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 お待たせいたしました〜! 『妖精の丘にふたたび3(アウトランダー12)』ダイアナ・ガバルドン作のコメントを、2006年8月20日付けでUPしました。
 行方不明だった一冊、書籍の遺跡ではなく、何とDVDの棚に隠れてました! ど〜してそんなところにぃぃ〜〜〜〜!TT
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 『恋のレシピはいかが?』エリザベス・ハービソン作の関連前作に当たる『十二時の鐘が鳴るまで』のコメントを、2008年2月29日付けでUPしました。

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プロフィール

砂原沙月

Author:砂原沙月
 メモの9割以上がロマンス小説。最近は時々ミステリー小説も入り込んでおります。ジャンルはコメントが投稿されたテーマでご確認ください。
 08/5月現在、溜めまくって要再読になっているメモ待ちがたくさん残っております。約1年かけて消化してきましたが、4/5残ってます^^;;; いつになったら片付くのか、途方に暮れるこの頃でございます;;;;

 星評価は、主観による私のお気に入り度であって、他の方へのお勧め度ではありませんので、ご注意ください。

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夢想螺旋
HQなどのロマンス系小説の読後メモを中心に、ごちゃごちゃと。 共通の趣味を持つ方と知り合えれば儲け物と思っているようなブログです。

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拒まれた純潔/トリッシュ・モーリ 
2008.01.31 Thu 11:02
 …………かーなーり、ドロドロしてます、ヒーローが……^^;
 何というか…何というか……ぅ〜ん、何か言おうと思うと、思いっきりネタバレになるような気が;;;; なので、サクッとウケたところだけw
 それは終盤、ヒーローがヒーロー姉にやり込められる会話場面から始まって、起死回生の策が功を奏すまで。呵呵大笑のワタクシ、自分で掘った墓穴に落ちて茫然としているうちにどっさり土をかぶせられたヒーローの姿を、笑って扱き下ろすw
 被害が甚大なのはヒロインで、いっそのことヒロインの代わりに、ヒーローが墓穴に落ちて土かぶったときに、笑うだけじゃなくセメント流し込んで生き埋めにしてあげようかとふと思ったくらい。それやったらヒロインがもっと困ったことになりそうなのでやめておきましたが。<って、そもそもそんなことは、やろうと思っても出来ません!作者じゃないんだから!
 まぁ、ヒーローのドロドロ加減がどんなものかは、読んでみればよくわかります^^;
 しかし、ヒロインのライバルの退場が、事故死だなんて、そんな安易な〜!! 何でそんなご都合主義的扱いを〜!? と、ライバル・キャラの処理結果を知って唖然としたのをうっかり忘れてました。<忘れるとは…何て立ち直りの早い奴;;
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
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 雑誌記者のサスキアは、崖にへばりつくようにして身を隠し、男性が姿を消したばかりのテラスを見上げていた。
 そもそも気のめいる取材だった。何しろ、相手はシドニー在住の大物実業家にして、かつてサスキアをもてあそんだ男なのだ。
 そんな男の取材をするなんて、まさに運命の皮肉だ。
 だが、今回の取材にはサスキアの将来がかかっていた。首尾よく彼の記事を書けたら、念願の編集長職につけるのだ。
 意を決して身を起こした瞬間、彼女はいきなり砂地に押し倒された。憎き男、アレックスとの八年ぶりの再会だった。
[HQ:08/1月]

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

category:Memo
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記事編集
罠に落ちたシンデレラ/ダイアナ・ハミルトン 
2008.01.31 Thu 06:18
 電撃結婚の危険性……そんな言葉が浮かんできた物語。
 一般的には、男性よりも女性や子供は環境の変化に順応性があると言われているが、それにしたって限度というものがある。ヒロインは順応する時間もないうちに叩きのめされちゃったわけで、生活に順応させながらそのダメージを回復しようとしても、自分ひとりの手に余るだろう。つまり、夫の協力なくしてはいつまでたってもダメージは残ったままだということで。
 これまでの人生とかけ離れた世界に放り込まれたヒロインの心中は、いくら自立心に富んでいても、心細さや不安を覚えないはずはない。図太い神経と上流界への野心があれば別かもしれないが。夫であるヒーローにとっては慣れ親しんだ自分のテリトリーなので、ヒロインが初めて屋敷に足を踏み入れたときに気圧されたのを見て安心させるために「噛み付いたりしないから心配するな」と言ったとしても、その一言ですべて片がついたと思っているような無神経さが見られ、ヒロインが自分の世界に順応するまでサポートが必要だなどとは考えなかったんだろうか、と。ヒロインの様子が少し変だと感じても、きちんとことが明らかになるまで根気よく聞き出そうとは思わなかったらしい。
 もっとも、ヒロインは元から悩み事や心配事は自分の心にしまってしまうタイプらしいとヒロイン母の言葉からわかるので、はっきりとヒーローに話しておくべきことも心にしまっちゃって、なんでもないふりをするのはいただけないが。夫婦であるなら、二人のことに関わる問題はどんなに小さなことでも二人で話し合うべきだと思う。ヒロイン親友の弁も一理あるが、あくまでそれはアドバイスであって、白か黒かの二者択一ではないんだから、ヒーローのプライドを刺激せず、信頼していることを疑わせない、上手い話し方を見つければいいだけの話でしょうに……と、思わずため息が出たりするのである。
 ヒロインの臆病さは理解できるし、同情できる。何せ未知の世界でまわりは敵だらけみたいなものなんだから。が、ヒーローの短絡思考には……しかも、正解に近いところまで行っていながら、あっさりはじめの的外れな結論に戻っちゃう馬鹿さ加減に、泣けてきます。てか、泣いたよ、マジで;;; あまりに情けなくてTT
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
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 マディはアテネに住む親友の大邸宅で開かれたパーティで海運王として名高い大富豪のディミトリと出会った。
 ギリシア人らしいエキゾチックな容貌とセクシーな魅力に、マディはいっぺんで恋に落ちる。それはディミトリも同様だった。
 彼はイギリスに帰国した彼女を追ってきてプロポーズした。マディはイエスと答え、未知の暮らしに心躍らせた。
 しかし、その幸せは長くは続かなかった。
 アテネの屋敷には彼の美しい幼なじみが待ち構えていて、面と向かってマディに切り出した。
「彼がなぜあなたみたいに平凡な女と結婚したのかわかる?」
HQ:08/1[月]

