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 お待たせいたしました〜! 『妖精の丘にふたたび3(アウトランダー12)』ダイアナ・ガバルドン作のコメントを、2006年8月20日付けでUPしました。
 行方不明だった一冊、書籍の遺跡ではなく、何とDVDの棚に隠れてました! ど〜してそんなところにぃぃ〜〜〜〜!TT
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 『恋のレシピはいかが?』エリザベス・ハービソン作の関連前作に当たる『十二時の鐘が鳴るまで』のコメントを、2008年2月29日付けでUPしました。

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プロフィール

砂原沙月

Author:砂原沙月
 メモの9割以上がロマンス小説。最近は時々ミステリー小説も入り込んでおります。ジャンルはコメントが投稿されたテーマでご確認ください。
 08/5月現在、溜めまくって要再読になっているメモ待ちがたくさん残っております。約1年かけて消化してきましたが、4/5残ってます^^;;; いつになったら片付くのか、途方に暮れるこの頃でございます;;;;

 星評価は、主観による私のお気に入り度であって、他の方へのお勧め度ではありませんので、ご注意ください。

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夢想螺旋
HQなどのロマンス系小説の読後メモを中心に、ごちゃごちゃと。 共通の趣味を持つ方と知り合えれば儲け物と思っているようなブログです。

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ニューヨークの騎士/マリー・フェラレーラ 
2008.03.31 Mon 06:51
 プラスキ家の次女がヒロイン。物語の途中で前作のヒロイン、長女のサーシャと前作ヒーローのトニーが結婚いたしました…が、トニーの姿が一文字にもなっていないというwww しかも、トニーと今作のヒーローは同職業なのに、面識があるのかないのかもわからない……てか、どうも所轄も同じに見えるので、同署勤務のような気がするし、どちらも殺人事件を扱っているんだから課も同じだと思うんだが、本当に面識ないの? と、疑問はあるんですが、面白かったw
 前回はヒロインが事件の渦中にあって危険が付きまとう物語でしたが、今回はヒロインと家族ぐるみの親友が事件に巻き込まれ、ヒーローとタッグを組んで事件解明に乗り出す物語だったので、直接ヒロインに危機が迫るのは真相に近づく終盤で、それまではサスペンスよりもロマンス色の濃い展開でございます。
 ただ、二人のロマンスと事件の進展過程と時間の流れが少々……というのも、まず二人が出会う、翌日ヒロイン親友の部屋で偶然でくわし、さらに翌日に会い、その四日後に偶然再会、翌日に葬儀に参列、ここまでで物語の約2/3が過ぎているんだが、その後いきなり出会った時点から3週間後とされていた長女の結婚式まで飛ぶので、物語上に書かれていた最後に会った時点から2週間が過ぎていることになり、物語上には書かれていない空白の2週間、二人はどうしていたのかという謎がw つまり、この空白の2週間こそ、ロマンスの進行に重要な期間だろうと思えるのに、何も書かれていないのが解せないんだな。
 そういう謎が残りはしたものの、ヒロイン側ヒーロー側、共に家族の面々が出てきて主役二人を取り巻く環境に奥行きが出ていたように思える。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 ブーツ。クランシーのお気に入りの白いブーツだ。
 ナターリャは幼なじみのブーツの足先を目にして駆け寄った。
 その日、アートギャラリーの駐車場で、電話中に不意に連絡を絶った友人を、彼女はやっと見つけた。
 何か事件に巻き込まれたのではと不安でならなかった。これも、警察署で携帯電話の電源を追跡してもらったおかげだわ。
 ナターリャのそばには、刑事のマイクが付き添ってくれていた。彼は事情を聞いて、勇敢な騎士のように快く協力を買って出てくれた。
 ハンサムなプレイボーイ風で、なれなれしいのが少し気になるけれど。
 そんな思いも束の間、見つけたはずの友人は車の陰に倒れこんでいた。青白い顔で身動きもせず、息をしている気配はまったくなかった……。

【関連作】
『ボディガードは眠らない』
[HQ:08/3月]

