー母よ…なぜそんな都合よくテープ・レコーダーなんて持っている?;;;; これは永遠の謎か……ぃや、待てよ、歩くトラブルメイカーなこの母なら、こういう七不思議なこともありえるか……;;;;;
 などと、とにかくこのヒーロー母の愉快な個性がツボったのなんのってwww ヒーローの口から飛び出す母の逸話に笑わせていただきましたw
 そして、元プレイボーイのヒーロー。さしずめヒストリカルで言うところの【改心した放蕩者】でございますね^^; この手のキャラはヒストリカルでは時々見かけるけど、コンテンポラリーでは見かけませんね。私にとっては初めてだ。そして、改心してから以前より自信を失くしてるところが可愛い。
 そのヒーローよりもヒロインのほうが魅力があった。どんな魅力か書こうとしたら手が止まっちゃった;;; 実直で飾り気がなく、素の自分でいられる自然体の強さがあり、しかし驕るところもなければ自信過剰でもなく、情があり良心的で純真、意志も強く信念を守り、だが内気ではない。……ってさ、この説明でキャラを想像できるかというと、できないって思わん?^^;; いろんな特色が混在しているから、説明より物語を読んでみたほうがよくわかるはず。決して理解に難いキャラじゃないんだけど、説明するのは難しいというキャラです。
 物語は、ヒーロー母が巻き込まれた事件を二人が追うという展開ですが、サスペンス要素は風味程度。始めから終わりまで、ヒーローとヒロインが離れることはない(24時間一緒というわけではないが)というのも珍しいかも。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    17:43 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
27
 
 面白いというか、この作者にしては珍しいヒーローかと。物語序盤で怒っているものの傲慢さや独善的な感じはなく、かなり穏やかかつ理性的に物を言ってます。そして、カッとなっても後を引くことなく、しっかり状況を見て偏見を捨てることができるという、なかなかいい男でございますw
 対するヒロインがこの場合問題で、子供たちに対する熱意はあれど、ヒーローに対する態度はただ呆れるばかり。自分は古風で婚前交渉には応じないと言いながら気をもたせるような態度をとっておいて、ヒーローが結婚をほのめかしたとたん突っぱねるとは。いったい君はヒーローとどんな付き合いがしたかったと言うんだね?と。
 何だか、このヒーローの結婚相手なら、このヒロインよりもっといい女のほうが適役だろうに…という気がして仕方なかったよ^^;;
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    02:19 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
26
 
 …うっかりあらすじだけ書いてコメント白紙のままUPしちゃった;;;<この大ボケ女が;;;
 気を取り直して……

 アル中一歩手前かと思われた大酒飲み大将のヒーローですが、その理由が痛々しい。でもって、ヒロインも痛々しい過去を持っているんですが、こちらはそれでもめげずに明るく前向きで、かなり好感の持てるキャラ。しかし、過去の一件に抵触する自分の健康状態に触れるや、がっちり固まって棘を出す頑固さがある。自分ではそんなんじゃないと頑なに否定して現実を見ようとしないが、命に関わる症状を、現実として直視するのが嫌だからという理由で「そんなんじゃない」と無視するとは……馬鹿者がぁ~! すぱこーん!
 とまぁ、何か妙なところでハリセンが飛びましたが、ヒロインのそういうところがヒーローの保護欲を刺激したようでございます。
 何と言うか、あまりにも超高速フォールINラブなので、ヒーローの亡き婚約者に対する気持ちに疑問を覚えるほどですが、きっと大酒飲んで塞ぎこんでいたのは、愛する人を失った絶望感というよりも、愛する人を死に至らしめた状況に対する自責の念だったんだろうな、と解釈しております。
 ともあれ、4つ星で。


【あらすじ】
    11:10 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
25
 
 嫌い嫌いも好きのうち物語。
 ヒーロー傲慢度はさほどでもなく、しかし喧々囂々の舌戦が繰り広げられる二人の間は、さながら地雷原…という具合。下手に割って入って口を挟めば、地雷が吹っ飛び双方から攻撃され、蜂の巣にされるどころか、骨の欠片も残らないくらい木っ端微塵にされそうな勢いでございます^^;; コレではうかつにハリセンなどかませられません;;;
 しかし、二人の貶し合いは気持ちの隠し合いと同じなので、どちらかが本心を見せない限り終わることはないのである。そして、ヒロインが疲労からうっかり本音を漏らしてしまったことから、物語は急展開を見せるわけで。でも、まさか、ヒーローがアレだとは……ヒロインも驚いていたが、私も驚いた…つか、腹抱えてウケまくった!w 私の知る限り4人目だなw こういうヒーローって、私的にポイント高かったりする。リアルではちょっと怖いけど、物語だからな!
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    02:36 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
24
 