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

category:Memo
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億万長者の駆け引き/キャロル・モーティマー 
2008.01.31 Thu 05:24
 初っ端のヒーローの傍若無人さに「っ!!Σ( ̄ロ ̄|||)」となったワタクシ。その後、終盤まで、ヒーローがせっせとヒロインと読者にだけしか見えない墓穴を掘り進めていく様を見るにつけ、「っ!!!!!!!Σ( ̄ロ ̄|||)」と、感嘆符の数が増殖していくのでした。
 そして終盤、ヒーローはようやく自分が、途方もない深さと古代エジプト王も真青な巨大さの墓穴を掘っていたことに気づくのであります。自分がヒロインに対して行った言動の非道さを考えれば、その墓穴に飛び込んで埋めてくれと懇願したい衝動に駆られたことでしょう。懇願されればワタクシとしてはブルドーザーで一気に埋めてやるもやぶさかではございませんし、埋めた後にローラーで丁寧に地均しするのも苦ではございませんが、どうやらそんな醜態は見せたくないというプライドがあったらしく………チッ……<チッ…って、あーた;;;; やぶさかでないどころか大乗り気だったな!?;;;;
 とはいえ、彼のプライドの仮面も、ヒロイン父娘の涙のご対面で崩れ去り、ヒロインにチャンスを欲しいと懇願しだしました。ぃや、笑えた笑えたwww 出来ることなら高笑いしながら、ヒーローの首に縄かけて、犬のお散歩よろしく市中引き回しの刑を執行したいところでございます。<鬼だ;;<いや、それくらいヒーローのヒロインに対する態度は酷かったんだよ…
 で、ヒロインは聞く耳持たないヒーローにやられっぱなしにはならず、不当な状況に押しやられつつも真実を明らかにすることを諦めずにいた点が、大いに気に入りました^^
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 ヒービーはあこがれのボス、ニックと一夜をともにするが、翌朝わけもわからないまま彼のアパートメントを追い出される。
 ニックが再び彼女の前に姿を現したのは、六週間後だった。戻ってきた彼は、著名な画家が描いた肖像画をヒービーに見せた。
 モデルは驚くほど彼女に似た、官能的な女性だ。その女性をヒービーだと決めつけていたニックは、彼女と画家の関係にあらぬ疑いを抱く。
 折りしもヒービーの妊娠が発覚し、父親が自分だと確信すると、ニックはとんでもないことを言いだした。
「君が僕と結婚しないなら、子供の親権は奪わせてもらう」
[HQ:08/1月]