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

category:Memo
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書きかえたい過去/メラニー・ミルバーン 
2008.03.30 Sun 04:24
 10年前は高慢で鼻持ちならないわがまま娘だったらしいヒロイン。そんなヒロインに恋をした若かりし頃のヒーロー。……ひとつヒーローに質問。ヒロインは高慢でわがままでどうしようもない娘だと思っていたらしいのに、なぜ惚れることができたんでしょうか。もしかして……顔ですか?^^;<って、質問してもヒーローが答えてくれるわけなかろう;;;
 10年の間に体験した苦い経験と苦悩を経て、自分を変えようとし、そして昔よりもより良い人間に成長し、またこれからも成長し続けようとしている、そんなヒロインの姿が鮮明に描かれている。人は自分を変えようと思い努力すれば変われるのだといっている物語。もっとも、変わりたいと思う人は多いだろうが、変えようと努力できず現状で妥協してしまっているのがほとんどの人の現状だと思う。なぜなら、そのほうが楽だから。死にたくなるほど追いつめられれば、変える努力に伴う苦痛は乗り越えられる。若いうちのほうが乗り越えやすいが、ある程度年をとると年々難しくなっていくものだ。ヒロインはある意味、強制的に生きるか死ぬかの選択を迫られたようなもので、生きていくには昔の自分では苦痛にしかならなかったから、必然として自分を変えようと思ったのだろう。
 昔のヒロインが酷かったからこそ、今のヒロインにヒーローが惚れないはずがない。んだが、せめて昔のヒロインの酷さの中にも、今のヒロインに通じるような何か原石のようなものを、ヒーローが見つけていたのだと思いたいものだ。そうでないと、昔のヒーローはただ単にヒロインの美貌に恋をした馬鹿な男にしか見えず、顔に惚れてたくせに突如現れたヒロイン父にヒロインが嘘をついたことでプライドが踏みにじられたとか、クビになって計画がパーになったとか言って報復を決意するなんて、その他のところでどれだけいい人間だったらしくても価値下がるって。
 ヒーローの過去のヒロインに対する見方の点では、惜しいところがあったものの、なかなか楽しめた物語でした。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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「でも、結婚してくれなかったら困るわ!」
 ジェマは動揺した。
 六日後の誕生日までに結婚しなければ、ジェマに父の遺産は入らない。なのに、お金を渡して形ばかりの夫になるはずだったマイケルが、やっぱりそんなことはできないと言い出したのだ。
 名門ホテルのオーナーだった父の遺産は、継母のものになってしまう。
 だがマイケルが去っていった直後、意外な人物がジェマを訪ねてきた。十年前にホテルで働いていたイタリア人のアンドレアスだ。
 ジェマがさんざん笑い物にしたあげく、仕事も奪った若者……。
 今は高級ホテルを世界各国に所有する彼は、ジェマの話を聞き、なぜか彼女を救おうと申し出た―――彼の子を産むという条件で。
[HQ:08/3月]

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

category:Memo
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すみれ色の妖精/ジャクリーン・バード 
2008.03.29 Sat 10:34
 ヒーローにもヒロインにも、公平にハリセンを振るいつつ、しかしなかなか楽しく読めた物語。
 お騒がせな友人を持ったがために、怒涛の波にさらわれることになったヒロインの過去が、これまた手の込んだ設定で笑えた。笑うところじゃないんだが、懲り過ぎというか、よくぞそこまで考えたなぁとw そのすべてが物語りに活かされていたかといえばそれほどでもなく、設定自体は会席料理の如く煌びやかで実に面白いんだが、物語の中でどれだけ活かされていたかを見ると、料理のすべてを一口ずつ食べてご馳走様…といった様な感じに見える。それが悪いというわけではないんだが、もう少しダイエットしてもよかったんじゃないかなとも思う。
 特に、両親の信託遺産と祖父の遺産もあり、ヒロイン自身はヒーローほどではなくとも十分生活できるくらいのお金を持っているという設定は、物語の中でヒロインが友人の遺産に頼らなくとも問題ないと言う根拠として使われているんだが、イラストレーターとしても順調らしいのだから、その設定に固執する必要性もないわけだ。で、十分な遺産を持っているという設定と、イラストレーターとして成功しているという設定のどちらかを残すとすれば、一も二もなくイラストレーター設定。この設定によって、構成上ヒーローがヒロインに抱いていた偏見がいくつか覆されているので。それに対して遺産のほうは一度出たきりで、最後になってヒーローにそれを打ち明けるのかと思っていたのに出てこなかったので、それだけ必要性の薄い設定だったといえる。
 まぁ、重箱の隅を突いたら、もっと改良の余地がある物語のように思えるが、そのつもりで読まなければ十分楽しめる。てか、遺産設定以外でも改良の余地があると私が気づいたのも、このコメントを書いている最中だったのでw
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 ヘレンにとって、デリアは十代のころからの大事な親友で、彼女の頼みを拒むことなどできなかった。
 この三年半、ヘレンはデリアが密かに産んだニコラスの面倒を見ている。デリアからは定期的に連絡が入っていたが、六週間ほど音沙汰がない。
 心配していた矢先、デリアの訃報がもたらされた。
 ヘレンは母を失ったニコラスが不憫でならず、デリアの兄レオンにもちかけられた結婚に同意した。彼も妹の遺児の幸せを第一に考え、二人で育てようと言ったのだし、結婚は便宜的なものだと信じていた。
 しかしほどなく、ヘレンは自分の見通しが甘かったのを思い知らされる。
[HQ:08/3月]