 哀愁漂う物語。愛妻を亡くしたヒーローはもとより、天涯孤独の上あまりにも冷静に現実を受け止めてしまうヒロインが、何とも哀しい感じで;;;
 ちょっとネタバレになりそうですが……ヒロインを腕に抱いてほのぼのと夢見る会話をしていながら、ヒロインを亡妻の名で呼ぶという大失態をしでかすヒーロー。思わずハリセンより先にホイットニー・ヒューストンの『My Name Is Not Susan』を歌いたくなったワタクシでございます。ぃや、亡妻の名前はイブで、スーザンじゃありませんけど;;; でまた、そんな大失態をやらかして二人の間に危機を招いたのは自分だというのに、その後逆ギレ気味の態度をとってヒロインに追い討ちかけるヒーロー……ちょっと舞台裏まで出頭しなさい。10tハンマーでぼこぼこにされたら正気に戻るか?<その前に昇天するって;;;<逝っちゃったらその前もその後もないだろう;;;;;
 まぁ、最後の最後には、ライバル候補だったマットにガツンと諭されて正気に戻り、大慌てでヒロインを捉まえに行って、衆人環視の中跪いてプロポーズするという、笑えることをしてくれたので、逝かないよう手加減の10tハンマーで手を打っておこう。<それでもやっぱり10tハンマー出すんですか;;;<当然です!きっぱり!<鬼?;;;
 てなことで、4つ星。

 追記。あらすじは自前です。頑張ったんですが、下手な文でごめんなさい;;;;;


【あらすじ】
    14:16 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
23
 
 終盤というか、EDになってヒーローが言います。
「人間というものは、ときとして愚かな過ちを犯すものだ」
 ぬぉ~ん! 何度も過っているお前が言うなぁぁーーーー!! すぱこーん!
 ……いきなりEDでのハリセンから入りまして、失礼いたしました^^;;
 しかし、このヒーローは傲慢さはさほどでもありませんが、とにかく大馬鹿者でございます。ヒロインにしても、何と言うか、かなり強引かつ根拠のない自信で満々という、何だかあまり感じのいいキャラとはいえず……何せ、自分は美人だし頭もいいんだからヒーローを手に入れられないわけがない、というようなことを考えておりまして、思わず「顔と頭が良くたって、性格が悪くちゃ無理だと思うが、そこのところはどう考えておるんだね、お嬢ちゃん?」と、冷たくツッコミ入れちゃったりして;;;
 だいたい、ヒーローは13歳という年の差から、自分にはヒロインは若すぎると再三言っておりますが、その若さというのは年齢のことではない。しかしヒロインは年齢のことだとしか思っておらず、物事に対する考え方や対処の仕方という、精神的な成熟度のことはまったく考えていない様子で、しかも物語が進むにつれて成長しているはずでヒーローも成長したとか言っているんだが、私の目には成長したように見えない。どちらかと言うと、物語が進むにつれてヒーローの馬鹿さ加減が露呈していくため、読み初めの頃の印象よりも子供っぽい奴だったんだと印象をあらためるしかなくなり、そのおかげでヒロインとの精神年齢差が縮まったように見えるんだが;;;;
 ぃや、もぅ、勝手にやってなさい…な物語でございました^^;
 と言うことで、3つ星。


【あらすじ】
    08:28 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
22
 
 平行時間で物語が進んでいた1作目2作目から4年後、ヒーローたちの心の親父様が亡くなったところから今作が始まり……かなりヒューマンドラマ色の強い終わりかたをしております。
 ヒーローはカントリー・ミュージック界の大御所、世界各地を飛び回る生活。ヒロインは奥地のガンダムラで旱魃と戦い、言ってみればかなり狭い世界で生きている。二人のライフ・パターンは180度違うと言ってもよく、ヒロインにとってはそれがわだかまりを生んでいるわけです。
 が、ヒロインの態度も考え方も、21歳のときならいざ知らず、28歳にもなってあまりにも子供でちょっと…勘弁して~><; でしたね;;;; 実際、長年仕えていてほとんど母親代わりになっている家政婦のイブリンおばちゃまに「あなたは自分のことしか考えていない」とたしなめられております。そんなヒロインが少しずつ成長していくところも、見所と言えるかも。
 その分、ちょっと今回のヒーローはインパクトが薄かったような。もともと笑顔で厄介事をかわして生きてきたタイプのため、本心を表面にあまり出さないので、ヒロインにとってもつかみどころがなく不安を抱かせるキャラだというのはよくわかる。ヒーローのモノローグも多いのに、「あぁ、それがヒーローの本心なのか」とすんなり理解できるほどあからさまではないので、ついヒロインの心情のほうに目が行ってしまった。
 最終話なわけだが、何となく読後の印象がぱっとしなかった。どうしてだろうか…と考えてみたら、危機感がなかったんだな。二人の間は最後の最後まで安定せずに揺れ続けているんだが、せめてヒロインかヒーローに命の危機っていうハプニングがあれば、二人とも自分の考えだの思いだのを抱え込んでグルグルやってる場合じゃないぞという切迫感から本心を一気に伝えにいって物語が盛り上がるってことになったんだろうが、そういうのが欠けてたようだ。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    08:43 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
21
 
 時系列的に1作目と同時進行のこの作品。そのせいか、「一ヵ月後…」「二ヵ月後…」「三ヵ月後…」なんて具合に、ちょくちょく時間の経過がはさまれております。1作目のリックとララの場合はほとんど離れていたために仕方ないとしても、今作の二人は近い場所に腰を落ち着けているため、その長い空白の時間に何かなかったのかなぁ…とか、二人一緒にというエピソードがなかったとしても、それぞれ何してたのかなぁ…なんてことを考えてみたり。……こういう空白の時間がある物語って、ついそこを埋めるための二次創作的思考にはまりやすい危険な物語でございます^^;;<そんなこと考えるのは、私だけかも;;;;
 1作目のヒーローであるリックは電光石火で行動に出ましたが、今作のヒーローはかなり慎重で石橋叩いて渡っております。叩きすぎてぶっ壊さなきゃいいがな…などと、妙な心配をしながら読んでました。が、ワタクシにとってはなかなかツボなキャラでございますw 自分にとってヒロインは特別で、これまでの女性と同じようにさっさとベッドへ連れ込むんじゃなく、ちゃんと古風に手順を踏んで付き合いを深めて行きたいと考えているところなど、ポイント高いですな。
 ヒロインも基本的にしっかりしていて、それまでの婚約者に対する人物評価がガラガラと崩れ去っても、それほど動じずしっかりと自分の価値観で判断しているところが良かった。
 そして物語は、1作目の事件と密接に絡み合っているので、コレだけ単体で読むのはお勧めできません。ぜひ抱き合わせでお読みください。
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    12:28 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
20
 
