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 お待たせいたしました〜! 『妖精の丘にふたたび3(アウトランダー12)』ダイアナ・ガバルドン作のコメントを、2006年8月20日付けでUPしました。
 行方不明だった一冊、書籍の遺跡ではなく、何とDVDの棚に隠れてました! ど〜してそんなところにぃぃ〜〜〜〜!TT
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 『恋のレシピはいかが?』エリザベス・ハービソン作の関連前作に当たる『十二時の鐘が鳴るまで』のコメントを、2008年2月29日付けでUPしました。

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プロフィール

砂原沙月

Author:砂原沙月
 メモの9割以上がロマンス小説。最近は時々ミステリー小説も入り込んでおります。ジャンルはコメントが投稿されたテーマでご確認ください。
 08/5月現在、溜めまくって要再読になっているメモ待ちがたくさん残っております。約1年かけて消化してきましたが、4/5残ってます^^;;; いつになったら片付くのか、途方に暮れるこの頃でございます;;;;

 星評価は、主観による私のお気に入り度であって、他の方へのお勧め度ではありませんので、ご注意ください。

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夢想螺旋
HQなどのロマンス系小説の読後メモを中心に、ごちゃごちゃと。 共通の趣味を持つ方と知り合えれば儲け物と思っているようなブログです。

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結婚という名の悪夢/ジェイン・ポーター 
2007.10.31 Wed 00:13
 EDシーンでのヒーローの台詞。
「救いを求めていない者を救おうとしても無駄だと思い知らされたよ」
 まったくその通りなんですが、相手を気にかけているとどうしてもそのまま放っては置けない気持ちになるものです。しかも、手を尽くさなければまるで自分が薄情者にでもなったかのような気になってくるのが厄介なところ。
 本当は、相手の苦しみに自分の感情をシンクロさせず、自分にできることがどこまでなのか冷静に見極めて、相手に現状を理解させて打開策を提示し、心を鬼にしてどこまでは手を貸せるがどこからは貸せないとはっきり伝え、相手が人に寄りかかったままでなく自分の足で立てるように道を示すべきなんだが。それがつまるところ、救いが必要にもかかわらず救いを求めていない者に救いが必要であることを自覚させ、適切な救いが与えられるように導くことになるわけで。
 それに気づくまで、時間かかりすぎだ、ヒーロー…ビシバシっ!という感じでした^^;<何気にハリセンの音が…w
 ヒロインに関しては、等身大で変に自分の気持ちを隠してプライドを守ることもしていないし、好感が持てましたw
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
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 アレクサンドラは、いつか映画製作に携わる日を夢見て、ハリウッドの撮影所で事務員として働いている。
 ある日、彼女は憧れの俳優からランチに招待された。ウルフ・ケリック。今をときめく大スターだ。
 天にものぼる心地で約束の場所に出向くと、いきなり頼み事を切り出される。
「四週間、ぼくの愛人のふりをしてほしい」
 引き受ければ、近い将来、助監督に抜擢するという。
 だけど、なぜ私なの? 地味で、美しくもないのに……。
 いぶかりながらも、彼女は人生を変えるチャンスに賭けた。
[HQ:07/10月]

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

category:Memo
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花嫁の胸騒ぎ/リー・ウィルソン 
2007.10.30 Tue 04:23
 旅先のコンサート会場で一目惚れし、しかし一言も言葉を交わすことなくその場を後にして6年間、思い出を胸にしまっていたヒロイン、ヒーローが画策した偶然の再会で、夢に迷い込んだようにボーっと感慨に浸る暇もないうちにヒーローのペースに巻き込まれて、後は何が何やら…という感じの物語です。時折ふと現実にもどり疑問を持ったりしているんですが、突き詰めて考える暇をヒーローが与えてくれず、って感じがはっきり出ていて、読んでいるほうはハラハラいたしますw
 ヒーローのほうもどうやら6年前に一目惚れしていたらしいというのが、何とも微笑ましいw
 一目惚れの思い出と、策略のある出会いという、相反する性質が物語を緊張のある物にしていて、ヒロインのほうは裏でどんな策略がめぐらされているのかまったく気づかぬ獲物、ヒーローは捕食者という役割どころを振られており、物語はヒロイン側に立って読むように、ヒロイン視点で話が進んでいき、ボーっとしているヒロインに代わって、何かがおかしいと読者が疑問を持つようにできています。
 それで十分なのかもしれませんが、ヒーロー視点の場面やモノローグもいれて彼の策略と本音の葛藤を書き込んで、ヒロインにとっては物事の進みかたが早すぎるだけで幸せいっぱいという、惰性的なストーリーの進みかたにせず、ヒロインが感じている夢物語に、いつ爆弾が落ちてもおかしくないという緊張感を張り巡らせたほうが、読み手に飽きる暇を与えなかったんじゃないかな。実際、種明かしを最後まで引っ張られすぎて、しかもそれまでの物事の進み方にはスピードがあっても起伏がないので平凡になってしまい、飽きが感じられたので。
 ということで、3つ星。


