夢想螺旋

 
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30
 
 んーと。子供の頃のエピソードは、なかなか微笑ましいやなぁw きっと、あの頃から実はヒーローはヒロインのことが好きだったんだろうなぁ~…と思わせるものがあります。
 が。成長してからのヒロインのガキっぽさに、唖然。思春期の小娘じゃないんだから、相手の言動を読んでくれよ;; 夢見た解釈しないでさ;; しかも、簡単にヒーローにころっといっちゃう自分の心理にもっと早く気づけないものか?;; これじゃまるで、恋に恋する十代も特に前半の女の子だよ;;;; 絶対、これは大人の女性じゃないっす;;
 てなことがどうにも目に余って、ヒロインにうんざり。
 ヒーローは…ヒロインをからかうのが楽しいというその姿は少々難ありとも言えますが、逆にそれが魅力でもある。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
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29
 
 何だろう……四年間、ひたすら気持ちを隠して有能な秘書をやっていたヒロイン、というのはいいんだけど……やめたいと思う本当の理由を言うことは自尊心が許さないのかどうか知らんが、四年間も一緒に仕事をしていたなら、とってつけたような理由ではヒーローは納得しないだろうことくらいわかっているはずだし、自尊心を取るか未来の可能性を取るかの決断のくせに、自尊心を守ったって仕方ないだろう。本当に未来の可能性を考えてやめたいというなら、自尊心を捨てて本当の理由を言うべきだよな。そうすれば一も二もなくやめさせてもらえるだろうに。……いきなり退職理由に本当のことを言われたら、きっとヒーローは度肝を抜かれるだろうな……見てみたかったな……<おい;;
 でもって、ヒーローのほうは……なんか、本当に身勝手だよな……。何と言うか……あんまり好きになれるキャラじゃなかった。それはヒロインにも言えるんだけど。どこが気に入らないのか、自分でもよくわからないんだが、とにかくダメでした。
 てなことで、1つ星。


【あらすじ】
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28
 
 けっこう泣ける物語。最大の問題は予想通りでしたが、見えない問題の上で築かれたぎこちない家族の時計の歯車が、うまく噛み合って動き出すさまはすがすがしい。
 どちらかと言うとヒーローは傍観者ですが、深入りするんじゃないと自分に言い聞かせつつ無関心でいられず、いろいろ推測したり首を突っ込んだり、まさに作家の性丸出しという感じがかなり笑えましたがw
 個人的には、ヒーローがヒロインの家族に関わりだしてから書き始めた小説が、どうなるのか気になるところですw あらすじだけでも知りたい!<アホかぃ;;
 物語の根元はヒロインとその家族の関係ですが、ヒーローの視点にかなり割いているので、読み手も問題に近づきすぎずほど良い視点で読める気がします。ヒロインに近すぎると、多分混乱気味で散漫な感じになって苛々したんじゃないかな。その点でも、ヒロイン視点に偏りがちなジャンルでありながら、うまくコントロールしてまとめたな~とw
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
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27
 
 笑える物語ではないぞと思いつつ、なぜか笑っちゃう物語。<他人事だからか;;;
 当人たちにとっては切実なる大問題で苦悩一直線なんだけど。
 腹の決まらないヒーローの回避策がハリセンもので、それによってヒロインは混乱して傷つき、私はヒーローをハリセンで殴りながら愚か者め~と高笑い。<マジかよ;;; 容赦ないな、この女;;
 ヒロインが思考型によくある【じっと考えて吟味し、答えを出す】という、問題から答えまでに少々時間を要するタイプで、ヒーローの正しかろうと間違っていようととにかく即答タイプとは時間差ができてしまい、その結果、お互いの考えが噛み合わず事態がややこしくなっていくという。ここでもまた盛大にハリセン振り回して高笑い。<って…悪魔か、この女;;;
 一番の問題は、ヒロインなんだけどね。気持ちを自分の胸のうちに収めてしまって、本音を説明しないキャラ。それは父親との関係に大きな打撃を与えているわけで。何と言うか、きちんと説明して理解してもらおうと努力することを諦めてしまっている節があり、それが習い性になっているように見えるのが切ないです。実際のところ、友人間の相互理解より、親子間の相互理解のほうが難しいと私も思うんですが。
 ともあれ、4つ星で。