 不良少年ヒーローと、いいとこのお嬢様ヒロイン、二人の淡い初恋は引き裂かれ、今では甘い夢となり……という、どことなく古典ぽい感じの過去がある二人。が、そんな夢が18年経って一気に現実に舞い戻ってくるのが、DVの跡があるヒロインの写真。実に現代的な問題でございます。
 とはいえ、DV問題は家庭内で起こることから表に出にくかったというだけで昔からあって、現代社会において突然発生したものでもなく、隠されていた昔と比べてどの程度差があるのかといったことに関してはよくわかりません。が、本来、生物学的に男性の筋力が発達しているのは、食料を狩りで確保し、女性や子供を外敵(肉食獣)から守る必要があったためで、守るべき者に向けられる力ではなかったはずなんですが。そんなことを考えると、世の中に憂いを覚えずにはいられない。しかも近年では、加害者が女性であるというケースも増加傾向にあるらしく、何とも言いようのない哀しさを感じます。
 せめて物語の中だけでも、DVに苦しむヒロインに明るい未来があるようにと願うばかりですが、願わなくともロマンス小説では明るい未来が約束されているも同然なので、その辺は安心と言いますか^^; ヒロインの身にDVの影を見たヒーローの、電光石火な救出劇には、胸のすく思いがいたしますw 後は読んでのお楽しみで…
 と言うことで、4つ星。


【あらすじ】
 
    05:53 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
19
 
 何ともとんでもなく理不尽に苦悩した二人のお話でございました。両親を思うヒロインの愛情深さが痛々しく、しかし、ひとりで決める前にちゃんと父親に事の真偽を聞いておくべきだったろうにと思わずにはいられません。てか、それ以外に何も言えんぞ;;;;;
 キャラについても、何と言うか…ヒロインはこの際置いといて、ヒーローはもう制御不能状態に陥っていて、本来の性格がどんなものかなど推測不可能なので、どこがいいの悪いの魅力があるのと言えるような状況ではないんだな^^;; かといって、ハリセンものかと言えば、ヒーローがそんな制御不能になる心理もわかるので、ハリセンは脇に置いといて肩をぽんぽんと叩きつつ「どぅどぅどぅどぅ…」と呟きたくなるわけで……って、そんなことしたら「うるさいっ!」と一喝されて放り投げられちゃいそうだが;;; ともかくこの二人、不運としか言いようのない、そんな物語でございます…;;;
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    10:01 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
18
 
 7年前、理由も告げずにいきなり婚約を破棄してヒロインの前から消えたヒーローに再会したヒロインは言う。「死んで」わぉw ヒーローに対してそんな過激な台詞を言ったヒロインははじめてだw ぶらぼ~w 「臆病者」いいぞいいぞ、もっと言ってやれ~ww
 と、ヒロインの率直な台詞がグッサリと心に刺さるヒーローの姿を見て、ニヤニヤと人の悪い笑みを浮かべつつ読み進める私。かなりこのヒロイン、気に入ったw でまた、このヒーローときたら……7年前の婚約破棄の理由は物語終盤にならないとわからないように書かれているので、ここでは自粛しますが、気持ちはわかるが婚約破棄するときに言っとけ、愚か者め。すぱこーん! と、愛情こめてハリセンでございます^^;
 サスペンスのほうは実に痛ましい事件で、やるせない思いがする。実際にこんな事件があるのかどうかは知らないが、あったとしても驚かないだろうな…と思うと、世の中狂ってるよなぁ、などとあらためて思ったり。物語だから面白く読めるが、実際にこんなのがあったら、驚かなくてもいたたまれない気分になりそうだ。
 ともあれ、物語自体は二人のやり取りを中心に読めば、かなり楽しめます。
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    02:19 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
17
 
 キャラがいっぱい出てきて、名前と役柄が結びつかないうちに終わってしまった><;; <こんなこと言うのは私だけだな、きっと…orz
 そんなわけで、何が何だかよくわからん。読みながら「ぇっと…この名前は誰だっけ…?^^;」などとやっていたら、サスペンス方面の流れを追うのを忘れました。<おいおいおい;;; しっかりしろよ~;;
 とはいえ、さすがにヒーローとヒロインの名前とキャラは覚えられましたが。って…それを覚えられなかったら病院行った方がいいぞ、自分;;; この作品の前に関連作がいくつか出ているらしいので、順番に読んだほうがよかったのかもしれない。私にとってはこの作家の作品はこれが初めてなので、飛び込む場所を間違えたような気がいたします^^;
 悲劇的な少年期を経て過酷な職業を生業にしていたためか、心の内を誰にも見せないヒーロー。そんな彼の心の分厚い壁に、序盤で書かれている任務でひびが入り……こういうキャラ、私の好みだw しかも、離れていた5年の間、女性を近づけることなくヒロイン一筋ってのは大ツボだww ヒロインも変にヒーローを突っぱねたりしないというところがいいし、もうこうなったら物語の他はどうでもいい。キャラだけで気に入っちゃったよ。<それもどうかと思うが;;;
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    03:25 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
16
 