【あらすじ】
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 べサニーはアンティークショップのバイヤー。骨董品の買い付けに行った帰り、寂しい峠道をまわることにした。そこは六年前、彼女が恋に落ちた思い出の地だったからだ。
 ジョエルという名前しか知らず、話すこともなかった初恋の人。以来、べサニーの心から彼の面影が消えた日はなかった。
 でもまさか、パンクして峠で立ち往生したとき、ジョエルその人が車で通りかかり、助けてくれるなんて!
 しかも濃霧で動けず、二人はホテルの一つベッドで夜をともにした。
 彼こそ運命の人―――夢心地で幸せな気持ちに包まれたべサニーは、行きの道でも同じ車が後ろにいたことなど思い出しもしなかった。
[HQ:07/10月]

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

category:Memo
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星降る丘で(バロン家の恋物語1)/サンドラ・マートン 
2007.10.29 Mon 01:21
 ヒーローもヒロインも…おばかさん;;;
 まずヒロイン、自己主張せずに気づいてもらおうというのは虫が良すぎる。そして、何も説明しないまま最後通牒を突きつけ、わからないほうが悪いと腹を立てるのはやり方が汚い。心情は理解できるけどね^^;
 そしてヒーロー、何かがおかしいと気づいていて、ヒロインの態度が変わったことに苛立つ気持ちもわかるが、そこで原因を考え突き止めようとせずに、さも自分は傷ついている、こんな結婚はやめたほうがいいに決まってるという方向へ行っちゃうのは、あまりに利己的だし薄情だ。そもそも、自分は変わっていないのに相手が変わったとして、不和の原因がわからないなら、自分の何かが相手を傷つけているからだと気づけよ;;;
 とは言っても、ヒーローはヒロインに不満があるのかどうか聞いてはいるんだが。聞き方が悪かったのか、モノローグで書かれているため状況がはっきりしないのだが、冷たくあしらわれてしまって凹んだらしい。そこのところはヒーローの歩み寄りをはねつけたヒロインのほうに非があると思うが。
 ま、ともかく、全編通して結局は痴話喧嘩物語りなわけです^^;
 てなことで、3つ星で。


【あらすじ】
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 バロン家の次男ゲイジは世界各地にリゾートホテルを建て、大成功を収めていたが、このところ憂鬱な日々を送っていた。妻のナタリーがなぜか妙によそよそしく、冷たいのだ。
 ある夜、ゲイジはパーティ会場で正装した美しい妻を見て、かつての熱い関係を甦らせようと彼女を追いかける。だが激しいキスのあと、ナタリーは言った―――離婚したいの、と。
 彼女の言葉にゲイジは大きなショックを受けるが、結婚生活が破綻しかけているのは事実だった。
 その翌日、ナタリーが家を出るとすぐ、ゲイジのもとに、テキサスに住む父親の誕生パーティの案内状が届いた。妻への愛を断ち切れないゲイジは策を弄してナタリーを説得し、思い出の地テキサスへと連れていった……。
[HQ:07/10月]