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

category:Memo
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許されざる者(狼たちの休日:愛はここから)/ビバリー・バートン 
2008.01.30 Wed 10:21
 超能力ネタ+冤罪逃亡ネタ+脇にシリーズ要キャラ……これだけ盛りたくさんならお腹いっぱいにならないほうがおかしいだろう!といった感じに見えるんですが、いかがでしょうか^^;; 実際、読んでいるときは腹にたまる物語という印象がありました。<って、だからその【お腹いっぱい】とか【腹にたまる】とか、ハラヘリ度を感じさせるコメントって、どうなのよ;;;<銅じゃなくて銀だと思う<何の話だ;;;<ぃぁ、白米のこと銀舎利って言うから…<食欲魔人め;;;
 で、読後、さてメモるかな〜と物語を思い出してみると、お腹いっぱいはまやかしだったと気づく。話の大筋はそんなに込み入ってなくて、いったいお腹いっぱい感はどこから来たんだろうと考えてみると、ひとえにヒーローの心の壁だったような気が。人の心が読めるヒロインにかかっても読めないヒーローの心が、どれだけがっちりガードされているか、その鉄壁さはどこからきているのか、それが何を意味するのか、それがどう変化していくか、そういうことに力を注いで書いていたようです。もちろん真犯人にいたる謎も手抜きはないですが。でも、サスペンスよりもキャラクターを描きたかったように思える物語でした。
 つまり、どっしりしてはいるが、ジャンボ・シュークリームのような、皮とクリームの間に空気のはいる余地がある、そんな物語……って……そんなんで何が想像できるんだか…;;; 我ながら無茶言ってますな;;;<シュークリームより、エクレアが食いたい…<オノレにハリセンじゃ!!
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 彼はどこかこの近くにいる。
 エリザベスは彼の怒りや苦痛、そして恐怖がはっきりとわかった。数ヶ月前から繰り返し現れる、傷ついた男のイメージ。
 予知能力を持ち、人の心が読める彼女は、この不思議な能力のためにいやなことばかり経験し、今では山奥のキャビンで一人暮らしをしている。
 一つのイメージがこれほど長く、心から離れなかったことはない。
 彼は今夜、このキャビンにやってくる。わたしにも読めないほど心を固く閉ざし、誰からも見捨てられ、最後の助けを求めてここにやってくる。
 そして予知したとおり、男は彼女の前に現れた。怪我をした体で銃を握りしめ、拘置所のマークがついた囚人服を着て。
[HQ:08/1月]

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

category:Memo
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真夜中すぎのシンデレラ/クリスティン・リマー 
2008.01.30 Wed 02:55
 まず、面白かった。が、スーパーマーケットでばったり会った二人、それぞれ買出しに来たはずなのに幸せにご退場……って、ちょ…品物どーするんだ〜?カートに入れっぱなしのまま放置かぁ〜?買うなら買う、買わないなら品物は元の棚に戻して行けよ君たち〜!おーい!?戻ってこ〜〜〜い!!と、思いっきり現実的なツッコミを入れたワタクシでした^^;;;;<…いきなりEDから水差しツッコミでシツレイいたしました;;;;
 もとい。町内でご近所づきあいをしている友人の元夫に惚れちゃったヒロイン。それだけなら気持ちを隠していればすむことだが、それまでヒロインのことなど目に留めてもいなかったヒーローが仕事関係で再会したとたんヒロインに一目惚れしちゃったとなると、かなり大問題だ。しかもヒーローのほうはすでに離婚しているんだから後ろめたく思う必要などあるわけがないと考えていて、ヒロインの周辺事情に気を使うことすら思いつかないという強引さ。ここら辺は、普段仕事で家を空けているがゆえに、ご近所づきあいの難しさや煩わしさがまったくわかっていない男性の思考そのままと言え、ヒロインのご近所に対する立場の苦しさに、読んでいるほうも首が絞まるような息苦しさを感じる。
 ヒーローは、しょっちゅうヒロインに対して命令調子になるので、強引な性格がはっきり出ている。そしてヒロインは、仕事のことには自信を持っているものの、人間関係となると波風立てず皆と上手くやっていきたいと思い、特定の誰かに好かれたいというよりも皆に好かれたいと考えるタイプで、自分を抑えても人に好かれようとしてしまう癖がある。それがヒーローとの間の不安要素になっているのだが。
 このヒロインの癖で、ワタクシ、先日あったとある出来事を思い出しました。
 いつもの如くミスドでぼーっとお茶をしていると、隣のテーブルに男子大学生が二人やってきました。A君がB君に「何かCの奴、様子がおかしいんだよ」などと話しております。そこへ、話題のC君が登場、B君がC君に「お前、何泣きそうな顔してんだよ。何かあったのか?」と話を振ると、意気消沈のC君ははじめは口も重くためらっていたものの、そのうちぼそぼそと力ない声で付き合っていた彼女に振られたいきさつを話し出し、A君B君は「あの娘は周りの空気読める娘だから、絶対ソレ本心じゃねぇよ」「付き合ってることで空気乱してるって思ったんじゃねぇ?他の奴らのことが気になったから別れたいなんて言ったんだと思うぜ」などと口々に言い、彼女にちゃんと本心を聞いて自分の気持ちもちゃんと言った方がいいということになり、「今から彼女んち行くぞ!俺たちは気づかれないように外で待っててやるから!」と、破局の衝撃から立ち直れておらず気乗り薄なC君を急き立て引きずるようにして意気揚々と出陣していきました。
 それから数日経っておりますが、あの後C君と彼女がよりをもどせたかどうか、この物語を読んでいたらふと気になりました。もしその彼女さんが、彼らの言うとおりサークル内での噂だの人の視線だのを気にして別れ話を持ち出したのだとしたら、この物語のヒロインのように勇気を絞り出す気にならなければ問題は解決しないでしょう。私には知るすべはありませんが、万事丸くおさまっているといいなと思うのみでございます。……ちなみに、彼らの会話は勝手に私の耳に飛び込んできたのであって、不可抗力でございます( ̄  ̄;
 てなことで、この物語は、元ご近所の空気を無視するヒーローにハリセンをお見舞いしつつ、生い立ちに影響された人生から人間関係において自信が持てずに自分を表に出せないヒロインに喝を入れたくなりました。
 んなわけで、5つ星。