 いつも不思議に思うことがあるんだが、ヒーローが言う「僕は君を傷つけたくないんだ。だが深い関係になってしまったら君を傷つけることになる」というような台詞に説得力がないという事実に、作者は気づいているのかいないのか。何だかんだと理由をつけてそんな台詞でヒロインの行動を止めようとするヒーローですが、もしそこで「私を子供扱いするのは私のためじゃなく、あなた自身のためでしょう。あなたのそんな態度が私を傷つけているのよ。本当に私を傷つけたくないと思うのなら、私を一人の人間として、女性として見て」なんて反論されたら、ヒーローの台詞は効力ゼロになるがな。
 実際、その台詞でヒロインが突き進もうとしている関係を押し止めようとするのには裏の理由があって、その理由は物語の最後に明かされるんだが、始めから冷静にそれを説いていればヒロインは無為に傷つくこともなかったわけで、そうしてはじめて「君を傷つけたくない」と言うヒーローの台詞に説得力が出るわけなんだが。とはいえ、そんなスムーズに説かれちゃったら物語としてのドラマ性に欠けるだろうと言われたら、それまでだが;;;; って…いや、そんなこともないかな。きちんと説けばヒロインは理解するだろうが、理解できたからといって気持ちもスッキリ整理されるかといえばそんなこともないだろうし、ヒロインの心では葛藤があるはずだし、ヒーローだって忍耐を試されることになるわけで、そんなんだってちゃんと物語になるよな。
 でも、まあ、最後まで読まないとわからないような純愛物でございます^^;;
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    06:02 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
15
 
 ヒーローが馬鹿です。4年前のクリスマスにヒロインに浴びせた罵詈雑言をひたすら後悔しているらしいが、それにしては相変わらず言わなくていいこと言って傷つけまくってます。それもヒロインの引力から逃れようとして必死になった結果だというのはわかるが、14も年下の娘相手になんて大人気ない醜態でせぅ^^;; しかも、逃げて逃げて逃げまくってきたのに逃げ切れず、とうとう捕まったと自覚したとたん、及び腰と言うか弱気と言うか……これまでズケズケ言っていたあの強気な勢いはどこへ行ったんだかと思うくらいのヘナチョコぶりが、いっそ笑えるかも;;;
 で、ヒロインですが、幼少時代から茨の道を歩んできたせいか、悟ったところのある面白いキャラ。似たような過去設定だと、たいがいは人生に対する怒りを積もらせた攻撃的なキャラにしてしまうものですが、このヒロインは諦めともいえるくらい静かに苦しみを受け止めてしまうところが、他にない魅力と言えるかも。もう少し怒れ! 諦めずにその状況を逆転させてみせるってくらいの気勢を持たんか! 他人の目を通して見た自分じゃなく、ちゃんと自分の目で自分を見なさい!! と、しばしば説教したくなって苛々しましたがw
 ともあれ、どうもこのシリーズは今のところこれが最後のようですが、新たな名前だのキャラだのが散らばっているし、関連作への伏線が……って、関連作を出すのは別にいいんだが、名前が覚えられないから変にいっぱい出さんで欲しい><;;
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    11:09 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
14
 
 能ある鷹は爪を隠すを地で行くヒーロー、無愛想で気難しくとっつきにくいキャラで通っていたんだが、ここに来ていきなり世話焼きでお茶目でスーパーマンじみたキャラに早代わりしました。てか、本来こういうキャラだったのかも? しかし、亡妻のことは愛していなかったとさらっと言ってたような気がするんだが、それにしてはモノローグで、二度と愛する人を失って苦しみたくないなどと言っておりますヒーロー、矛盾してないか、おい?;;; …もしかして、子供のことを言ってたのかな;;;<【人】というと、どうしても自分(この場合はヒーロー)と同等(年齢的立場的に)の人物(この場合、亡妻であって子供ではありえない)を差しているように思えるのは錯覚?;;<もし【愛する者】となっていたら、子供のことだと疑わなかっただろうけど…
 ヒロインは、ティーンエイジャーの頃、異性に現を抜かす女の子とは一線を画して有機栽培野菜のことを考えていたという、変り種。しかし、このちょっと変わったキャラという設定はあまり活かされていたようには見えなかった。んで、彼女の飼っている子犬の父犬が、『テキサスの恋』シリーズに登場のトム・ウォーカーだとか……てか、なんつーつながり方だ…犬つながりって…www<読んだとたんに爆笑した^^;<衝撃の【ヒーローの名前そのまんま】タイトルでよく覚えていたらしいw
 この物語の見所というか読みどころは、やはりヒーローが隠していた爪をにょっきり出して、真の姿を現すところと、それを目の当たりにした牧童頭の傭兵至上主義者「俺様強いぜ!」ハーリーが度肝を抜くところでございましょうw<って…;;; それ、ロマンス小説の読み方と違う!!
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    11:08 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
13
 