【あらすじ】
    12:20 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
26
 
 いやはや、ヒロインの陰謀が笑えるw<陰謀というほどのものか?;;
 作中でヒロイン自身が背伸びをしていたと言っていたんだけど、無軌道な子供じみた言動を装うことがどうして背伸びになるのか、少々首を傾げたが。そこが理解できないので、子ども扱いではなく一人の女性として見てほしいから、子供じみたことをしているという理屈が理解できん。子ども扱いをやめて一人前の女性として認識してほしかったら、大人らしく振舞おうとするのが自然な成り行きで、実年齢以上に大人っぽく見せようとすることこそ背伸びと言うのだと思うんだが。
 結局、アレか? ヒロイン自身は、大人っぽい自分を演出しているつもりで、実はそれがいかに子供っぽく見えるかということに気づいていない、と?
 ……私にもヒロインと同じくらいの年だったこともあるけど、背伸びしようと思ったことないからわからん。てか、ヒロインの年には結婚してたな^^;
 で、この物語の見所は、ヒロインに振り回されるヒーローの姿だと、ワタクシは断言いたします!<断言するのか;;
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    03:23 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
25
 
 子供の頃からヒロイン一筋、殺されそうになっても理不尽に踏みつけられても、ひたすら一直線に頑張るヒーローが何とも不憫に思えてくる物語でした。
 ヒロインの単細胞的思考が痛い。「これが証拠よ!」って、君、それ、証拠になってません!! 表面だけで結論に飛びつかないで、頭通してから言ってください!! せっかく回転のいい頭持ってるのに、ちゃんと使おうぜ、ヒロイン…orz という感じで^^; しかも、自分が信頼をこれでもかと踏みにじっているのに、ヒーローに信頼を要求するとは何事ですか。勝手なこと言ってるんじゃないぞ、と。
 ヒロインのあまりの痛さに、ハリセンでは間に合わず、業務用冷凍庫行きの刑を宣告いたします。
 この物語はひとえに、ヒーローの頑張りでもっていたような気がいたします。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    06:48 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
24
 
 愛と忠誠の間でボロボロ…という感じの二人に泣けてくるTT
 何と言うか、現在の日本でもし内乱かなんかが起こって二つの勢力が争うことになったとしても、この二人のような苦悩を抱えるほど、愛と忠誠に翻弄される人は、まずいないだろうな。
 ということを考えると、この物語は、まさに物語らしい物語という気がいたします。
 もうね、何だかんだ書くより、読んでみて!と言ったほうが早いような気が…w
 そしてオヤジスキーのワタクシは、ヒーロー父がお気に入りw<逝ってこい;;;
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    11:41 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
23
 
 何ていう物語だったか忘れてしまったが、こんな物語があったはず。
 貧乏な夫婦のクリスマスの贈り物。夫は、美しい髪が自慢の妻へ髪飾りを贈るために大事にしていた懐中時計を売り、妻は自分の髪を売って夫の懐中時計につける金の鎖を買った。というお話。
 それを思い出させる物語でした。
 ヒロインの従兄弟であり、ヒーローの親友である某キャラがいい味出してましたw
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    09:18 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
23
 
 大きい犬が背後からぶつかってきて尻餅をついたヒロイン。……器用だな……;; てか、物理的に無理だろう;; 背後からぶつかられたら前に転ぶはずで、足元をすくわれたならわかるけど、どう読んでも背中に飛び掛かられて押し倒されたとしか想像できない書きかたなんですが;;
 それから、ヒーロー。僕のプロポーズを聞いていなかっただろう…って、いつプロポーズしたよ!?w<しようとしてただろうことはそこはかとなくわかったがw
 ヒーローはよかった。が、ヒロインがちょっと…;; ヒーローの言動や表情をひねくれた解釈で処理して腹を立てているのが;;
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    06:17 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
22
 
 何だか話がよく見えないところがあるんですが……二人が出会ったのはヒロインが17歳のときで、そのときヒロインはヒーローに惹かれたというような書きかたをしていて、すっかりヒロインの数年越しの片思いかと思ってたら、そうじゃなくて社長の息子の気を引こうとしている。で、その息子に片思いしているのか~と納得してたら、彼がヒーローになんかよくわからんこと言ってて、実はどうやらヒーローは裏で画策していたらしいんだが、何がどうなっててヒーローは何をしてどうしようとしていたのか、さっぱり見えない;;;;;
 何と言うか、作り手のほうではキャラの心の内側も舞台の裏側もすべてが見えていて、文字に書き出しても自分ではちゃんと理解できているから説明不足になっているなどとはさらさら気づかないんだが、実際は説明不足で読み手が理解できないところがある、という感じです。これは、作者の解説付きじゃないと、何が何だかよくわからん。それとも、よくわからんと思っているのは、私だけなのか?;;;
 ヒーローのキャラが面白かったので、もうちょっときちんと作ってほしかったなと。
 てなことで、2つ星。