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

category:Memo
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縛られない関係/ヘレン・ビアンチン 
2008.03.28 Fri 10:33
 基本的に淡々とした物語なんだが、深い森の小さな湖の上を微風が渡って水面を微かに揺るがせるように、それまで水面下にありながら眠っていた、ヒーローとの結婚を狙う彼の古い友人という女性がヒロインに吹き込む悪意ある言葉や、ヒーローとヒロインの間に言葉としてはっきり[愛]の確認がないことや、出自の違いという微妙な問題が、穏やかだった水面を揺るがせる、そんな物語。
 主にヒロイン側の心が揺れ動いているので、ヒーローが踏ん張らなければあっけなく壊れてしまう不安定さが、読み手に気を揉ませます。
 とにかく、ネタや展開や設定のどこにも変わったところはないし、ドラマティックさにおいてもさほどではなく、かといってキャラの魅力が突出しているというわけでもないが、ヒロインの心の揺れ具合や、言葉にはされないヒーローのヒロインに対する心の内などが、実に絶妙。
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
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 豪奢なホテルで催された華やかなパーティに、リセインは恋人のザックとともに出席した。
 ザックは敏腕法廷弁護士で、力強いオーラを放つ大富豪。リセインは彼と一緒にいるだけで身も心も満たされる。
 だが、彼を狙って近づいてくる女性は数知れない。
 その夜も黒髪の美女アレグラが、あからさまに誘いをかけていた。こんな場面に遭遇するたびに、リセインの心はざわつく。
 わたしとザックは恋人。でも彼は結婚について触れもしない……。
 半月後、リセインはザックの子を身ごもったことに気づく。
 同じ日、ザックとアレグラの婚約を報じる記事が新聞に載った。
[HQ:08/3月]

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category:Memo
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熱く奪って(愛と欲望のテキサス1)/ヴィッキー・L・トンプソン 
2008.03.27 Thu 11:12
 あらすじの最後の行に並ぶ文字をその目が追った。
「……って…なんじゃそりゃぁ〜〜〜〜!?」
 叫び声とともに、いつの間にか手にしていたハリセンが空を裂く。しかし、聞き慣れたはずの小気味良い音は響かなかった。どうやら標的は巧妙な幻影だったようだ。チッと舌打ちすると、沙月は本体を探すべく、ハリセンを引きずりながら物語の森に分け入って行くのだった。 ―――次回へ続……かない―――
 ……失礼いたしました^^;; つい、あらすじの冒頭にあったヒロインの名前に七転八倒した末トチ狂い、逃避行動に走りました;;;; 読んでいる間、どうしたところでアノ名前から逃げられるはずもなく、どこまでもどこまでも追ってくる上、セクシャルな場面は多くのロマンス小説ではスポット型なのに対しこの物語は全編通してそれがテーマだ!!と言っているような物なので、追い討ちをかけられました;;;; 撃沈寸前のワタクシでございます;;;;
 して、コメント冒頭のわけのわからん一人劇ですが、本文を読めば、あらすじにあるアノ台詞は出てこないどころか、そんなことを匂わすことすら言っていないことがわかります。あらすじ読んだときは、マジでヒーローにハリセン食らわそうと思ったんですが^^; どちらかというと、素直に自分の気持ちだの考えだのを吐露しているヒーローは可愛いw
 それにひきかえヒロインは……ヒトの名前騙ってそんなことすんな、バカぁーーーーっ!!(T^T)<騙ってません騙ってません;;; 落ち着け、自分;;;<それは、ミリ><;
 ……物語自体は結構面白かったが…ヒロインの名前さえ、他のであれば……あらすじ書いてるとヒロインの名前が私の名前で変換されるんだよーーーーーーっ!! ふんぎゃぁぁーーーーっ!
 コメンテーター撃沈のため、ここで切り上げさせていただきます;;; 
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 エリカは地元の人気ミニコミ誌『ダラス通信』を発行している。彼女の各レストラン表は店の集客に大きな影響を及ぼし、悩み相談欄宛には、彼女の機知に富んだ回答を求めて、読者からのメールがひっきりなしに送られてくる。
 仕事はすべて順調。しかし、エリカの心は満たされなかった。
 そんなとき、一人の男が彼女を訪ねてきた。ダスティン・ラムジー―――高校時代の同級生であり、エリカの初めての相手だ。
 十年間音信不通だったのに、今さらなんの用?
 不審に思うエリカに、ダスティンは言った。
「ビジネス契約を結びたい。だがその前にまず、服を脱いでくれ」
[HQ:08/3月]