 狙った獲物は逃がさない…じゃなくて、時期がするのを虎視眈々…と言うほど恐ろしげでもなくて…;;;; 余計なものをそぎ落とせば、結局純愛物といえるのかも、この物語り…^^;
 一度はヒロインが若すぎたため、危険から遠ざけようとわざと追い払ったヒーローですが、その後ずっと彼女を待っていたという忍耐強さと、この作者では希少な傲慢さの欠片も見えないキャラがよかった。そして、ヒロインは追い払われてもやはりヒーローを思ってきた、この作者では定番のキャラ。
 ただ、そんな二人の恋の行方よりも、どちらかと言うとこの物語は今後の物語のための、事前準備編みたいな物で、チラッと顔を見せるとか会話の中にだけ名前が出てくるという形で、たくさんのキャラが登場いたします。前作までのキャラたちの名前も出てきて、彼らとどういう繋がりがあるのかは、この物語を読めばほとんど理解できるようです。
 ちなみに、3作目の主役だったディエゴたちの間の最初の子供は、高校生だなんて話がw そこから考えても、この物語の主役たちと3作目までの主役たちとは世代が違うらしいことがわかる。3作目までのヒーローたちは、今や[伝説]になっているらしいしな^^; そして中継ぎ扱いらしい4作目のヒーローは、ただのソフトウェア会社の経営者という一般民じゃなかったらしい……なんか、潜入捜査官という過去があったとか……って、それ、作者が後になってその設定追加したんじゃないだろうかという気がいたします。
 ま、とりあえず、この後の物語を読むなら、この物語は読んでおいたほうがいいという感じのする作品でございました。だからといって、この物語が面白くなかったわけではなく、私的にはこの作家の作品にしては珍しく気に入っております^^
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    07:59 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
12
 
 シリーズの中に入れるにはちょっと異色というか…兵士といいつつ、ヒーローもヒロインもそっち関係の職業ではなく、ただ単にヒーローが三作目のヒーロー:ディエゴと縁があり、ちょろっと顔を出した程度なだけで、単体で読んでも楽しめる物語。てか、この作者にしてはかなり珍しくヒーローもヒロインも好感度の高いキャラでした。
 特にヒーローは態度の裏の動機が程度に即していたのがいい。…この作者のヒーローの態度は、動機付けがしてあっても、往々にしてやりすぎで過剰反応になりがちなので、読んでいて気分が悪くなることも多いのですが、この物語のヒーローはちゃんとバランスが取れていた。いつもコレくらい動機の程度と態度の程度のバランスが取れた書き方をしてくれるといいんだけどね;;;
 で、ヒロインはジェイン・A・クランツ系ヒロインで面白かった。つまり、裏表がない(嘘をつかないというわけではない)直線的な性格だが、時に突飛な言動に走ったりするキャラ。
 ヒーロー娘とヒロイン弟のコンビも面白かったw あ、ヒロイン両親もなかなか面白いキャラだったw
 ……ところで、ヒーローの名前がな…;;; あらすじ打って変換したら【寒天】って……orz 食い物かよ、ヒーロー…;;;;
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    03:37 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
11
 
 馬鹿男に馬鹿娘が…… と、思いっきりげんなりした物語。
 とにかく、逢引のお誘いをしたためるのはどーでもいいが、どーしてそんなプライベートなものを自分の部屋で書かずに父親の書斎で書くかな、ヒロイン。しかも、結局出さずに破棄したのはいいが、どーして丸めて机の上に放り出しただけで破棄したことになるのかな、ヒロイン。プライベートな手紙は自分の部屋で書き、破棄するときはゴミ箱に捨てるくらいの機転は、小学生にもあるぞ。父親に見られたらどうなるかぐらい想像できるだろうに、中途半端でいい加減なことをしておいて、さらに戦闘のプロであるヒーローが一人で外をうろうろするのは危険だからやめるようにと言っていたにもかかわらず、家にいるのが退屈だからと人の忠告も無視して出て行って危険に巻き込まれて……って、ヒロインのお頭は小学生以下か? その20歳のときの自分を振り返って「子供だった」などと言っているが、同じ子供でも20歳と10歳では差があって当然なのに、20歳のヒロインのやっていることが10歳並みってのが、どうにも拒否反応を起こしました。ハリセンどころか、埋めてしまえ!と。それから5年ほど経っている現在にしても、大して変わっていないように見えるので、冷笑的な見方しかできず面白味が感じられない。
 ヒーローが良ければかなり救われるところだが、このヒーローにしてもヒロインより15歳近く年上のくせに、ヒロインにはめられたなどと言ってヒロインの言い分も聞かずに決めつけた上に、大人気ない対応を取り続ける姿には幻滅以外に感じられない。
 てなことで、1つ星。