【あらすじ】
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 なぜ、こんなことになってしまったの? デザイン会社を立ち上げて三年、やっと軌道に乗ったところなのに。
 メガンは夜遅くまで眠れないまま、グレッグのことを考えていた。
 彼は大手デパートのCEOで、今日、会社の新たなイメージ戦略を提案したばかり。隣人で、友人でもあるカーリーが、親切にも、別れた夫のグレッグに連絡して、会う機会を作ってくれたのだ。
 面接は思いのほかうまく運んだ。そう、うまくいきすぎるほどに。
 そして私は、彼と恋に落ちた。救いようがないくらい。
 でも、彼はカーリーの元夫。カーリーはまだグレッグが忘れられず、ホームパーティで泣きくずれる彼女を、慰めたばかりだったのに。
[HQ:08/1月]

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

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ボディガードは眠らない/マリー・フェラレーラ 
2008.01.29 Tue 09:05
 ヒロインの亡くなった婚約者の名前を見て…「がふっ><; この直前の完読本(のヒーロー)と名前つながりかっ!?」…摩訶不思議な異次元ループにはまるときにははまるものでございます。どーでもいい話でした…^^;;
 さて、ヒーローが登場したとき疑問に思ったこと。ヒーローは刑事だというのに、なぜにタイトルがボディガード?と。思わず原題をチェック…『Her Lawman on Call』…英語は苦手なので辞書を引く…[on call]=呼べばすぐ応じる………(只今妄想中)……爆笑!www<何を妄想したんだ、何を;;;;
 まぁ、直訳だと[待機している彼女の法執行官]とでもなるんだろうか、タイトルとしてなら[彼女の法執行官は待機中]と読みたいところですが、そもそも[法執行官]という名称はタイトルにもってくるには語呂が悪いのでワタクシとしても不採用でございます。しかも、はじめこそ「なぜに?」と思っていた[ボディガード]の一件も、物語後半で納得できる。と考えると、珍しくこの邦題、バッチリやん!? ぉお〜ブラっヴォ〜!!<ただの馬鹿です……;;;;
 真面目に…ヒロインもヒーローも、愛する伴侶(もしくは未来の伴侶)を亡くすという経験をしていて、その痛みを理解しあえるというのが二人が惹かれあっていく上でのポイント。
 物語のほうはサスペンスに重点を置いてロマンスのほうは控え目なので、二人が惹かれあう様子はかなり静か。嵐のようなロマンスを期待するとぎゃふんと言わせられるが、私は気に入った。というのも、流れが自然で、妙に色気に走ることもなく、キャラを大切に描いているように感じられ、キャラに対する作者の愛が見えたからw とはいえ、犯人は……ヒーロー、仮にも刑事なのに、最後の詰めが甘いんじゃないか?と、推測大当たりのワタクシはふんぞり返ってヒーローを使いっ走りに降格させたとか…<って、不可能です。そろそろ摩訶不思議な異次元から戻ってこいよ、私;;;
 して、いつもの如くですが、声だけの出演ではございましたがヒロイン父が……w
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
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 こんなことが二度も起きる確率が、いったいどれだけあるの?
 深夜、病院の立体駐車場。医師のサーシャは自分の車に座り込み、警察の現場検証の様子を茫然と眺めていた。
 二週間前にも、この同じ場所で看護師の遺体を見つけたばかりだった。そして今夜も、やはり看護師が、眉間に銃弾を受け殺害されていた。
 警察からは前回も捜査に来た刑事が、例の不機嫌そうな顔で、彼女を見おろしている。
 この人はほほえむことがあるのかしら。
 サーシャは他人を寄せつけない、彼の孤独な横顔が気になっていた。だが、そんなほのかな思いも彼の一言で吹き飛んだ。
「二回とも遺体を発見したのはきみだ。悪いがまた署に来てもらう」
 まさか、彼はわたしが犯人だと疑っているの?
[HQ08/1月]