【あらすじ】
    06:29 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
22
 
 ヒロインの名前がジュリエット。ヒーローの姓がロミオ。笑えますw でもって、ヒロインのドジさと運の悪さ加減が爆笑物でw
 それ以外は取りたてて特筆するようなこともないんだけど、全体的な物語の傾向としてはシンデレラ・ストーリー。ヒロインが可愛いし、ヒーローもハリセン出すほど傲慢じゃないから、ほのぼのと読める物語。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    02:26 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
21
 
 涙は嫌い。感情は人生を狂わす。自分は感情など持たずにいて人生万事順調だと思い込んでいるヒーロー。ですが、はじめからその考えにほころびがあることが伺えるのが、臨時秘書に対する婚約者との対立。僕は彼女を気に入っているんだ…って、気に入っているという時点で感情入ってますからw 豪胆な秘書に無理やり休暇を取らされる件も面白いが、ヒロインと出会ってからどんどん崩壊していくさまが、また面白いw
 ヒロインは前回心身ともにボロボロ状態で始まって、何とかいいほうへ向かいつつあるというところで終わっていましたが、あれから1年ほど、足は引きずっていますが立ち直ったようです。よかったよかったw って、そこから物語が始まるわけですがw
 物語自体はかなり淡々とした調子で進んでいきます。見所は、やはりヒーローでしょうw
 しかし…駄犬ボリスの子供タフィーの巻き起こす大騒動が鍵かも?w
 ……タフィー……腹の減りそうな名前だな……;;;<そこに注目するか!?;;;
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    06:18 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
20
 
 ……び…微妙……?;;;<だから、誰に聞いているんだ、己ワ;;;<微妙の理由は後ほど。チャンネルはそのまま!<チャンネルって、それ、違うっ!!
 物語最大のネタは【遠距離子育て】。物語序盤にその問題が持ち上がった時点で、オチはわかったも同然。となると、見るべきものは、ヒロインが決断するまでにどんな葛藤があるかで、そこにヒーローがどう絡んでくるかというところ。なんですが……ですが…ですが……ヒロイン、何かそれほど悩んでないやん;;;; しかもヒーロー、何かえらいのんきでないかぃ?;;
 つまり……ネタ自体はドラマ性高いのに、物語にドラマがない……?;;
 そしてキャラ。ヒロイン38歳、これはさほど違和感ない。他の物語でもそのくらいの年齢のヒロインはいたし。ヒーロー49歳、50目前だけどキャラによっては無視できる年齢だから、これもそんなに気にならない。が。が! 前にヒロインを務めた娘がいるんだよ! これは無視できないキャストで、そのためにものすごく違和感が^^;;
 親世代にロマンスがあってはいけないというわけではないんだ。ただ、子世代のロマンスを先に読んじゃうと、意識がその世代に重なってしまうので、親世代はつまるところ例えヒロインの年齢が自分と同じだったとしても自分の親のような気がして違和感が……;;;;
 やっぱり、微妙……;;;;;
 てなことで、2つ星。


【あらすじ】
    02:20 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
19
 
 ヒーロー対ヒロイン、夢vs夢の戦い!w てな感じの物語でございます。
 物事それぞれを専用の箱にきっちり収めるタイプのヒーローに対して、芸術家のヒロインは一つの箱にすべてを入れてしまうタイプ。
 ヒロインから見たら、ビジネスと二人の関係とを分けて考え、まずビジネスを片付けて二人の間にある障壁を取り除いてからじっくり付き合いたいと考えるヒーローの気持ちは理解できず、感情のない冷酷な策略家に映るのも無理はない。して、ヒーローから見たら、ビジネスに理性を働かせず感情的になり、損得や道理を考えず、ビジネスも二人の関係も同列の私的な問題にしてしまうヒロインの気持ちに理解が及ばなくても無理はない。どちらも間違いではないのが痛いところ。
 結果的には、ヒーローがビジネスに私情を持ち込んで解決策をひねり出したわけで、物語はそれでようやく丸く収まったのだが。
 ただ、ヒロインの心情はよくわかるが、その場所に固執しなければならない理由はないよなとワタクシは思うわけです。育ての親との約束があるとは言っても、厳密に突き詰めて考えれば、場所にこだわる必要はないはず。守るべきなのは、画廊の存在と、その画廊が果たしている役目のはずなので、場所が変わったとしてもそれは続けていけるのだから。
 思い出と感傷が場所に固執する要因なんだが、その場所がどんなに姿を変えたとしても、思い出が消えるわけではない。そんなことをふと思った。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    04:22 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
18
 