【あらすじ】
    02:43 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
10
 
 前作、名前は早くから出ていたものの姿を見せたのは最後の最後で、頭上に大きく【女嫌い】の看板を掲げていたヒーロー。あれから五年が過ぎたらしいが、相変わらずの女嫌いらしく、飛行機でヒロインと隣り合わせたときには、どうせ同じ女なら鑑賞に耐える容姿のほうがまだよかったのに…みたいな、無礼千万なことを考えていたくせに、翌日にはそのヒロインにプロポーズ……って……おーまーえーはぁ~~~!! 【女嫌い】の看板は伊達かっ!? ビシッ!<ぁあっ!?;; どーしてそこでハリセンが!?;;;;<あ…;;; 何か、つい、雰囲気というか、勢いというか^^;;<「無礼千万なモノローグにハリセン」が正解だろうに、「看板に偽り有りにハリセン」かよ;;;<ご、ごめんなさい;; 次は頑張りますっ;;;
 豊満な胸に注目されるのを嫌って水着の上にシャツを着て隠そうとしているヒロインを見たヒーローは、よほど貧弱な胸なんだろうか…と考えておりますが、貧弱と豊満の差をシャツ一枚でごまかせるわけないだろ~!? どこに目をつけてるんだ!! 貴様の目は節穴かーっ!? バシッ!<うむ。今回のハリセンは正解だな。<正解? よかった~(〃∇〃)<ま、ハリセンが飛ぶようなことでもないと思うがな。<はぅっ…o_ _)oパタリ
 ともかく、女嫌いの看板を下ろしたとたんに結婚にノリノリのヒーローに苦笑い。何て極端な奴;;; 極端すぎて笑えるキャラだw
 何だかんだとヒーローを晒し者にしておりますが、ヒロインはというと、どうもちょっと夢見る夢子チャン的な感じがして……夢から醒めて後は結構好感が持てましたが、何となく影の薄いキャラでした。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    07:33 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
09
 
 威勢のいいヒロイン。ヒーローの観察によると、ロマンス小説が好きらしい……が、どうやらその中でもサスペンス系は読んでいないらしいと思えるのが、物語中でヒーローと昔の仲間が調達できた武器について話しているときに「ウージーって何?」などと好奇心丸出して口を挟む場面。ウージー(たまに「ウジ」と訳されているときもあるが)はミリタリー系サスペンスでは定番と言っていいくらい登場するし、アクション映画の中でもよく耳にする名前のはずで、それを知らないというのはおかしいだろう^^;; よほどミリタリー系の物語りも映画も排除してこなければ、それがどこの国で作られているとかどんな人間が主に使うかなんてことまでは知らないにしても、ウージーと言われたら自動小銃だくらいにはわかると思うんだが。<RPGと言われたら、つい「ロール・プレイング・ゲーム」と読みたくなるが^^;
 物語の中にリアリティを持ち込みたいがため、日常しか知らないヒロインというのを強調するためにそんな台詞を言わせたんだろうとは思うが、あまりにわざとらしい;; てか、逆に現実味のない台詞に思える;;; そのおかげで、その台詞を読んだ瞬間、すー…っと醒めちゃって、どうもヒロインに共感できなくなった。
 でもって、ヒーローはどうかといえば、言動の山や谷が大きすぎてついて行けん。<それは毎度のことだろう;;;
 ヒロインに対するヒーローの虐待度は低めで良かったんだが、読んでいて飽きた。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    06:26 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
08
 
 ヒーローは医者…と言っても臨床医ではなく、研究医。しかも個人で研究しているというのがなんとも現実離れしております。それに住居が昔の修道院だっていうのも、タダモノではございません。とはいえ、物語だしな^^;;;
 それはともかく、舞台となるのがヒーローの住んでいる古い修道院で、修道士の肖像画がずらっと並んでいる場所があったり、部屋という部屋には鍵がかかっていたり、なんとも不気味な雰囲気が。そしてサスペンス要素が物語の不気味さに拍車をかけております。要所要所に挟まれる、謎の犯人のモノローグが読み手の危機感を上手く煽ってくれまして…
 いや、面白かったw キャラについては特にこれと言って気に入ったところも気に入らないところもなく、キャラより展開で楽しめる物語だった。
 ということで、4つ星。


【あらすじ】
    02:18 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
07
 
 重いぃ~……;;;; 確か数年前に、某設計会社が請け負ったマンションの欠陥建築で問題になったことがあったと思うけど、その事件を思い出すような物語。リアルの問題では設計だけに責任があるわけでもなく、建築業界の構造自体がコストと利益と受注できる価格の低さと発注者の気まぐれとで首が回らないという危険な状態で、根本的なところに問題があるわけだが……それを考えるとこの物語での建築問題は、責任の所在がはっきりしていてわかりやすい。
 とはいえ、罪を追求されるべき人物は早々にトンズラして、ヒーローが生贄として集中砲火に晒されるという苦い状況だったり、ヒロインが火事によるアパートの倒壊で何を失ったかを考えると、簡単な問題とは言えないのが事実で……やっぱり、重いぃぃ~……;;;
 にしてもヒーロー、その事件が起こる前に友人に忠告されていたにもかかわらず、耳を貸さなかったためにこんなことになってしまった…などと後悔していながら、ヒロインとの一件での忠告も再び耳を貸さず、独断で突っ走るとは……懲りないのか、お前さんは;;;; って、懲りて忠告に耳を貸し、ヒロインに近づかなかったら物語りになりませんが^^;;;;
 しかし、罪のない匿名のラブレターのはずが、自分の知らないところで利用されて大事になっちゃったと知ったときには、あの純情青年も腰抜かしただろうな。ヒロインへの思いは報われず、画家としても世に名を残す作品を出すこともなく、勇敢に戦ったとかいうんでもなく罠に仕掛ける餌にされて殺されちゃったというのは……特に気に入っているというわけでもないどうでもいいキャラではありますが、はっきり言ってこの物語で一番悲劇を背負っているのはこの青年ではなかろうかと思うですよTT
 ともかく、重い問題に苦悩満載悲劇満載の物語で、楽しんだとか面白かったと言うよりも、ただ読み終えて「……ふぅ……」と溜息が出た物語でした^^;;
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    08:57 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
06
 