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

category:Memo
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赤い誘惑/ジュリー・E・リート 
2008.01.29 Tue 06:04
 しまった。またもや続けざまに同ネタ作品を選んじゃった。……と一瞬思ったんだが、外傷性記憶喪失というネタは一緒だが、そのために情熱を傾けていた仕事を廃業へと追いやられたヒーローで、さらにほんのりサスペンス風味。なかなか面白かった。
 そして何よりヒロインが奇抜w 職業がロマンス作家という設定のヒロインはよくいますが、このヒロイン、執筆中の姿もなければネタ転がし中の姿も書かれておりません。そのかわり、通常の視点や思考がときどき作家になるのだ。たとえば、ヒーローが記憶喪失だと聞いたときのヒロインの思考、記憶喪失の設定は小説でしょっちゅう使われるから私はよく知っているし専門家みたいなものよ、みたいなw 性格も行動もかなりぶっ飛んでいるので、呆れるところもままありますが、思った通りに真っ直ぐ突き進むような生き方が、なかなか清々しい気がいたします。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 私の本がベストセラーリストの一位になった!
 シドニーは夢がかなってうれしいはずなのに、なぜかむなしさを感じていた。ともに人生を歩む男性がいないせいかもしれない。
 彼女はかつての恋人アダムとよりをもどすことにした。気鋭の建築家だった彼にひかれていたのに、"結婚"をほのめかされて逃げ出してしまったのだ。
 今なら彼を受け入れる心の準備が出来ている。しかし、アダムと再会したシドニーは愕然とした。
 私のことを覚えていないって、どういうこと?
[HQ:08/1月]

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

category:Memo
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フィアンセは記憶喪失/マーガレット・メイヨー…[記憶をなくしたら] 
2008.01.28 Mon 04:53
 記憶喪失ネタは多々あれど、読み書きやら靴紐の結び方までぶっ飛んじゃったという設定には、はじめてお目にかかったぞ;;;; ここまでやるとは、作者、天晴れw<どーゆー感心のしかただ…;;;
 ここまで重い記憶喪失となると、心神性のものではなく外傷性のもののような気がいたしますが、そうだとすれば、程度にこそ差があってもすべての記憶が戻るのではなく、一生失われる記憶もあるだろうと予想できます。で、実際、物語が終わりに近づいても、ヒロインの記憶のほとんどの部分は失われたままでございます。それが自然な流れというものですが、途中までは読んでいると歯痒くなることでしょう。
 何せ、一年間じっと我慢し続けてきたヒーローに対して、ヒロインはやはりすべてを思い出すまでは二人の関係を先に進めたくないと思っていて、しかし上記の通りすべてを思い出せる可能性は極めて低く、どの程度思い出せるかも未知数なら時間がどのくらい必要かも未知数なので、漠然とした不安を抱えたままのヒロインもどこかで見切りをつけなければならないときが来るはずなのであります。しかしその見切りをいつつけるかはヒロインの気持ち次第だし、見切りをつけるということはすなわち記憶を取り戻すという希望を放棄することだともいえるので、当人がその境地に至らないなら、他人がそれを強要するのは間違いです。が、ヒロインがその境地にいつ至るかも予想不可能な状態で、ヒーローがどれだけその状況に耐えられるか、はたして耐えれば必ず報われると言えるのか、何もかも不明のままヒーローは宙ぶらりんな立場に立たされるわけで、かなりの葛藤に苛まれているのがよくわかります。ヒーローの気持ちもヒロインの気持ちも、どちらかが間違っていてどちらかが正しいなどという問題ではないので、読んでいるほうは歯噛みしたくなること請け合い。<んな保証はいらん;;;
 ジリジリしながらどうなることかと気をもんでいると、問題を残しつつも薄氷を踏むような危なっかしい感じで静々と進んでいたところに、伏線から予想できてはいたもののくるとは思わなかった爆弾が投下され、事態は前よりさらに悪化するという……ぃや、ある意味、悪化したように見えて爆発によって余計なものが吹き飛ばされて、問題がよりクリアになったともいえるか。ともあれ、ヒーローとヒロインの関係はややこしくはなりますが、状況のほうはようやく動き出したという感じなので、ヒロインの記憶は相変わらずでもこれまで霧の向こうにあった事実が見えてきて、二人の未来がどうなるか、なかなかスリリングでございます^^<って、サスペンス要素はまったくありませんが^^;;
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 カリーナは事故にあい、記憶を失って一年がたつ。
 何もわからないなか、どうにか普通の生活ができるようになった。フィアンセだというフォードが面倒を見ていてくれたからだ。
 だが、相変わらず自分の名前すら思い出せないままのカリーナに、辛抱強かったフォードはしだいにいらだちをつのらせる。
 友人か兄のように接してくれていたのに、突然抱きしめられての激しいキス。
 カリーナは動揺し、応えることができなかった。どうしてもフォードを愛していると感じないためだ。
 そして落胆した彼はカリーナに意外な事実を告げた。カリーナは事故の前、別の男性と浮気をしていたというのだ。
 婚約者がいるのにほかの男と? 私はそんな女なの?
 信じられないカリーナだったが、ある夜、金髪の見知らぬ男と愛を交わす夢を見て……。
[HQ:08/1月(初出:00/1月)]