 あらすじと内容の大きな隔たりに要注意! てか、あらすじに間違いはないんだが、ともかく私は噴いた。「ぶっ!?Σ( ̄ロ ̄|||) はぁ~~~~ぃ!?Σ(|||▽||| )」てな感じで。読み進めていくうちに心配になります。もしや典型的な【まなしちなしみなし】物語だったりするんじゃなかろうなっ!?と。そう思わせるような場面が延々続いてページも半分過ぎ、そもそもあの家を移築すればいいことなんじゃないのかっ!?誰もその案を出さないってのはどういうことなのっ!?と苛々しだし、残り1/4ページくらいになってようやく物語らしい物語になったという……;;;;
 何と言うか…もっと違う作り方ができたんじゃないのかと思えるんですが。基本的にワタクシ、ベッド・シーンは少ないほうが好きなタイプなので、同様の方にはお勧めできない構成でございます。としか言えないわな^^;
 キャラが…特にヒーローがなかなか面白いので、ものすごくもったいない気がいたします。
 てなことで、2つ星。


【あらすじ】
    04:47 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
17
 
 撃沈しました><; だって、ヒーローが蠍座なんだよ!! わかる人にだけわかる黒髪にアメジスト色の瞳の某御仁が、頭の中にすぅ…っと幽霊の如く現れてうろついてるんですぅ~!><;; しかも物語の中でこれでもかというくらいヒーローは蠍座だと訴えてるうえに、ヒロインの目を通したヒーローは【陰険】で【陰鬱】で【傲慢】で【冷笑】浮かべちゃったりして、どんどん某御仁の姿が頭の中ではっきりしてくるし!><;;; しまいにはヒーローの台詞を某御仁があの語り口で吹き替えするし!TT
 誰か、助けてくれぇぇ~~~~!!TT
 以上の理由で物語に集中できず、あえなく撃沈いたしました o_ _)o
 評価は……ぁああぁぁぁ~~~~ぅTT ヒーローがどうしても某御仁とダブっちゃって、物語そのものを評価することができません! が、どれだけ時間が経ってもやはり某御仁が私は好きです…ってことで、はなはだ妄想入った評価でご勘弁w
 てなことで、5つ星w


【あらすじ】
    11:16 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
16
 
 ヒロインの事情というのが予想通りだったのですが……イタリア人の父とウェールズ人の母という両親の愛情がなかったらどうなっていただろうと思うと、しんみりした気分になりました。
 ヒーローは……ちょっと不器用かもw でも、私的にはヒットだったw こういうキャラは好きだw
 物語的には特に興味を引くようなネタがあるわけでもないんだが、それぞれのキャラに味があって、あったかいシチューのような感じがいたしました……って、また食い物か、私っ!?;;;;
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    05:35 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
15
 