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

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いつか愛の言葉を/アン・メイジャー…[初めて出会う恋] 
2007.10.28 Sun 02:43
 男嫌いが高じて女の園の教祖(?w)となったヒロインの母「男は敵よ!!」 VS. 愛人とっかえひっかえの妻を憎むあまり妻殺しの濡れ衣を着せられて女性不信になったヒーロー「女なんか信用できるか!」 飽くなき戦いはどちらの信念が勝利を得るか!? …………て……ヒロインはどこだよ……ぁ…あんなところにふわふわと漂ってる……<て、何それ!?w
 ぃやぁ…女だけの特殊な環境で育ったゆえか、このヒロイン、めっちゃ浮世離れした雰囲気がありましてw ちょっとよくわからないです、このキャラ^^;
 よくわからないと言えば、ヒーローもなかなか理解しがたいものがあるんですけどね;;
 まあ、ヒロインを狙った犯人は、やっぱりこいつかぁ〜というオチも微妙なところで、全体的に「何なんだろうこの物語…;;;」という何ともよくわからん感じが残りました。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
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「あそこにいる、あのカウボーイは誰?」
 突然、母が言った。ストーミーもその男には気づいていた。そして、彼がつばの広い帽子の下から、彼女をじっと見つめていることにも。
 今日は、ストーミーの個展の日。ビバリーヒルズのギャラリーには彼女の絵が並べられ、そのまわりには着飾った人々が集まっている。そんな雰囲気の中で、ステットソン帽をかぶり、ジーンズにウエスタンシャツを着た彼の姿はよく目立つ。
 ストーミーは、女性解放運動の指導者を母に持ち、男性のいない、女性ばかりのコミューンで育てられた。
「あんな男に近づいてはだめよ」
 母の言葉を理解しながらも、ストーミーは彼に魅力を感じずにはいられなかった。
 彼のような男がなぜこんなところに?
 ストーミーの心はあやしく騒いだ。
[HQ:07/10月]

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クリスマスの受難/キャロル・モーティマー 
2007.10.27 Sat 05:34
 ……わけわからん……;;<ばっさり切って捨てたか;;;;
 や、わけわからんのはヒロインだ。ヒーローを5年間愛してきたというんだが、常識的にというか超能力でもない限り、その人物を愛せるかどうかは自分の見ている面で判断するものであって、そうなるとヒロインにとってヒーローは腹が立つ嫌な人物以外に位置づけられそうもない。例えば、表向きはあんな人だが本当はこんないい面を隠してるに違いない、と思える何かがあって初めて愛すべき人だと判断できるんであって、その【こんないい面】は絶対ありえないと思っているくせに、どうして愛せるんだ? 何と言うか、ヒロインの気持ちにまるで説得力がない。
 ヒーローはかなり屈折している扱いにくいタイプだが、この物語で体験したさまざまな事から、彼が人間らしい本来持っていた要素を取り戻すわけで、本当に書かれるべきなのはヒロインの視点ではなくヒーローの視点だということは明白かと。
 つまり、説得力の欠けるわけわからんヒロインの心情は一切書かず、ヒーローに視点を据えて物語の流れとともに彼の心の変化を書いていくべき。ヒロインの心情が書かれなければ、ヒロインがヒーローのどこを見て愛するようになったのか、読み手は疑問に思わずにすむし、疑問に思わなければ彼女にも共感しやすくなるわけで。それと同時にヒーローの視点で彼の心情が語られていれば、読み手は彼の表面上の態度に理解も及ぶし、共感できるはずだ。そうなっていれば、文句なく5つ星の作品になっていたに違いない。
 が、残念、2つ星。


【あらすじ】
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 愛する男性から女性とさえ思われていない場合、人はどのくらい我慢できるだろう?
 キャシー・ギルバートの場合、五年間その苦しみに耐えた。ドンレイ社に入社して以来、社長のドミニクを愛し、個人秘書として献身的に働いてきた。
 でも、それも限界。これ以上無視され続けたら、誇りすらなくしてしまう……。
 そう思ってキャシーはクリスマス前のある日、ドミニクに辞表をつきつけた。だが、彼の見せた反応はまったく予想しないものだった。
[HQ:07/10月]