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眠れぬ夜に見る夢は/ジーナ・ウィルキンズ 
2008.03.26 Wed 07:30
 「つまり、〜なわけだ」が口癖のようなヒーロー。読んでいてふと、そういえばそういう言い回し、私も多いな……ぅはっ;; 恥ずかしっ!(((((((*ノノ) と、何だか居心地の悪い思いをいたしました。<アホかぃ;;
 予知能力を持っていることが普通ではないと感じていながら、普通でありたいがために、自分は普通なのだと思い込もうとしているヒロインの心情を思うと、ヒーローのヒロインに対する頑なさに苛立ってきます。どう考えたってカラクリのない出来事に、裏があるはずだと必死ともいえるくらいに決め付ける様子を見ていると、何がそんなに怖いんだろうかと少々呆れたり。
 ヒロインの予知が仕組まれたものだという証明も、どんな仕組みで騙しているかという理論展開もできないのに、なぜかヒロインを侮蔑して当然と思っているヒーローのその態度に、ビシバシとハリセンを……
 ヒロインにとっての予知は、人間が手を使えることと同じレベルの能力で、人がなぜ自分は手を使っていろいろなことができるのか、どうして手を使うことができると知っているのかを説明できないのと同じように、ヒロインにとっては自分がなぜ予知ができるのか説明することは不可能なわけで、説明できないから他人に理解してもらえない。そんなヒロインを見ていると心がしくしくと痛みます。
 そんなこんなで、全体的にどことなく哀愁の漂う物語でした。
 ということで、5つ星。


【あらすじ】
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 エイズリンには未来を予見できるという不思議な力があった。
 でもそのことを知っているのは、ごく限られた人だけ。あからさまに疑いの目を向けてくる者も少なくなかったからだ。
 イーサン・ブラノンも、まさにそんな一人だった。
 親友のフィアンセの兄であるイーサンとエイズリンは花婿と花嫁の付添人として出会い、結婚式でその役目を果たした。別れ際、彼に触れられたエイズリンは打たれたような衝撃を覚える。
 眠れぬ夜が明ける頃、彼女は押し寄せるイメージからその意味を知り、イーサンを訪ねた。
 家族写真を指して告げる。
「彼は生きているわ」
 それは、幼くして亡くなったイーサンの一番下の弟だった!
[HQ:08/3月]

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罠に落ちたシーク(ボスには秘密!2-2)/ジュリアナ・モリス 
2008.03.25 Tue 03:29
 ヒーロー設定が[シーク]である必要があったのかどうか、首をかしげるんだが…それはともかく、ヒロインのことが忘れられず、経済的に必要もないのにヒロインの勤める会社に就職してくるヒーローってのが、笑えたw そこまでしてヒロインを追いかけるその猪突猛進ぶりが、ヒーローの性格のすべてを語っているといってもいいかもw
 とはいえ、その強引とも言えるほどの力押し具合が、ヒロインにとっては惹かれる要素でもありながらいただけないと思っている点でもあり、その矛盾に頭を悩ませつつ、それを整理しようとしているそばから度重なるヒーローの強引さに混乱させられ……ヒロイン、ちゃぶ台返ししたくなったんじゃなかろうかと、読んでいる途中でひそかにワタクシは思ったのでございますw
 でまた、ヒーローの長年の友人でもあり会社の社長でもあるケイン氏が、【僕の子供の母親は誰だー!?】問題に頭痛を覚えつつ、ヒロインの体調に疑いを持って探りを入れるその様子が、微妙に睨み合うヒロインとヒーローの関係をざっくりとかき回す結果になるところも、笑える要素でw しかし、それが思いのほか早い時点できてしまうので、もっと引っ張ったほうが混乱して面白かったんじゃないかなぁと思ったりもしたのだが、展開的にはこのままでも面白いので特に不満を感じるほどではない。が、引っ張ってみたパターンも読んでみたいという、無茶苦茶な希望が…w
 ともかく、ケイン氏の母親リストに載っている7人のうち、これで4人が除外され、残りが【ゴシップ魔の受付嬢】と【ヒーローに色目を使っている社員】と【精子バンクには行くわけがない!とヒーローが思っている彼の秘書】という3人になったわけですが、ヒーローにこんな評価を受けているキャラをヒロインにして、いったいどんな物語ができるんだか、そこのところが楽しみだったり^^;
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 ジュリアは新しく着任した重役の名前を聞いて呆然とした。シーク・ラウル・オマーン―――半年前ワシントンで出会い、夜をともに過ごした相手。
 病気のせいで子供が産めない可能性があると医師に言われ、動揺していたジュリアは、ラウルを見た瞬間に運命を感じた。彼こそ私に赤ちゃんを授けてくれる人だ、と。
 夢のような夜のあと、ジュリアは彼の前から姿を消したのだった。
[HQ:08/3月(初出:03/1月)]