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

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億万長者に片想い/ジーナ・ウィルキンズ…[億万長者に恋して] 
2008.01.28 Mon 00:45
 なかなか面白かった。が……ちょっと説明が難しい^^;;
 ヒロインの設定は、双子の片割れ(妹)で外見はまったく同じでも性格や趣味などはまったく違い、差別化できているのに姉の影に徹しているようなところがあって、無意識に自分を抑圧しているように見える。のに、個性がはっきり表に出ている。はっきり言えば、個性を表に出していて、姉もそれを理解しているらしいのに、経営している店の趣味は姉のものでヒロインのものではないということに、どうして姉は気づかないんだろう?と。
 大ネタを展開させるには双子という設定は必要不可欠だが、完全な差別化がされている双子にしては、姉のほうのヒロインに対する思いやりが自分本位に見えて、複雑な気分が残ってしまう。
 ヒーローは用意周到、完全無欠に見えて、肝心なところで抜けているという面白味のあるキャラなんだが、物語の大部分において、あまりにもそつがなさすぎて隙が見えず、魅力に欠けるきらいがある。
 全体的に、設定に手を入れすぎて複雑で膨大になり、ネタ自体も大きかったため、処理しきれず乱雑になったような印象を受けた。……共同経営の店という設定はやめて双子それぞれに別々の仕事をさせておき、ヒロイン姉とヒーロー親友のカップリングの[誘拐事件]設定はいっそのこと削除して、噂を消すためのマスコミ対策計画を提案するところから物語を始めて、でもってあーなってこーなって……って、ただのたわごとです、ゴメンナサイ;;;
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
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 彼の熱いまなざしや、心をとろかす微笑みはもうたくさんだわ!
 全米に名の知られた億万長者、ブライアン・ファルコンの恋人として華やかなパーティに出席しながら、グレースは心の中でうめいた。
 ブライアンは双子の姉クロエの元婚約者だが、クロエがほかの男性と恋に落ち、二人の関係は破局を迎えた。彼のゴシップをマスコミが放っておくはずはなく、グレースはクロエを守るために、ブライアンとつきあっていたのは実は自分だったと思わせようと芝居をすることになったのだ。
 だが彼の演技はどんどんエスカレートして、誰も見ていないところでも甘い言葉をささやくようになる。
 愚かだと知りながら、グレースは彼の言葉を本気にしはじめていた。
[HQ:08/1月(初出:03/7月)]

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嘘つきなドクター/エリザベス・ベヴァリー…[恋人はドクター] 
2008.01.27 Sun 08:40
 ヒロインはシングルマザーで、息子の父親はどう考えてもピーターパン症候群……まだまだ記憶に新しいうちにまたもやこんなメモを書いているとは><;;;<読み始めてすぐに後悔したらしい^^; せめてもう数日日を置いてから読めばよかった〜と…
 ヒーローは医者でかなり個性的なキャラ……まだ記憶に新しい―――以下省略―――…><;;;
 とはいえ、ヒーローはなかなか笑えるキャラで、爆笑までは行かないものの前半はよく笑いましたw ヒロインも子持ちとはいえなかなか可愛いので、読み手としては結末がHEとわかっていても幸せになれるようにと祈りたくなります。
 ただ、後半になると笑いはなくなって、ヒーローのモノローグを読んでいたらふと太宰治の『人間失格』の主人公が頭に浮かんできたり……^^;; 共通するところはない……てか、もう20年以上前に読んだきりであらすじすら覚えてないくらいだから、どんなキャラだったかなど覚えてもいないのだが、冒頭で主人公が周囲への自分の態度と本音を語っていて、そこでイメージした【仮面】の印象が、この物語のヒーローに重なったもんで…;;; とはいっても、このヒーローは周囲の人間の顔色をうかがって自分を演出しているわけではないんだがな^^;
 で、タイトルですが、原題直訳だと『ドクター魅力的』とでもなりそうで、ヒーローの特色が前面に出ているわけですが、邦題とは微妙に違います。が、この邦題は実に的を射ていて、まさに物語全体を象徴するようなタイトル。なぜ【嘘つき】なのか、読んでみてのお楽しみってことでw
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 "愛さずにはいられない男"と呼ばれ、多くの女性と恋愛遍歴を重ねてきたドクター・セス・マーニ。
 声をかけた女性に断られた経験などなかった―――シートン総合病院着任三十秒後に声をかけた相手、プルーデンス・ホロウェイに断られるまでは。もちろん、このまま引き下がるつもりはない。
 さて、どうすれば彼女を陥落させることができるだろう?

 "いい加減女王"と高校時代、呼ばれていたプルーデンス。
 あのころは、少し無計画な行動をとっただけで、同級生にいじめられた。もう二度と、いい加減と思われるような行動はとりたくない。
 遊び人のドクターの誘いに乗るなんて、もっともいい加減な行動だ。たとえ、どんなに彼が……愛さずにはいられない男でも。
[HQ:08/1月(初出:01/4月)]