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結ばれない二人(恋人は大富豪10)/エミリー・ローズ 
2007.10.26 Fri 05:55
 EDシーンへ向かう場面転換直後のヒーローの台詞、「缶詰の鰯にでもなったような気分だ」……って、それ、どーゆー気分ですか!?www 缶詰なんて単語が出てきた理由は少し読み進めればわかるけど、それにしても、缶詰の【鰯】って…wwww 缶の中で「う〜ん、極楽極楽…」なんてわけないだろうけど、頭落とされた鰯がごろ寝しながら「おい、お前、俺の肋骨に肘鉄入れただろう!」「それは事実無根ですよ。なぜなら僕には肘がないんですから」とか言ってたり……しないってwwwww<妙なツボに入ったらしい^^;
 それはともかく、ヒーロー自身も作中で言っておりますが、現代版ロミオとジュリエット的物語でございます。もっとも、元のロミオとジュリエットは親と戦わずして逃げたヘタレですが、この二人は窮鼠猫を噛むというか背水の陣でもって立ち向かいました。がんばったな、二人ともw
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 雑誌社で働くオーブリーは、社長である父から、ライバル社の税務担当者と会って情報を引き出せと命じられた。
 スパイ行為のようで気は進まないが、仕事だからしかたない。そう割り切って早めに待ち合わせの店に行った彼女は、ひどく魅力的な男性に相席を頼まれる。
 約束の相手が来るまでのあいだ、オーブリーは彼と軽妙な会話を楽しみ、いつしか仕事のことも忘れ、すっかり彼の虜になった。そして別れ際、男性は名刺を彼女に差し出した。
 これでまた会えるわ……そんなオーブリーの喜びは、名刺に視線を落とした瞬間、吹き飛んだ。
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愛はめぐって/ベティ・ニールズ 
2007.10.25 Thu 06:09
 威勢のいいヒロインですw ただ、ヒーローが結婚相手にどうだろうかと考えている意地悪女が登場し、彼女のことをどう思ったかとヒーローにたずねられたとき、どうして冷静な態度で感情を排除した調子で率直な意見を言わないのかな。
 美人で可愛らしい容姿をしているが、人によって態度を変えたし、狡賢くて本質的な性格は悪いだろう、見る人が見ればわかるはずだ、と。そういうのはただ見たままを言った意見であって、悪口ではないんだし。聞かれたんだから、率直にそう言ってしまえばいいのに。
 そういう女性と付き合うことでヒロインの目にヒーローがどう映るか、評価が下がっても上がることはないとわかるだろうし、破れかぶれの無駄な足搔きでヒロインの気分を害したり傷つけたりすることもしなかったろうに。
 まぁ、この作者にしてはわかりやすいヒーローではあったがw
 てなことで、4つ星で。


【あらすじ】
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 今日からここが私のお城になるのね。
 身寄りのないヘンリエッタは、看護師として十年間働いてきた。二十九歳になって、結婚が気になってきたころ、彼女は存在も知らなかった伯母から遺産を譲り受ける。
 それはオランダにある、小さな家だった。
 みぞれ降るなか、ようやく到着したのは夜で、家は暗闇に包まれていた。ろうそくを灯してキッチンを調べているとき、足音が聞こえた。
 しまった。うっかり、ドアに鍵をかけるのを忘れていたわ。
 しかし彼女は落ち着いて、侵入者に出ていくよう告げる。
「ずいぶん横柄だな。君の地主なのに」
 ハンサムな男性が笑った。
[HQ:07/10月]

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花嫁は片思い?/ベティ・ニールズ 
2007.10.24 Wed 09:06
 なんというか、相変わらず作者デフォなヒーロー像でございます。さりげなく有無を言わせず食事に連れ出し、さりげなく家に連れて行き、罠にかけるようなプロポーズにうんと言わせ、首尾よく妻としてお持ち帰り……しかし、どういうわけか寝室は別で、自分の気持ちは一言も漏らさず、ヒロインに不安を押し付けるという。ハリセンだ!<唐突に宣言したな、おい;;
 してこのヒロインは、外見などは2番手デフォで美人で気立てよく家族円満。しかし性格のほうは完全に作者デフォで、仕事はできても私事には少々優柔不断な気のある曖昧さを漂わせております。そのせいか、ヒーローの言う、友情と信頼があれば愛なんて必要ないという感じの結婚の理由に、うっかりその通りだと思ってしまうところなどはハリセンものです。
 まったくの間違いだとは言いませんが、その理由で結婚しても大丈夫だと私が言う(実際某友に言ったが)としたら、プロポーズをしたヒーローのほうがヒロインを愛している場合で、そうれならその時点でヒロインがヒーローを愛していなかったとしても、信頼できて友情を感じるなら、そのうち愛するようになるだろうから、結局は愛のある結婚になるという見通しが立つからで。
 つまるところ、ヒーローがプロポーズのときに、さも自分もヒロインに愛情は持っていないよみたいな態度をとったのは、大間違いなんだぞ、と。しかも結婚した後もその態度を崩さないんだから、大馬鹿者だ。
 てなことで、3つ星。……そろそろこの作者の物語は飽きてきたかも知れん……;;;