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セクシーになりたい!(ボスには秘密!2-1)/サンドラ・ポール 
2008.03.24 Mon 08:57
 流されそうになりつつも瀬戸際でしっかり立ち直り、信念を貫くヒロインが天晴れ!w
 それにしても、ヒロインが恋愛について自分が持つ信念をあれだけ説明しているにもかかわらず、なぜヒーローはそれを理解できないのか、それが謎だ^^;; 何を言っているのか理解せずに、自分のやり方自分のルールで推し進めようとするのはどうしてなのか、不思議でならん。あんなにはっきりしてるのに。
 まぁ、そういうヒーローの困った言動はあったものの、結局最後はヒロインの粘り勝ちでw つまり、お熱い場面はなしの物語。そのぶんヒロインとヒーローの心の流れが自然で、気持ちよく読めた。
 そして、物語の後ろにある社長ことケイン氏の【僕の子の母親は誰なんだー!?】問題は、今回は端っこのほうに追いやられておりました^^;;
 ところで、邦題ですが……なんでまたこんなしょーもないタイトルなんだろう;;;; そこはかとなく、ヤケクソ気味な雰囲気が漂っているように思えるぞ;;; 原題は『The Makeover Takeover』と……これは確かに日本語にするには難しい。一つずつの意味は【イメージチェンジ】【(主導権を)バトンタッチ】てなところなんでしょうけど、二つ繋げてみてぴったり来そうなタイトルというと…………………『恋愛下克上』……とか?<ぅは〜;;;; 笑えない><; <てか、何なの、そのBLコミックス・アンソロジー系チックなタイトルはっ!?
 ヤケクソ感漂う『セクシーになりたい!』になったのもうなづける。タイトル考えた方、ご苦労様でした;;;
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
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 ローレンはひそかにボスのレイフに恋をしていた。だが彼は、地味で真面目なローレンを女として見てくれない。
 ある日、体調を崩し吐き気を訴えて早退した彼女の家へ、レイフがやってきて言った。
「セックス目当ての男のだまされて妊娠したんじゃないのか?」
 傷ついたローレンは怒りとともに、ある決意を固めた。
[HQ:08/3月(初出:02/12月)]

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

category:Memo
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涙にぬれたプロポーズ/ジェイン・ポーター 
2008.03.23 Sun 05:50
 とっても疑問なんだが、【秘書としての有能さ】と【パニック気質】という二つの性質は、併せ持つことが可能なんだろうか? 何となく疑わしい……;;;
 そこは目をつぶるとして、ヒロインは実に素直と言うか…純粋と言うか…
 同じネタの多くの作品では【ヒロインはヒーローを愛しているが、ヒーローから便宜結婚を打診され、愛されていないのを承知で受け入れるが、自分が彼を愛していることは絶対に知られたくないと考える】というパターンが定番ですが、このヒロインはヒーローを愛していることを隠しませんし、自分が結婚に望むのは愛だけだとヒーローにもはっきり言い切るくらいの真っ直ぐさと度胸があります。
 してヒーローは馬鹿だ。<ぅをぃおいおい;;;
 足に重石つけて海に不法投棄の刑だ。<不法投棄はまずかろう;;; きちんと許可をもらってから捨てましょう<許可なんて出ません。環境破壊になりますから。<…愚か菌で海が汚染されるちゃうのはまずいな…
 ともかく、それなりに面白かったです。ヒーローはダメダメだし、ヒロインはちょっと変だが。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
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 ウィニーがモーガンの秘書になってから五ヶ月。
 彼はニューヨークで一番セクシーな男性と言われていて、いつも美女たちに囲まれ、ウィニーの名前すらろくに覚えていない。絶望的なくらい彼を愛するウィニーの気も知らずに。
 大都会でのそんな生活に疲れ果て、ウィニーは転職を決意した。
 職場を変われば、きっと彼のことを忘れられる。毎晩のように彼のことを夢想し、寝不足に陥ることもなくなる。
 ウィニーは面接の予約を取りつけ、飛行機に飛び乗った。だが新しい会社での採用が決まり、ニューヨークに戻ってみると、空港でウィニーを迎えたのはモーガンだった。
 あっけに取られるウィニーをリムジンに乗せ、高級レストランに向かう途中、彼はいきなり切り出した。
「僕と結婚してくれ。ただし、これはビジネスだ」
[HQ:08/3月(初出:03/6月)]

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終わりなきシナリオ/アン・メイジャー…[恋人には秘密] 
2008.03.22 Sat 14:10
 純愛意地っ張りモードなカップルでした。<って、何なの、そのネーミングは;;;;
 純愛路線は私好みではありますが、ヒロインが手に負えない馬鹿娘で……ハリセンかな……ハリセンだな^^;; 父親に認めてもらいたいと思う気持ちはわかる。でも、それが17歳のときならしかたないとしても、成人していっぱしの大人になっているんだから、いい加減父親の顔色うかがいながら生きていくのはやめるべきでしょうに。自分の人生なんだから、ちゃんと責任持とうよ、ヒロイン。父親の顔色に合わせて自分の人生の選択を決めて、後になって失敗だったとわかったとき、それを父親のせいにできるとでも思っているんだろうか。父親の顔色に合わせようと反発しようと、自分の取った行動は自分の責任なんだといい加減自覚していい年でしょうに、情けない;;;;
 こういうヒロインだとどうしても魅力を感じなかったりするんですが、ヒーローにとってはそうではないようで。つか、ヒーローの一途さが痛々しい><; とはいえ、本人そんなことは認めておりませんがw
 そんなこんなで、読んでいるとヒロインの後頭部を何度もハリセンでひっぱたきたくなる物語でございます。
 てなことで、3つ星。