 ヒーロー泣かせの作家といったら、この作者の右に出る者なし! ……「ヒーロー泣かせ」と言っても、ヒロインを介して引っ張りまわし混乱のドツボに叩き込むといった類の「ヒーロー泣かせ」ではございません。ここ(のシーン)で泣け!泣くんだ、ヒーロー!そ~ら泣きたくなってきただろう?よーしよし、さあ、男なら涙を見せてみろ!! かくしてヒーローは神(作者)の声に突き動かされ、滂沱の涙を流すのであった。という意味でございます^^ <って…何考えてんだ、私;;;;
 大御所と言える作家なので、作品数もそれなりにあるはずですが、私はまだまだほんの少ししか読んでおりませんこの作家(別のPNも含めて)の作品ですが―――私の読んだ作品がたまたまそうだったというだけならいざ知らず―――まだまだ一桁数しか読んでいないのに記憶にあるだけでも3か4作品くらいのヒーローが、程度の差こそあれ泣いています。
 そしてこの物語のヒーローも作者の餌食になり……読んだ作品数は少ないながらも、これまでで一番涙を見せているヒーローかとw タフな大男で鈍感と言われつつ、しかし繊細な一面を隠し持っているキャラでした。
 で、ヒロインのほうはというと、基本的には壊れ物っぽい女性らしさを持つものの、極限状態においては不屈の闘志を発揮するタイプらしい。
 同作家他作品と比べるとヒロインの魅力はあるほうですが、この作者の基本はやはり、ヒーローの魅力のようだとあらためて確信するような物語でした。
 ということで、4つ星。


【あらすじ】
    12:02 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
05
 
 人と人とをつなぐものは【共感】だが、共感と一口に言ってもその範囲は広い。あまり意図せずに得ている共感といえば、【同じとき同じ場所で同じものを見、同じものを体験している】という、思い出の共有から生まれる共感だと思う。誰でも昔を思い出したとき、同じ体験を共有することで喜怒哀楽を共にし、共感することで友情や仲間意識が深まったことがあるのに気づくと思う。
 だが、過去にそういった共有する思い出を持たない者同士が、お互いのつながりを持とうとするときにどうするかと言えば、自分の過去を話すことで相手に間接的体験の場を提供し、その過去の自分の感情を相手に話すことで間接的に思い出を共有し、話者の過去の感情に聞き手が共感するという機会を作るわけだ。自分の昔話をしたり相手の昔話を聞いたりすることで、自分と相手の間に共感が生まれ、それまでより親近感を覚えるようになったという体験は、誰でも記憶にあるんじゃないだろうか。
 ただ、間接的体験の共有というのは、一方だけが提供しているだけでは成り立たない。そういう状態では、はじめは共感が生まれたとしても、共感することを押し付ける形になり、逆に共感が薄れていくことになる。つまり、間接的体験の共有は双方向から提供されなければ共感は続かないということだ。そしてそれが、この物語の二人が陥っている危機だったりする。
 楽しいことや嬉しいことを話して聞かせるのは簡単だが、苦しみや悩みとなると簡単には話せないという人は多い。そしてヒーローもそんな大勢のうちの一人。けれど人生は楽しいことだけではない。苦しんだり悩んだり屈辱を感じたりしながら人は生きている。そこで何かを学び、何かを考え、そうやって人間は成長し、現在の自分が作られているわけで、過去の苦悩の記憶をなかったことにはできないのだ。その記憶に蓋をし、口を閉ざすことは、共感を拒否することになり、それはそのままヒーローがヒロインを拒絶していることになる。そしてそれをヒロインは感じとっているのだ。馬鹿な男だな;;;
 そんな状態を二人がどう乗り越えていくか、それがこの物語であります。つまり、かなり重くて笑いどころなしということで^^;;;
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    06:33 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
04
 
 ボスに恋する気持ちを秘めつつ献身的に働く有能で地味な秘書ヒロインと、ヒロインの気持ちにも美しさにも価値にも気づかず女性をとっかえひっかえする鈍感ボスのヒーロー。定番でございます。
 ヒーローの事業を一から支えてきたヒロインなので、恋心にヒーローが気づいて応えようが応えまいが、どちらにしろ心情的には、ヒーローにとって自分はなくてはならない存在という重要な位置にいるものと思っていて当然だ。特に仕事で大きな契約を取ったお祝いときたら、当然自分と共に祝おうと言っているのだと思うのが正常な感覚だろう。にもかかわらず、ヒーローは仕事上で自分を助けてくれているヒロインをないがしろにして、どうでもいい女性と祝おうとしているというのだから、とんでもない大馬鹿者で……ドカッ!……あ、ごめんなさい、手が滑ってヒーローの頭に10tハンマー落としちゃったw うふっw<うふっw…じゃないだろう;;; わざとだろう、それは;;;
 ブチキレて辞表を突きつけたヒロインの気持ちはよくわかるが、その前に「仕事とは何の関係もない女性と祝うと言うんですか? さも、その成功は自分ひとりで成し遂げたかのように? 私の功績はまったく関係ない、と? なるほど、私の働きは契約の成立とは何の関係もないのだから祝いの席に招待する必要などないと、そうおっしゃるわけですね?」てな厭味の一つ二つは言ってもいいぞ、ヒロイン。私が許す! てか、激しく奨励!
 ま、あとは、ヒーローの馬鹿さ加減にハリセン振り回しつつ読んでおりました。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    02:45 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
03
 