【あらすじ】
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 ベアトリスは病院の研究棟で秘書として働いている。そこそこ快適な毎日だったが、一生ここにいると思うと不安だった。
 トムは結婚しようと言うけれど、それは開業医になるために父の力をあてにしているからで、私を愛しているからじゃない。
 トムとの不愉快な食事のあと、みじめな思いで泣いていた彼女は突然大きな手につかまれ、思わず悲鳴をあげた。
 あなたは! その男性は友人宅のパーティで紹介されたオランダ人ヘイスだった。
 あの時は、ハンサムだけれど不躾でなんて失礼な人かと思った……。
「よかったら、泣いているわけを聞かせてくれないかな」
 その落ち着いた態度に不思議な安らぎを覚え、気がつくとベアトリスは彼にすべてを話していた。
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ファーストダンスは誰と(誘惑の舞踏会3)/アン・メイジャー 
2007.10.23 Tue 07:41
 第一話と同様に、自分の望む姿と母親(伯母)の望む姿の違いに苦しんでいるヒロイン。しかもずっとヒーローを想ってきて、ヒーローもヒロインを想っているという状態にもかかわらず、ヒーローはヒロインが彼女の伯母の望む姿だと誤解している上に、身分違いだと思い込んでいて、八方塞の状態に。これではヒロインでなくとも爆発いたします。
 親はやはり我が子の将来に夢を見るものですが、親の夢を子供に押し付けるのは、やってはいけないことでしょう。押し付けているつもりはないんでしょうが、こうしろああしろという指図が、自分のためのものなのか子供のためのものなのか、そこのところよく考えなくては。子供のためと思っていても、突き詰めて考えると実は自分のため―――子供はこうあってほしい、子供にこういう未来を歩んでほしいという、自分の望み――――であって、実際に子供が目指しているものには必要ないことである場合も少なくないのだ。親として、子供の自発的意見を無視するのは良くないし、本来は親として一番考えるべきなのは、子供の自発的意見を真剣に受け止め、子供が目指す場所へ歩いていくための助言や支援を与えることなんではないだろうか。
 ま、この物語の場合、ヘタレなヒーローにボロボロにされながら、突破口がないような状態にもめげず、出口がないなら自分で作るとばかりにがむしゃらに突き進む根性を見せたヒロインに、理解を示して支援の手を差し伸べた伯父の存在が光ってましたw
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 フランキーは、おじの大牧場で暮らすカウガール。
 気の進まない社交界デビューを控え、エスコート役が決まらない。
 そんなとき、長身で頼りになるブロンドの男がふと心に浮かんだ。
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シンデレラへの招待(誘惑の舞踏会2)/クリスティン・リマー 
2007.10.23 Tue 05:25
 内気で臆病で冴えない見かけのヒロイン。幼少時代にほとんど人と接することなく育ったら、大人になっても人と接するのに臆するようになるだろうな。だって、どう対処すべきか学ぶ機会がなかったわけだから。とは言っても、それが本来の性格にはなりえないのも確か。どう対応すべきかを知って場数をこなせば慣れるわけで、慣れればそれほど臆することもなくなるんだし。そうして初めて、人と関わるのが好きなのか嫌いなのか、どう関わることを好むのかがわかってくるわけだが、それこそが本来自分が持っているものなんじゃないかな。
 で、ヒロインは、綺麗なドレスを着て舞踏会へ行くわけだが、その姿の自分は本来の自分ではないと思い込んでいる。つまり、普段の自分ではなく別人を演じているつもりでいるわけだ。が、服装を変え、髪型を変え、化粧を変え、名前を変え、普段の自分ではないように振る舞い、別人になった思ったとしても、それは本来自分の中にあった要素でしかない。もしも、服だの髪だの名前だのを変えただけで、元から持っていない要素を演じることができるとしたら、この世の女性は全員アカデミー賞ものの女優になれますってw つまり、自分が持っていない要素を演じるなんてことは、素人にできるわけがないってことで。自分にとって好ましい【別人】を演じることができたとしても、それはすでに元から自分の中にあったものなのだと気づきさえすれば、いくらでも自分を変えることができるんだというお話でした。
 ヒーローはといえば、変身前に何度かヒロインに会ったことがあるのに存在に気づかなかったのは失態だと自分を責めておりますが、無理だってw 以前はその人となりを理解できるだけの会話が成立してなかったんだもの。それなのに気づけたら、それはそれで怖いぞw まぁ、ヒロインの見かけだけで【注意を払う必要のない存在】だと無意識のうちに削除していたことについては、確かに反省の余地はあるともいえるが。
 ということで、4つ星。