 あ、そうだ。作者の名前ですが、【アン・メイジャー】と【アン・メイザー】とどっちも同作家だよね?;;;;<ちょっとよくわかっていない;;;


【あらすじ】
 
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 "ヘザー、君のことが忘れられない"
 ジョーイ・ファサノは、自分の失言を深く恥じていた。
 アカデミー賞の授賞式であんなことを言ってしまうとは。自分を捨てた女を未練たらしく忘れられないでいると、全世界に知られてしまったじゃないか。
 六年前、俺はヘザーに捨てられた。栄えある上院議員のお嬢様。
 彼女の兄を殺したと責められ、追われるように町を出た。ヘザーも味方にはなってくれなかった―――その彼女が今度結婚する。
 テレビでは彼女と婚約者のことが報道されていた。画面の横のほうに小さな男の子が映った。
 あの子はいったい誰だ? 五歳のころの俺にそっくりだ!
 別れたとき、ヘザーは俺の子を流産したと言っていた。あれは嘘だったのか? そこまで俺を憎んでいたのか?
[HQ:08/3月(初出:00/3月)]

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ドクターは独身主義/バーバラ・ボズウェル…[恋人はドクター] 
2008.03.21 Fri 03:47
 何だか軽い、このヒーロー。どう言えばいいんだろう…外科医という職業を選んでいるのだから、人生に対する姿勢はそれほど軽くはないはずだと思うんだ。ED直前のヒロインとの言い合いにしても、職業倫理がヒロインの心情と対立していて、どうしても医者としての立場から離れられない様子を見れば、責任感も強くいい加減な人間ではないことがわかる。
 にもかかわらず、女性との付き合いとなると、どうしても軽佻浮薄という印象が強い。それまで付き合ってきた女性との別れ方も、連絡を取らないようにして意図的に自然消滅を狙っているらしいし、ヒロインとベッドの中にいるときにかかってきた親友からの電話で、ヒロインに何の配慮もなく1時間近く話し込んでいたりとか、物語終盤にもヒロインが帰宅を急いでいるにもかかわらず廊下でばったり会った親友とどうでもいい話をし始め、ヒロインは娘が気がかりで立ち話などしていたくないというのにヒーローはヒロインの腕をがっちり掴んで引き留めておきながら、ヒロインに対する配慮は何もない上、強引に腕を振り切って帰っていくヒロインの態度に傷ついているという……その頭の中は空っぽなのか?と思うような、自分にとって本当に大切な人への思いやりに欠ける態度がどうにも気に入らない。
 だいたい、用件が済んだらさっさと電話なんぞ切れ。どうでもいい話なら、いつだってできるだろう。男の癖にどうでもいい話でその場にいる恋人の時間を浪費してまで長電話なんかするな! こんな男はロープでその場に縛りつけたまま放置して、さっさと帰るんだヒロイン!<ハリセンでは甘いと思ったらしい;;;
 携帯を持っていない人の数も少なくなってきている現代では、人と会っているときに携帯に電話がかかってくるという場面はよく見かけると思うが、自分が会っている人の携帯に電話が入ったとき、自分の存在を無視されたまま長々と話されていたらどんな気分になるか、誰でもそれくらいは想像がつくはずだし、そうされたときの自分の気持ちを考えたら逆の立場に立ったときにどう対応するべきかおのずとわかると思うんだがな。
 電話においてもそういう配慮に欠けるヒーローなので、当然ヒロインの心情を汲んでやるということもできない。職業的な倫理観はとりあえず置いておいて、正論を通すのではなくヒロインの心情を汲んで血を流す彼女の心を癒そうとするべきときなのに、そんなことすら気づかない無神経さがイヤ。
 EDではヒロインを信じるべきだったとか何とか言ってますが、根本的な問題はそんなものじゃない。ヒーローは自分の周囲にはいい顔をしておきながら、一番身近で大切にすべき人間をないがしろにしているわけで、それを自覚していないということが問題なのだ。にもかかわらず、そこについては物語の中でも言及していないので、いずれこの二人の間にはこの問題が大きくのしかかることになるだろうと予想するのである。それを考えると、読み終えてからも嫌な気分になる物語でした。
 てなことで、2つ星。


【あらすじ】
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 整形外科の研修医、デヴリン・ブレナンは引越し先の向かいの住人を見て驚いた。彼に突然の別れを告げ、しかも、その直後に別の男性と結婚したかつての恋人ジリアンだったのだ。
 ジリアンが別れを切り出したのにはわけがあった。そしてタイミングの悪いことにデヴリンと別れたあと妊娠に気づき、偽装結婚したのだ。自分のように、父親のいない子供にしないために。
 今、デヴリンは我が子とも知らず、ジリアンに抱かれた愛くるしい女の子を見つめていた。
[HQ:08/3月(初出:99/1月)]