 ヒーローもヒロインも、強情ですw そのうえ、双方ともに発火点が低く、物語全般で常にドカンドカンと爆破が起きておりますw 実に騒々しい限りでございますw<なんて言いようだろう;;
 ただ、大きな誤解のためにとことん憎しみにとりつかれている状態で、ヒーローがヒロインの勇敢さに感嘆したり惹かれたりというのは、通常ならありえないと思うんだよね。相手の美点を素直に賞賛し受け入れられるのは、相手に対する嫌悪感が一定以下の状態でなければ難しいはず。何となく好きになれないとか、これまで自分が美点とする素質を見たことがなかったから軽んじているとか、そういった程度であれば評価を見直すのは難くない。長所は同時に短所でもあるので、相手に対する憎しみが強ければ、本来なら美点だととらえることも、憎しみが高じて曲がった見方をし、憎むべき資質とみなすのが人間心理というものじゃないかな。
 物語のドラマ性としては、そもそもの原因となった事件の真実の暴露は大詰めに持ってくるのが一番効果的だが、ヒロインの言い分に耳を貸さず、ちらとも自分の考えに疑問を持たないヒーローが真実を知らずしてヒロインを愛す心境になるのは、少々不自然な気がする。順序が逆なら―――まず愛してしまってから事件が起こって憎しみを持つなら、憎みつつ愛すという心境は十分ありえる。てか、愛している分憎しみが強くなるという論理は成り立つ。が、憎しみが先の場合、目が曇りますから、真実を知って自分が間違っていたと悟らない限り、見直すことはありえないのが人間の性というものです。
 だからもっと早い段階で真実の暴露があってもいいんじゃないかなぁ。真実を知ったからといってこれまでに抱えてきた憎しみが一瞬で消えるはずもないのだから、ヒーローの心の中では葛藤と苦悩で混乱がしょうじるはずで、折り合いをつけていく過程であらためて曇りのない目でヒロインを見て、長年居座っていた憎しみよりヒロインへの愛が勝っていく……というのでも物語として成立するし、心理的に無理がないような気がするんだけどな。
 ドラマ性は高いが、そのためにキャラの負の感情を圧倒的に強く出しているので、自然な人間心理から少々逸脱しているような違和感を覚えた。ので、どの角度から見るかによって、評価が変わるところ。キャラの心理より、ドラマとしての構成を評価するなら、5つ星。全体的なドラマより、キャラの心理に注目するなら、3つ星。
 ということで、間取って4つ星でw


【あらすじ】
    07:21 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
14
 
 闇に囚われたヒーローの心に、ヒロインが光を投げかける物語。私的に大ツボな設定です。しかもロマンス小説にありがちな【ヒーロー欲望大全開。しかし心は渡さない!主義】というのではないので、実に自然な展開で大満足w
 完全にヒロイン視点のため、ヒーローの心の内はモノローグになっていないのでヒロインとともに推測する以外ないのですが、やっぱりそう来たか~wというもので、この点も私的にはヒットw
 強靭さと脆さが同居しているヒーローは言うまでもないが、しなやかな強さを見せるヒロインが魅力的です。
 ヒロインを窮地に陥れた張本人の某男が、本人が気づかないうちにヒロインの復讐にしてやられた後まったく姿を見せなくなったので、少々このキャラに対する作者のご都合主義的な感がありますが、それ以外は文句なしでした^^
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    06:00 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
13
 
 ヒロインは思った。「私は使用人で、彼は別の世界の人なのよ」……うんうん。ヒーローは思った。「彼女は使用人なんだ。無視するべきだ」……って、ちょっと待て!? いつの時代のお話ですかっ!? というのが、第一印象で、何だか時代錯誤な感覚が漂う物語でした。
 というのも、裕福層の邸宅や別荘が集まるリゾート地の村という背景の中で、パーティの出席者と彼らに給仕する使用人との間に線引きをして、ヒーローもヒロインもそれを無視してはいけないと考えているのが明確に書かれているんだもん。何と言うか、ヒロインと同じ世界の人間というと村の人たちになるんだろうけど、彼らとヒーローが属する階級の人間は、同じ村にいても日頃から付き合わないんだろうか…と、ちょっと今の時代を考えると実感できない、剥離した感覚がずっとつきまとってました。
 キャラはよかったw 天真爛漫、逆境にめげず前向きに突き進む、頑張り屋さんのヒロインを嫌う人はいないんじゃないかな。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    02:43 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
12
 
 笑えたw が、コメディだと断言するには笑いが弱い。しかし、シリアス物としてみると、少々雑^^;
 社長夫妻の不和、社内会計の不穏な数字、荷役会社との問題、社長夫人の暴走とヒーローの過去、ヒーローの心の傷、ヒロインの心の傷…と、ネタはいっぱいばら撒かれているんだが、それぞれの掘り下げが浅すぎて雑になり、結果としてシリアス物として通すなら中身の薄い物語になってしまっている。
 ヒロインとヒーローだが……ごめんなさい;;; つい数分前に読み終えたばかりなのに、それぞれどんな特徴があったか、思い出せません;;; 読み終えてすぐ印象が薄れるということは、その程度のキャラだったということかも;;; 主役二人より、ヒロインの姉と妹、お隣のゲイの友人の印象のほうが強いんですが……;;
 何だか、脇をベテランで固めた主役新人二人のデビュー芝居といった感が、そこはかとなく……w
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    10:22 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
11
 