【あらすじ】
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 ドレスショップで働くメアリーは、内気で臆病な性格。
 店で作るドレスを着て、憧れの相手と舞踏会で踊るのが夢だった。
 ある夜、彼女は店主のマーガレットに一着のドレスを見せられた。
[HQ:07/10月]

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恋と冒険のはじまり(誘惑の舞踏会1)/ビバリー・バートン 
2007.10.23 Tue 03:25
 「あなたのためになることをしているのに」という母親の言葉は、娘にとっては呪詛と同義である。母親に娘に対する愛情があろうとなかろうと同じ。アイデンティティがなく、ないことに何の疑問も持たない娘なら、母親の指図に疑問を持たず従うことができるだろう。
 が、このヒロインはしっかりとアイデンティティを確立しており、それが母親の希望と相容れないことで苦しめられ、母親への愛情を持ちながら自分の人生を取り戻すために反旗を翻すわけだが、それが傍目には遅くなった思春期の反抗に見えたわけだ。実際の思春期の反抗とは、アイデンティティ確立のための模索行為が反抗という形を取ったもので、このヒロインのものとは質が異なる。
 ヒロインは、アイデンティティ確立時に反抗という形を取らなかったため、進退窮まるところまでいってしまったんだろうな、とw
 やり方は確かに少々子供じみてはいるけれど、母親の言いなりになるまま自分を殺すことを良しとせず、自分の人生を決めさせないように立ち上がった勇気は褒めたいところだ。
 で、ヒーローは…まぁ、短編集だったためページ数も少なめだったからと考慮して、シカゴへ逃げ出した後戻ってくるまでにどんな心境の変化があったのか書かれていなくても致し方ないが、しかしそれが書かれていないために、エンディングでのヒーローの行動があまりにも唐突で不可解に見えたのは否めない。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
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 大学生のジェナは、奔放でわくわくするような出会いを求めて、はじめてルームメイトとナイトクラブへ繰り出した。
 そこで、まさにうってつけの"危険な香りのする男性"を見つける。
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ヒーローに乾杯/ノーラ・ロバーツ 
2007.10.22 Mon 02:54
 16歳の頃から銀行で働いてきたというヒロイン。16歳って、未成年だよね。でもって、高校を卒業しているわけだから、つまり、アルバイトからのし上がってきたってことか? すごいな〜…このヒロイン。
 実際にバイトから正社員に引き上げられることはあるが、女性ではあまりそういう話は聞いたことはないし、16歳の若さでその仕事を長く続けようと思えたらしいところなんか、現実離れしているような感じはする。良いとか悪いとか、ありえないとか言うつもりはないし、リアリティを追求すべきだとも思わないけど。ただ、御伽噺っぽい浮遊感があって、どころなく不思議な感覚が残る。<それもただの主観だがw
 んで、ヒーローは漫画家……アメリカの漫画家って、編集部で書くのが平均的なのか〜……という、日本の漫画家とはかなり違うらしい様子が垣間見えたりいたしました。何と言うか、システマティックな感じが面白いw
 特に面白いキャラは、ヒーロー犬のタズ。中盤から後半にかけてどんどん出番が減っていって、しょぼ〜んでしたがw
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 手ひどい離婚で傷ついたへスターは、ようやく立ち直り、心機一転新しい仕事も見つけ、ニューヨークのセントラルパークを望むアパートメントに、息子とともに引っ越してきた。
 その矢先ある男性が彼女のもとを訪れる。
「引っ越し祝いにピザをどうぞ」
 言うなり彼は部屋に上がり込み、息子と話し始めた。
 いったい何者なの?
 ヘスターは彼に不信感を抱くが、息子の輝く目を見て、何も言い出せなくなった。
[HQ:07/10月(初出:89/4月)]