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美しき傷跡/ジェイン・ポーター 
2008.03.20 Thu 11:58
 ……それなりにな物語だった。以上。って…終わっちゃった;;;;
 う〜ん…う〜ん…;;;; 冒険好きのヒーローはヘリの事故で大怪我を負い、只今車椅子に失明中…というところ。ほとんど自暴自棄というか、思うようにならない自分の身体能力にストレスがたまって周囲に八つ当たりする姿は、思いっきりハリセンものかと思われますが……しかし…その事故で友人すべてとたった一人の肉親である兄を失っている…ということを考慮すると、ヒーローのそんな態度も頭ごなしに「わがまま」の一言で片付けられるものでもないしなぁ……なんて考えると、ハリセンも引っ込めるべきだろうかと思っちゃいます。
 そんなヒーローを奮起させるのがヒロインでございまして、ほとんど喧嘩腰のやり取りでヒーローを立ち直らせてしまうのですが、看護師としての仕事姿がないんですもん、このヒロイン^^;;; ぃや、ヒーローに仕事取り上げられちゃって、ほとんどお客様状態なわけですが、それも何だかなぁと思ったり。とはいえ、ヒロインは過去と決別して現在の仕事で生きていこうとしているので、その姿勢には感心させられるものはあります。が、いかんせん、仕事らしい仕事をしている姿が描かれていないうえ、豪華な屋敷でお客様している姿ばかりが目に入れば、どうしたところで魅力が欠けてしまうわけです。
 何と言うか……息切れもせずに読めた物語ですが、しかし、これといった面白さに欠けると言えるかも。
 てなことで、2つ星。


【あらすじ】
 
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 エリザベスは看護師派遣会社を切り盛りしている。
 彼女が送り込んだ六人の在宅看護師が次々と追い返されたため、エリザベス自らギリシアに飛び、彼の屋敷に出向いた。
 患者の名前はクリスチャン。ギリシア随一の大物実業家だ。
 事故で失明し、歩くこともできない。だが、医師の話では運動機能も視力も回復が見込めるという。
 患者を励ますエリザベスに、彼は言った。
「ぼくは君が賞賛するような英雄ではない。怪物さ」
 包帯をむしり取ったクリスチャンの顔には大きな傷跡があった。
 エリザベスは息をのんだ。彼は傷跡さえも美しい……。
[HQ;08/3月]

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商品は億万長者!/ジュリアナ・モリス…[億万長者に恋して] 
2008.03.19 Wed 02:32
 あらすじだけ読むと、このヒーロー、鼻持ちならない自信過剰な傲慢男に思えます。が、いやはやいやはや……何の何の……フッフッフ……<って、何が言いたいっ!? オノレのほうが鼻持ちならんわー!<スミマセン;;; つい、どう言おうか考えるための妙な時間稼ぎを…;;;<まぎらわしいわ!;;;
 読んでみるとわかりますが、このヒーローはかなり素直で不器用です。ヒロインに言わせると傲慢だとのことですが、自分にはお金以外に取柄はないと思っているらしい自信のなさが可愛いですw 父親を亡くして以来長男として一家を支えていくという信念を持つ、真面目さと責任感の塊のようなヒーローなので、自分のことより先に家族のことを考えてしまっている結果、家族にとってはお節介焼きの親鳥のような愛すべき兄でありますが、自分のこととなるとさっぱりわからず、ちょっと己を見失っている観のあるキャラで、そこのところが愛い奴じゃw
 そんなヒーローとは住む世界が違うと思っているヒロインは、内面に脆さと強さを持つなかなか魅力的なキャラ。傷つきやすさと臆病さを抱えながらもしっかりした価値観を持っていて、気が強く少々頑なな面がありながらも基本的に優しく善良であります。
 このカップリングは初々しさがあって好きだ。
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
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「億万長者とデートする女性はあなたに決まりました」
 電話の向こうの声に、ベスは唖然とした。どうやら隣人が勝手に応募したラジオ局の懸賞に当選し、有名な富豪ケイン・オロークとデートができるらしい。
 だが、ベスはそんなイベントに参加するつもりはなかった。

 "地元の女性、億万長者とのデートを断る"
 新聞を見て、ケインは驚きとともに怒りを覚えた。
 弟に頼まれていやいや引き受けた役目だが、まさか拒絶されるなんて夢にも思わなかった。
 これは僕のプライドにかかわる問題だ。絶対に彼女を落としてみせる。
 ケインは新聞を投げ出すと、ベスの家へと向かった。
[HQ:08/3月(初出:03/3月)]