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謎めいたドクター(診察室の恋人たち2-2)/クリスティ・ゴールド 
2008.01.26 Sat 09:04
 前回、前ヒーローに「まるで三流リゾート地のような名前だ」と不興だった今ヒーローの名前ですが、今作までの間にそれなりに付き合いがあったらしいのに、やはり今作でも前ヒーローに名前のことでぼやかれてます^^;; 私も前作で名前見たとき「まさかMMOによくあるネタ装備と同じノリの、ネタ・キャラか!?www」と爆笑したものですが、名前のユニークさに劣らずキャラ自身も独特の個性がありました。
 そして、ユニークにマイペースなヒーローに振り回されるヒロインは、前夫に借金負わされ子供と離れて出稼ぎ(違;;;)で頑張るお母さん。ワタクシとしては、ただただ平伏すほかないような女性で、母は強しといいますが、そんな感じです。まぁ、ヒーローに調子狂わされてうっかり弱さを曝け出しちゃったところが物語のほとんどですが^^;; しかし……オープニングで受けた印象とはかなり違うキャラになっているのが少々気になるところ。
 それはともかく、ヒロインの前夫が大人になれないピーターパンシンドロームみたいな男だったようで。多かれ少なかれ、世の男性は大人になっても子供のようなところが残っているものだ。そういうところがなければ男性の魅力は半減すると思う。ただ、その比率が多すぎれば大人になりきれていない頼りない存在に成り下がるし、どこにどんな子供の部分を残すかによってもダメ男になる確率が違ってくるので……大変だな、そう考えると^^;<そんなこと考える人間はいない。
 子供子供と言ってはいるが、大人になっても残っていていい部分というのは、つまるところ【純粋さ】や【直向さ】、いわゆる「子供は天使だ」と言われる部分のことで、それは男性に限らず人間であれば失わずに持ち続けてほしいものだ。ワタクシ個人としては「子供は悪魔だ(<おいおいおい^^;;;)」と思っているので、そんな部分は大人になる過程で捨ててほしいものですな。そして、この物語で言われるヒロイン前夫の場合、どちらかと言うとこの【悪魔】な部分を大量に残したまま大人になったように見受けられ、ヒロインの苦労を思うと……やはり平伏す以外にないと思ってしまうのである。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 新年の午前零時を迎えたパーティー会場で、助産師のジョアンナは見知らぬ男性にキスされ、神秘的な魅力の虜になって大胆に応えた。しかし耳元で新年の挨拶をささやかれたとたん、はっと我に返り、自分の犯した過ちに気づいてその場を逃げ出した。
 数日後、仕事で病院を訪れた彼女は、予期せぬ再会に息をのんだ。
 あの夜の謎めいた男性が診療衣に身を包み、目の前に立っている!
[HQ:08/1月(初出:04/1月)]

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ドクターとの一夜(診察室の恋人たち2-1)/クリスティ・ゴールド 
2008.01.25 Fri 04:49
 友達以上恋人未満。そんな危うい位置にいる二人。それだけでも微妙なのに、ヒーローの負っている心の傷がかなりヤバいw それでもって、ヒロインのほうは何もないかと言えばまったく逆で、生まれたときから現在に至る親子関係で常に傷つけられている状態とあれば、二人とも心の深くまで踏み込むような関係になったら何が起こってもおかしくない。
 そして、それが起こっちゃったからこの物語になったと。
 自分が愛していればいずれ相手も愛してくれるようになるとは限らない。とヒロインは考えております。実に微妙な問題です。
 男女が惹かれる要素は、まず性的な魅力が一番に考えられるだろうが、実のところは人間的な魅力のほうが重要だろう。お互いに性的な魅力を感じたとしても、それは基本的に遺伝子配合を促すための信号でしかなく、その魅力はベッド止まりでそれ以上の関係に発展する要素にかけている。かと言って、人間的な魅力だけでは恋を伴う愛にはならず、友達止まりの関係にしかならない。夫婦としての愛情には、どちらの魅力も不可欠なのだ。とはいえ、長年連れ添っていれば、性的な魅力はなくなっていき、その代わりに愛着という名の愛が生まれるんだが、人間的魅力のほうはずっと必要なのである。歳とともに衰える美に執着するより、人間としての自分の中身に磨きをかけないと、後々は味気なく空虚な夫婦関係になるぞ、ということだな^^;; 気をつけなきゃ;;;;;
 で、ヒロインは性的な魅力が欠けているのだと考えたんだろうと思うんだが……だからあんな手法と取ることで、彼女に対する愛がヒーローの心に芽生えると賭けたんだろう。着眼点は間違っていないと思うが、問題なのはヒーローのほうで……ヒロインの努力が切ないぜ……;;;
 そのヒーローの問題については……読むべし。<丸投げかー!w
 てなことで、4つ星。


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 ドクターのブレンダンが瞳に暗い陰を宿して現れたとき、キャシーの運命の歯は狂いだした。
 彼女はソーシャルワーカーとして、そして友人として、落ち込む彼を自宅に招いて相談に乗るはずだった。
 ところが、慰めを求める彼に導かれるままに一線を越えてしまう。それはキャシーが密かに憧れ、同時に恐れていたことであった。
[HQ:08/1月(初出:03/4月)]