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結婚という誘惑(ホワイトホーン・マーヴェリック8)/シェリル・セント・ジョン 
2007.10.21 Sun 11:51
 電光石火のヒーローのプロポーズに噴いた。飲み物飲んでる時じゃなくてよかった〜。
 そして話は8ヵ月後に飛び、何と結婚しちゃったらしいヒロインに、再び噴いた。飲み物飲んで―――以下省略―――。
 結局、自分自身のことも含めて、お互いのことを何もわかっていないことが爆薬となり、相次ぐ不測の事態が起爆スイッチとなって、一つの爆発から連鎖反応を起こして次々に爆発していくという……めっちゃ派手な爆破劇になっております^^; ハリウッドのアクション映画も真っ青だなw<違うって;;;
 問題にぶち当たり、感情を爆発させながら、己の心を探っていくヒロインの姿を見守りつつ、はたして自分はどうだろうか…と一緒に自分を振り返ってみたりしたワタクシでした。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 実習医のブリンナは、落ち込んだ気分のまま入ったバーで、ある男性に声をかけられた。
 グリーンの吸い込まれそうな瞳に、セクシーで引き締まった体。こんな素敵な男性が、本気で私に興味を持つとは思えない。
 だがダンスに誘われ、ぴったりと彼に体をくっつけたとたん、ブリンナのすべての理性は吹き飛んだ。
 私は日ごろから堅実で、およそ衝動的な人間ではないけれど、理にかなったことばかりを考える生活にはもうあきあきだ。
 誘われるまま、ブリンナは男性と一緒にバーを出た―――その熱い一夜が、ある悲劇の幕開けとなるとは想像もせずに。
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結婚の秘密と真実(ベラ・ルチアが結ぶ恋)/アリー・ブレイク 
2007.10.20 Sat 09:43
 オーストラリアに滞在するために結婚しろとは…ヒロイン友もものすごいことを考えるもんだw しかもすでに手回ししているという、用意周到ぶりに大笑いww
 なんというか、生暖かい調子で恋に落ちていくという感覚がある物語です。……生暖かい調子って、いったいどういう表現だ;;; いや、でもね、微笑ましいカップルだよ、うん。
 ヒロイン友たちとのやり取りや、小さな問題がいくつか持ち上がったりとか、ヒーロー家族とか、登場するキャラが結構いてエピソードもこまごまと入っているので、二人だけのやり取りが何となく少なくなっているのが少々物足りないかも。ページ数二倍にしてもよかったんじゃないかな。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 至急、夫を求む―――ジョディが作ったウェブサイトだ。
 彼女は生まれ育ったロンドンを離れて新しい人生を始めるため、なんとしてもオーストラリアの永住ビザを手に入れたかった。その手段として便宜結婚をすることを決意したのだ。
 だが、応募してきたある男性に会い、期待と不安が渦巻いた。ヒール・ジェイムソンは礼儀正しく、ハンサムで、セクシーで、ジョディがこれまで出会っただれより魅力的な男性だった。
 ヒースと感情的に距離をおき、名前だけの夫婦になるのは不可能だ。それに、そもそもこんな方法で結婚相手をさがしているなんて、ヒースにも何か隠された動機があるに違いない……。
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胸に秘めた恋/アン・メイジャー 
2007.10.19 Fri 01:02
 プロローグでいきなり修羅場に放り込まれ、唖然と目を白黒させられましたが、不気味な影をにおわせる件に期待をあおられるという……掴みはばっちり!ww その後本編は十年前の二人の出会いまで遡って始まるわけですが、奔流になすすべもなく巻き込まれて決裂した後、一気に十年後に飛んでしまったのがちょっと惜しい気がいたします。その十年の間、別々の人生を歩んでいた二人が、どう暮らして何を考えていたのか知りたかった。どちらも平穏ではなかったはずだし、決裂したときの二人の気持ちが十年の間にどうしてこれほど険悪になったのか、その原因の一つにはちゃんと触れているけどどう考えてもそれだけでは足りないような気がするし、他にも何か理由があるんじゃないのかな〜と。他に理由がないにしても、十年間の思考を細切れでいいから書いてあれば、読み手はあっちからこっちへの感情の移行がもう少しスムースにできる気がする。
 で、プロローグでにおった不気味な影ですが、犯人の姿は最後にようやくはっきり出てくるものの、それをにおわす伏線が大きすぎてバレバレw 推理の楽しみは考えずに読んだほうが楽しめるでしょう。多分、サスペンス要素を大きくするためには、某彼女にもっと動いてもらう必要があると思うし、そのために用意されていたキャラのような気がするものの、ページ数が足りずに断念して作られたような感じがいたします。これだけでも通常の3倍のページ数だしw  読み応えとしては、サスペンスが薄くてもいけると思われます。直向な愛情を根底に、さまざまな障害が引き起こす相反する感情と葛藤に翻弄される二人の姿をじっくりごらんいただけるかとw
 ともかく、4つ星で。