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スキャンダラスな令嬢(富豪一族の絆3)/シャーリーン・サンズ 
2008.03.18 Tue 06:37
 ヒロインの早とちりの誤解で危機が訪れる……はた迷惑なキャラだな、このヒロイン;;;; ホテルのヒーローの部屋に自分以外の女性がいたからって、すぐ【浮気】って単語に飛びつくんじゃありませんっ! すぱこーんっ!!
 と、ヒロインにハリセンかましたところで、このフォーチューン一家の抱える問題がにわかに表面化してきたような雰囲気のこの物語、この先どうなるのか、そっちが気がかりです。なんて書くと、今回のヒーローとヒロインのほうは気がかりじゃないような感じですが、実際「勝手にやってなさい…( ̄  ̄;」と思える物語なので^^;;
 物語序盤のヒーローはヒロインに復讐するという決意が固かったので、そこらへんはお馬鹿な奴…と軽くあしらっておくとして、早合点でパニくるヒロインを伴侶とするなら、ヒーローは何があっても動じないくらいどっしり構えていられるだけの度量がないといかんのだが、復讐をやめようと思い始めた頃からその片鱗を見せているのであとは放っておいても何とかなるでしょう……みたいな気がw
 そんな二人より、このままでは何ともなりそうにない他の面々の問題が気になって気になってw 特に一話目のヒーローだったヒロイン兄のケイスが、腹違いの弟であるブレイクに対してどうしてあんなに敵愾心をむき出しにするのかという謎。高速ボウリングで墓穴掘った性格から考えると、シリーズの最後というか彼とブレイクの間にある問題が片付いたとき、再び高速ボウリングで墓穴掘るんじゃないだろうか……と、期待して気になっております^^;; それからヒロイン父と義母の間の暗雲やらも気になるところです。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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 エリザ・フォーチュンは出番を告げるアナウンスに促され、チャリティ・オークションのステージ中央に進んだ。今日エリザが競売にかけるのは、手料理をふるまうというディナー権だ。
 ディナー権はすぐさま高値に吊り上って次々に入札の声があがったが、一人の男が提示した法外な金額に、場内は静まり返った。
「三万五千ドル」
 ハスキーなその声を耳にしたとたん、エリザの背筋は凍りついた。どれだけ歳月が流れようとも、聞き間違えるはずがない。
 目をやると、やはりリース・パーカーが会場奥の席に陣取っている。
 エリザは狼狽しつつも、リースの冷ややかな視線を受け止めた―――六年ぶりに会う、夫の視線を。
[HQ:08/3月]

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眠り姫は目覚めた/ペニー・ジョーダン 
2008.03.17 Mon 02:49
 23年前のヒーローの大失態に、ワタクシ「…(絶句)… orz」と。目も当てられないとは、まさにこのこと。ヒロインの心痛を思うと、泣けてくるのを通り越して心情的に疲れて脱力し、ハリセンすら持ち上げられませんでした。
 が、その後何とかヒロインと話しをしようとしたヒーローを、接近禁止令で拒絶しつづけたヒロインにはビシバシとハリセンを……^^;;; そうしたくなる気持ちはわかるんだけど、それでは何にも解決しないのに〜! と、歯がゆく感じつつ読み進めていくも、やはり再会後もヒロインの態度は相変わらずで。
 とはいえ、ヒーローもヒーローだ。接近禁止令で近づけなくなったなら、ヒロインが根負けするまで手紙で攻めてみろ! きっと中を見もせずに破り捨てられるだろうが、それでも何年経とうと送り続けてみるべきだろうに、結局諦めてしまったために23年も無駄にしたわけだ。
 物語としては、その23年の長い別離というのはドラマチックな要素になるけど、23年といったらほぼ四半世紀で、人間の寿命を考えたらほぼ1/3に匹敵する時間なわけで、おいそれと無駄にできるほど短い時間ではないんだがな。ヒロインだって憎んでいると言いつつ、その気持ちは裏を返せば愛が残っているという表れでしかなく、お互い結局は相手以外に愛せる人はいないというのが事実で、本来なら23年分の幸せな思い出を作っていられたはずなのに、ヒロインは心の傷からその奥にある愛を無視し続け、ヒーローは自責の念からヒロインを取り戻すことを諦め、それぞれの愛に対して無駄に時間を浪費したわけだ。物語とはいえ、なんてもったいないことを〜!!と思わずにはいられない。
 こういう気持ちのこじれで長い時間を無駄にしたカップルの物語というのは、終わりはハッピーエンドで丸く収まったとしても、何だかとても虚しい気分になるのであります。
 ということで、3つ星。


【あらすじ】
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 まだ学生だった二十三年前、アビーは大学講師のサムと知り合い、熱烈な恋愛の末に電撃結婚した。彼女が妊娠したのは、結婚して二ヶ月、幸せの絶頂にあったときだった。
 だが、サムは冷たく言った。"僕の子であるはずがない"と……。
 そして浮気をしたときめつけ、アビーを一方的に責めたのだ。
 自分を信じない夫に深く傷つけられ、アビーは彼と別れた。
 その後、彼女は子供のために身を粉にして働き、ひとりで生きてきた。今では人材派遣会社を経営する成功したキャリアウーマンだ。