 ブラックホーク一族離散事件(<何それ;;)に決着がつくこの物語。通常の二倍のボリューム、シリーズ中深刻度MAX、サスペンス風味にパラノーマルなトッピングの物語……って…;;;; 自分で言ってて馬鹿じゃないかと思いました^^;;;<多分、物語があまりにシリアスだったため、笑い欠乏症に陥ったんだ…ということにしといてくれぃっ!><;
 いかついヒーロー、ヒロインへの気持ちを認めたとたん、ベタベタに甘い男になる……てなところは笑えるかもw
 ……確かに楽しめたんだが、どうも特筆すべきものが見つからない。ヒーローの気難しさやら、ヒロインの立場上の自責の念や、二人が幼少時期の思い出を共有していたことや、ヒーローが下宿していた大家さんのマンマ・ミーア!(<口語意「何てこった~!」ではなく、直意「おかあちゃ~ん!」で読むべし!<つか、大家さん、スペイン系なのに、何でイタリア語なんだよ;;)な個性とか、ヒロインに噛み付いたヒーロー犬とか、けっこう小さいブツはあるんだが何だかんだで物語に溶け込んじゃってます。なんて書くと、何だか面白くなさそうな物語に思えるが、実際はいい意味で溶け込んでいるということで、チョコレート・サンデーというよりチョコレート・シェイクみたいなものでございます。<って、また食い物に例えるか、私;;;
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    02:07 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
02
 
 10作目ヒロイン:クレアの親友である今作ヒロインは……【マーサ・スチュワート】もどき…?w アメリカのカリスマ主婦マーサ…しかしどうやら彼女は主婦というよりビジネスウーマンで、料理の手つきは心もとなく、およそ日頃から料理をする人の手つきとは言えないんだとか……インサイダー問題で実刑を受けたり【主婦】のイメージだけで中身はまったく違うということを暴露されたりしたらしいが、それでもカリスマ主婦としての人気は不動らしく、それだけでもすごいな~と思う御方であります。
 で、カリスマ主婦と言ったらマーサを思い浮かべる中で、この物語のヒロインは結婚経験のない独身ですが、マーサよりもカリスマ主婦にふさわしいキャラでございます。料理もちゃんと自分で作れるようですし、しかもかなり可愛いキャラ。はじめは何だかぱっとしない見かけですが、そんな中にもヒーローに訴えるものがあったらしく、ヒーローは彼女が表紙の雑誌を見て「キュートだ」とポロっとモノログっておりますw 笑えたw
 そんな調子で、直感でヒロインに何か感じたヒーローは、ヒロインに惹かれていく自分の気持ちを深く考えることもなく、ずぶずぶと深みにはまっていくのであります。おもろい奴じゃw
 ちなみにこのヒーローは、10作目ヒーローの弟で、今回、ヒロインもヒーローも10作目と切っても切れない関係のようでw シリーズとしてキャラがつながっているので、飛ばして単独で読むよりまとめて読むほうがより面白いのは言うまでもないことですが、1作1作は単独で読んで楽しめないわけではないこのシリーズ。しかしあえて言いたい。この物語を読む前に、ぜひ10作目を読んでおくことをお勧めいたします。
 ということで、5つ星。


【あらすじ】
    06:27 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
01
 
 舞台はウルフ・リバーですが、これまでのシリーズには登場したこともなく、主役を飾ってきたキャラとのつながりも[同じ町に住む]というくらいにしかないので、シリーズ中の閑話休題的物語。番外編と言ってもいいかも。
 さて…閑話休題と言っても軽い内容ではなく、ネタは便宜結婚です。前妻が自分の子供を生んでいたことを知らなかったヒーローが、娘の親権を手に入れるためにヒロインに便宜結婚を申し込むわけですが、いったんはそんな結婚なんてとヒロインは断っています。自分が結婚というものに何を求めているのかよくわかっているわけですが、それは美人でもなければ積極的にもなれないぱっとしない自分を考えると、非現実的な御伽噺なのかもしれないと思ってしまうヒロインが何だか切なかった。
 笑えるようなところはどこにもないんですが、その代わり、ビシバシとハリセンを振れるところ満載の物語でありますw 情状酌量の余地など考えず、寛容なヒロインに成り代わってヒーローの背後に控え、タイミングを逃さずハリセンでシバキ倒すとスッキリいたします^^ たぶんヒロインも見て見ぬ振りをしてくれることでしょう。<ホントかいな;;
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    13:34 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
ちょっとお知らせ
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 ご来訪、ありがとうございます。残念ながら、当ブログは依然、ほとんど休止中であります。
 待たせに待たせておりますが、まだまだ辛抱強くお待ちいただけると…沙月さん、泣いて喜びます。
 【2010年4月現在】

-- E N D --
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プロフィール

砂原沙月

Author:砂原沙月
 メモの9割以上がロマンス小説。時々ミステリー小説も入り込んでおります。ジャンルはコメントが投稿されたテーマでご確認ください。
 10/5月現在。再読の山を切り崩しながら、過去日付で追加しております。ほとんどあらすじを写すだけでレビューなしの、読んだよ記録にしかなってませんが。とにかく片付くまで頑張ります^^;;;
 沙月のTwitterはこちら↓
http://twitter.com/satuki01

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