 いやはや、笑い事じゃないんだが、笑いっぱなしの物語でしたw
 年中無休でろくでもない男に恋して言いなりになる、男にとっては便利な女を地で行って子供まで生んだ末事故死した親友のために、例え悪魔にだって喧嘩を売るだろう勇気凛々のヒロインが、愛だの恋だのは断固お断り女性との付き合いは欲求のはけ口と合意できる場合に限ると頑として言い張るヒーローとギャンギャンやりあう……という展開はよくあるパターン。しかも、遺児となってヒロインに託された赤ん坊の父親はヒーローだと、ヒロインが殴りこみ(違;;)に行くという展開も。
 がしかし、何が笑えるかと言えば、まず、門前払いをくらっただけでは引き下がるものかと、ヒーロー母の家まで行っちゃうヒロインの大胆さ! そしてそういうヒロインとヒロインに肩入れした母親に振り回されるヒーローの姿! さらに、子供の父親が誰かという問題が一転二転どころか三転四転して、ヒロインもヒーローもそれに振り回されて右往左往というのが一番笑ったところでございますw
 実に楽しめましたw
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    02:55 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
10
 
 ヒロインが母親の小言を回避するために作り上げた架空のフィアンセにぴったりの人物が目の前にいる。……実は、こ~んなからくりだったりして~wと思っていたら、本当にそうだった。それが判明したとき、本来ならヒロインともども心痛にくれる場面だというのに、ヒロインのボケ加減に爆笑してしまった!!www 爆笑しながら「ここは笑うところじゃな~い!!」と自己ツッコミも忘れずに……って、人様にお見せできない読書現場でございました^^;
 ヒーローは物語の八割近くで愛想のいいお茶目なキャラという印象をふりまいておりますが、その実お茶目さに本気を隠してる純情派かもと思わせるところがちょこちょことあって、そこらへんがワタクシとしてはヒットでございましたw
 そして、最後の最後にちょこっとだけ出てきたヒーローのお爺様w らぶりぃw<オイ、コラ;;
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    06:01 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
09
 
 しょっぱなから笑わせていただきましたw
 真面目さと突飛さを行ったり来たりしている不安定なヒロインも面白かったし、何だかんだ言いつつ実は大昔からヒロインに惚れてたという一途さを隠し持っていたヒーローもポイント高かったw それに、ヒーロー父やヒロイン父もなかなか好感が持ててよしw
 もっとも、ページ数に対して、ヒロイン兄4人+彼らの婚約者2名が名前だけとかちょっとだけとかでも顔を見せているので、登場人物が多すぎて何となく散漫な感じがしなくもなかった。省くわけにはいかないようなシーンがあるので仕方ないかもしれないが、だとしたらもう少し構成に気を配ってページ数を増やしてもエピソードをもう少し入れるとかしてほしかったな。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    06:19 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
08
 
 ボールの如く陽気に弾ける元気娘なヒロイン。時々ぷしゅっと空気が抜けてぺしゃんこになりますが、それもまた可愛いw
 対するヒーローは独りが一番安全という信念でがちがちに固まったコンクリート人間。とはいえ、優しさがないわけではなく、本物の愛や絆といったものを知らなかったために望んだことがないというだけのお方ですw
 何年もかけて孤独が一番という名のコンクリートで全身コーティングしてきたヒーローですが、柔なゴムボール娘が何度もぶつかってひびが入り、ボロボロと崩れていくのが面白いw
 このカップリングは、かなりツボでしたw
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    02:16 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
07
 
 一見シンデレラ物語のようでいて、その実はじめから最後まで波乱に次ぐ波乱にとんだ、まるで回る洗濯機の中をのぞきこんでいるような物語。……って、我ながら、ものすごい例えかたしたな;;;;
 恐怖に縮み上がりそうになりながらも必死に闘志を燃やす、根性のあるヒロインが魅力ですw でもって、過去の思い出に縛られ、現在が過去からどんどん遠ざかっていくことで焦燥と苦悩が増していき、行き場のない思いに苦しみもがくヒーローが、あるときを境に過去を手放して現在に向き合おうとしていく様子も、見物ですw
 細かいことなど言う必要もないくらい、読みごたえのある物語だ。
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    02:50 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
06
 