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バレンタインの約束/ヴィッキー・L・トンプソン…[甘く切ない一日] 
2008.01.24 Thu 10:49
 確か、ディスプレー・コーディネーターとか何とか言う職業って、あるよねぇ……と、思わずヒロインの弁に首を傾げてしまった。とりあえず昔からある職業名は置いといて、本人が自分のやっていることをこういう職業だと宣言したらそうなんだと思うんだが。……潰しのきく肩書きになるかどうかは別だが;;;
 自分が好きだと思えること、幸せだと感じることを仕事にするべきだ、というのは、まさにそうありたいものよのぉぅ…とは思えども、実際にはなかなか難しいことだ。好きなことを仕事にすると不幸になるとも言われるように、仕事には大なり小なり契約というものが欠かせず、それをまっとうする責任が発生するため、自由が制限され枷がつけられるわけで、順調なときはいいがリズムが崩れたり行き詰ったりしたとたん苦しくなるのである。そうすると、好きなことをしているはずなのに幸せではなくなってしまうのである。かと言って、仕事は口糊をしのぐためと割り切れば苦しむこともないかと思えば、実に厄介なことにやはり嫌な事からは逃れられず、そこにはまればやはり苦しむのである。どちらでもいずれ苦しみを体験するのなら、やはり好きなことを仕事にするべきなのかもしれない……その好きなことに向いている才能さえあれば、だが^^;;
 てなことを、つらつらと考えてしまった物語でした。……にしても、バレンタインがネタの物語なのに、なぜそーなるんだ;;;;
 ともかく、4つ星。


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 アルバイトで資金を得ながら全米を一人旅しているジル。
 二月初め、彼女はコロラド・スプリングに着き、さっそく仕事を得ようと街のキャンプ用品店にとびこんだ。
 店主のスペンスはジルに仕事を頼むことに消極的だったが、店に居合わせた老人がなぜか彼女の採用を急に勧めはじめた。
 だが、スペンスに危険な魅力を感じた彼女は逆に尻ごみしてしまう。
[HQ:08/1月]

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二人のバレンタイン/ジャクリーン・バード…[甘く切ない一日] 
2008.01.24 Thu 02:39
 物事の捉え方が逆方向に向いている二人の、思いっきり無意味なすれ違い物語。どちらも冷静に腹を割って、それぞれの物事に自分がどう感じどう考えたかを話していれば笑い話にしかならないんだが、そもそもそれができたらこれほどこじれもしなければ苦しむこともなかっただろうし、だいいち物語になりません。それを考えると、作家ってやっぱりサドだよな……<をぃ^^;
 まぁ、何事も疑問を覚えたら早急に一つの答えを出さず、何通りかの答えを考えてから率直に本人にぶつけてみるのが一番だと、しみじみ思った物語。当事者という立場にあると難しいことだが、本当に二人のことを考えているなら難しくてもやらねばならないし、どうしても冷静になれず自分で出来ないなら誰かに仲介してもらうのも次善の策だよなと、あらためて思ったりするのでした。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 ゾーイは二十歳のバレンタインデーの夜に、初恋の男性であるジャスティンと結ばれ、結婚した。
 ところが、寝室は別々のうえ愛し合うのも控え目で、楽しい新婚生活を期待していたゾーイの心は満たされない。
 さらに、ジャスティンとの深い仲をあからさまに語る女性が現れ、ゾーイは家を飛び出した。身ごもっていることも告げずに……。
[HQ:08/1月]

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まやかしのプロポーズ(富豪一族の絆1)/ペギー・モアランド 
2008.01.23 Wed 13:22
 ヒーローが合併のためにヒロインに近づいたというのは、まあ、それもありだろうと納得できる。が、はじめから事の次第をヒロインにきちんと説明して協力を仰げば、会社など欲しくもないヒロインにとっても利になると言っていいのだから問題なく事は運んだろう。そういう展開でも物語にはなる。絶対なる。通常では問題なく運ぶところに問題が持ち上がるネタはしっかり設定から持ってこられるんだから、できる。
 にもかかわらず、なぜかヒーローは正攻法を取らずにヒロインと付き合いだしてしまうっていうところがあからさまで、読み手には「…………それ、後々になって墓穴掘ることになると思うが、ちゃんとわかっているんだろうな、ヒーローよ?^^;;」と遥か前途に暗雲が見えるのでございました。しかし、ヒーローがまさかあんな搦め手で打って出るとはワタクシも想像もいたしませんで、自ら高速ボウリングで一気に地球内核まで墓穴掘ったヒーローに唖然といたしました。ぼんやりと、これはハリセンでは追いつかないしここは10tハンマーか?とヒーローの頭に何をお見舞いするかワタクシが悩んでいるうちに、掘った墓穴にヒーローが飛び込みましたので、ならばこれはしっかり埋めてやらねばなるまいと、深ーい墓穴にせっせと土を……w<できません。
 ほんに、人騒がせなヒーローでございます^^;;;
 ということで、3つ星。


【あらすじ】