【あらすじ】
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 十四歳の夏、リッツは隣家の長男ロークに恋をした。だが粗野なロークとの幼い恋は父によって引き裂かれ、ロークも母の住むメキシコへと移り住んでいった。
 それから二年後、ロークの弟の死をきっかけに、二人は再会する。
 一晩だけ一緒にいたいというロークの言葉に心動かされ、リッツはメキシコへ向かい、ついに彼と結ばれた。しかし、アメリカに戻った彼女は思いもよらない事実を知る。実は、ロークには妻がいるというのだ。
 彼の"愛している"という言葉は、嘘だったの?
 さらに十年の月日が流れ、運命は再度二人を引き合わせた……。
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誘惑は艶やかに/ゲイル・ランストーム 
2007.10.18 Thu 02:21
 【水曜同盟】のこれまでのシリーズ中では、内気でちょっとおどおどしているという印象があったと記憶していたこのヒロイン、何か、思いっきり人格違ってるんですが、私の勘違いでしょうか;; それとも、本来はこういう人だったのか、ヒロインw
 ヒーローは…『レディ・アニカの謎』だったかで殺されてしまった、【水曜同盟】のメンバー、コンスタンスとカップリングされていたお方……結構前から顔を見せていたわけですが、私の記憶があやふやですっきりしない。いっそ、関連作全部一気に読み通したほうがいいのかも……って、そういえばもう手元にないんだったっけか;;;;
 しかし、地どころか穴掘った深くまで落ちた観のあるヒロインの評判ですが、その後どうなるんだろう……と、それがかなり気になる。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 夜の公園で、ダイアンゼは自分と瓜二つの血まみれの女性に遭遇した。
「次に狙われるのは……あなたよ……"彼"を止めて」
 不可解な言葉を残し、女性は息絶えた。
 女性は高級娼婦と判明、状況証拠からダイアンゼに殺人の嫌疑がかかる。
 濡れ衣よ! このままでは家族の将来もめちゃめちゃになってしまう。
 幸い、賭博場に入り浸る退廃的な紳士、ジェフリー・モーガン卿がダイアンゼの身を案じ、隠れ家を提供してくれた。だが、じっとしてなどいられない。
 "彼"とはいったい誰? なぜ私が狙われるの?
 自力で真犯人を探すべく、ダイアンゼは知恵を絞った。そして完璧な娼婦になりすまし、虚飾に満ちた夜の世界へ忍び込んだ。

【関連作】『レディ・アニカの謎』『レディ・サラの冒険』
【キーワード】水曜同盟
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