 これまでヒロイン、ヒーローともに怪我により失明という設定はいろいろありましたが、どれもある日頭を打って視力が戻るという、御都合主義的展開ばかりでしたが、この物語のヒーローは完全に全盲です。視力を失ったときの苦悩や、変わらざるを得ない生活と他者が自分に接するときの姿勢に対する苛立ちや、盲導犬への愛情と葛藤など、ロマンス以外にも見所が満載の物語。
 ヒロインは元スーパーモデルで、その仕事を続けるには性格があまりにも合わなかったというキャラ。【綺麗な物】としてではなく、人間である自分自身を見てほしいと切実に思っているせいか、ヒーローの負う障害を認識しつつも一人の人間として自然に接しているのが好感度高し。
 リアルでは、ハンデのある人を見て見ない振りするか、困ってもいないのにやたらと手を貸そうとするかのどちらかのパターンが多いと思う。本当は、無視するのでもなく、かといって過剰に助けるでもなく、歩道に設けられている盲人用誘導タイル(正しい名称はわからないが、でこぼこのある黄色いタイル)の上に障害物を置かないとか、車椅子使用者のための専用駐車区域に駐車しないとか、白杖を持っている人を見かけたらその人の代わりに周囲に注意を払うとか、そういう小さいところに気を使うべきなんだよね。と、あらためて思いましたです。
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    11:29 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
05
 
 幼馴染カップル。ということですが、この二人はさらに身分差というものも含まれております。とはいえ、身分差に関しては物語中でほとんど問題にされてはいませんが。
 前作のヒーロー同様、今作のヒーローは飛行機乗りで、しかし財産持ちでもある。対するヒロインは、貧しい家で愛情も与えられずに育ったという生い立ち。オーソドックスな展開だと、ヒロインのためにヒーローが援助をしようとするとヒロインは意地を張ってはねつける、ということになるものですが、このヒロインはヒーローの友情からの援助を素直にありがたく受け入れ、それを元に自分の足元を固めていこうとしています。過剰な援助を押し付けないヒーローも、変に自尊心だのプライドだのと言わないヒロインも、気持ちのいいキャラ。
 堅い友情を築き上げていた二人が、5年ぶりの再会で相手がずいぶん変わったと気づいたことから微妙に変化していき、二人の気持ちの変化とそれに伴う困惑を中心に展開されながら、脇キャラの控え目な後押しが暖かい雰囲気をそえる、なかなかいい物語でした。
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    04:07 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
04
 
 ヒーローが……裕福な名家の長男で、画家として名が売れている……できすぎだな^^; というのが、第一印象でした。とはいっても、最愛の弟を亡くして悲しみに暮れて、もがきながらもそこから這い上がろうとしていたというので、人間味がある。
 ヒーローの画風は作中から読み取れる限りでは、現代風の写実主義かなとも思えるんだが、実際のところどんな感じのものを描くのか、よくわからん。現代絵画美術の分野だと、写実主義っぽい画風で現代人が描いても売れないはずだが、どこら辺が成功の鍵になったのか、それが疑問で疑問で^^; 結局のところ、物語なんだからそんな疑問は持たなくていい、ということになるんだろうか;;
 ヒロインは、人生波乱万丈。特に気になるところもなく……キャラとしては、結構そこらへんに転がっているタイプ。でも、すぐに癇癪を起こしたりするような嫌いなタイプではなかったので、よしとw
 それより、ヒーロー両親が、私的にはヒットいたしましたw
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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03
 
 孤児院育ちのヒロイン。司祭に気に入られて読み書きを教わったりという機会があったからなのかどうか、育った環境にそぐわない品格を持っています。それに比べて、家族みんなの嫌われ者として登場したヒーロー兄嫁の、地位に見合わない品格の低さが実に対照的。
 ヒーローとヒーロー母は、似た者親子みたいで、なかなか面白い。ヒーロー単体での個性と言うと、少々ヒロインに押され気味で影が薄く感じるかも。実際、親切で善意の人だというのは出ているんですが、よく爆発するヒロインに比べて感情の発露が乏しいので、全体的に存在感が薄い…と。平静を装った顔の下で心がどう動いていたかをモノログってあったらもっと濃い物語になったような気がする。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    07:22 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
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砂原沙月

Author:砂原沙月
 メモの9割以上がロマンス小説。時々ミステリー小説も入り込んでおります。ジャンルはコメントが投稿されたテーマでご確認ください。
 10/5月現在。再読の山を切り崩しながら、過去日付で追加しております。ほとんどあらすじを写すだけでレビューなしの、読んだよ記録にしかなってませんが。とにかく片付くまで頑張ります^^;;;
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