夢想螺旋

 
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31
 
 なかなか笑えるところの多かった今回。下品度もほぼ正常値。<下品度って何?;; 正常値って、どのくらいのこと言ってるの?;;;<まぁ、そう、あまりこだわるな。言ってる私にもよくわからんのだから。<う…;;;;;
 さて、今回は初っ端からレンジャーの補佐としてタッグを組んで走り回ることになったヒロイン。これがモレリには気にいらんらしく、二人の間でレンジャーの存在が厄介になってきた模様。面白くなってきたぞ~と思うも、しかし、その雲行きもはじめだけであとは停滞するどころか後半はほとんどモレリとレンジャーはしっかり手を組んでいるという展開で、そこはやはりミステリー小説だ。
 毎回の如く、ミイラ取りがミイラにというヒロインですが、さすがにレンジャーと組んで動いている今回、ヒロインが狙われるようになるとレンジャーの部下がヒロインの護衛に。そして、今回ヒロインの車がふっ飛ばされなかったかわりに、ことごとくヒロインの護衛についた彼らに災難が降りかかるというw これが笑わずにいられようかw ぃや~、強面のマッチョたちがワタワタしている姿というのは、滑稽でございますw
 で、内容のほうですが……ヒロインとレンジャーが追いかけているターゲットと、殺害された者たちの間にはっきりとした共通点があるのに、なぜか誰もそれに気づかないという。ヒロインが気づかないのは当然として、どうしてやり手と言われるレンジャーも、捜査のプロであるはずのモレリも気づかないのか。気づいて当然だというのに気づかないというのが、あまりに露骨で読んでいてイラつく。しかも、序盤でその共通点に気づいた時点で犯人も特定できてしまうのに、後半に入って彼らがその共通点ですべてをつなげてから先も見当違いな人物を重要視しているというのが……ありえん;;;; 読んでいる方には共通点に気づいた時点で全貌が見えてしまうのに、最後の最後、モレリの鼻先でヒロインが誘拐されて初めて皆に犯人がわかるというのは、いくらなんでも読者を侮ってませんか、と言いたくなるんですが;;;;;
 レンジャー部下たちの災難には笑えるが、ミステリーとしての出来は……ミステリーの点だけで星をつけるなら、ゼロ。金返せと言っていいくらい。が、笑える場面がこれまでより多かったことと、下品さがほぼ鳴りを潜めて許容範囲内だったことと、レンジャーの出番が多かった(<おいおいw)ことを加味してみる。
 と、2つ星。


【あらすじ】
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31
 
 仕事仕事で長時間家を空けている夫に、ないがしろにされていると訴えるも取り合ってもらえず、浮気しているからではないかと疑惑が育ちすぎ、耐えられなくなって離婚した。よくあるパターンでございます。
 一緒に過ごす時間が極端に少ないという点では、我が家も同じでございます。同じ部屋にいても大将はTVにくびったけ、私は読書や他の趣味に没頭し…と、思いっきりマイペースな夫婦なので平素は大して会話もなく。しかしそれを埋め合わせ、まったく話しをしないという状態を回避するために、毎週一度は近くのファミレスで夕食をとり、そのときにゆっくりじっくりといろんな話しをするのが我が家の習慣で、19年円満にやってきているのである。とはいえ、はじめからこんな習慣があったわけはなく、主に妻たる私がいろいろと考えてこういう習慣を作り上げ、大将に少しの妥協をしてもらって続いているわけで、ただ不満を突きつけていただけでは何の解決にもならなかったでしょう。
 つまり、この物語のヒロインの気持ちはよくわかるが、ヒーローに改善と解決を求めるばかりで、その状況にあってどうすれば二人の絆を維持できるかという解決策を自分で考える必要があったわけです。その上でヒーローに相談すれば、ヒーローだって自分の状況をヒロインに押し付けるだけでなく、少し改善しようという妥協を見せてくれたことでしょう。ヒロインには解決策を考える時間的余裕があったんですから。
 とはいえ、「仕事なんだから」というヒーローの言葉が免罪符になるわけでもないんですよね。確かに仕事は大切です。生活の基盤となる家庭経済を支えるわけですから。だけど、ヒーローは一度考えてみるべきだった。仕事はいったい何のためにしているのか、と。ヒーロー自身物語の中で、自分のやっている仕事が好きだというようなことを言っているんですが、ならば、自分は好きなことをして長時間家を空けているのに、ヒロインの好きなことに対してどんな理解を示しているか。まったく何の理解も示してません。ヒロインがしたいのはヒーローと一緒に時間を過ごすことで、彼女にとってはそれが好きなことなんですから。これでは上手く行くはずもない。
 そして物語は、それで別れた二人が二度目のチャンスを得たというお話で……どんなふうにこれらの問題に折り合っていくのかが見所…のはずなんですが、そこのところはアッサリ片付けられてしまいました;;;; 結局ヒロインが妥協するだけで、ヒーローのほうは相変わらず…子供が産まれてようやく生活を変えたらしい…というのは、何だか納得できないというか、モヤモヤしたものが残りました。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    00:15 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
30
 
 ……事件が起きてすぐ、怪しいと思ったキャラが犯人でした…^^;;;;; 何と言うか…読みながら情報分析して推理して……なんてやる前に、思いっきり怪しかったんですが;;;; とはいえ、物語が進むうちにいろいろと出てくる情報を検討して他のキャラも考えてみたのですが、やっぱりはじめに怪しく思ったキャラに戻って来ちゃうんだな。どうして怪しいと思ったのかを言っちゃったらネタバレになりますが、つまり【過去やこれまでの経歴、そして他の友人たちからの評価があまりに綺麗過ぎる】ということでございます。
 それにしても、登場キャラが多くて、名前とキャラを一致させられずに終わった…なんて言っているのは、きっと私だけなんだろうな;;;; 元々名前を覚えるのが苦手なワタクシ、普段どうやってキャラを覚えるかと言うと、前作を例に取れば【子供の頃生き別れ、最近になって再会できた、ヒロインの家の向かいに住んでいる姉妹。妹は血液の病気を患い、園芸が趣味。姉は元気で料理本収集が趣味】【ヒロインの娘のアルバイト先であるプールの向かいに住んでいる、武器収集趣味の変なオヤジ】【温和で気のいい町長さん】【ロマンス小説家で講座の先生】【いかにも芸術家的な珍妙さが個性の女性】【嫌な人間の塊なご夫人】と、こんな感じで覚えるわけですが、今作のキャラを覚えるのはエライ苦労いたしました;;; 何せ、住んでいるところで分けようにも、物語中での居場所は皆同じだし、たいがい皆で行動しているし、区別するには個性だけが頼りでしたので…【不思議ちゃん】【元美女】【判事さん】【中国娘】【ヒッピー(しかし途中でイメチェン。そんなことすんなーーーー!!TT)】【いじめっ子】【いじめっ子】……って…【いじめっ子】が二つ出たところでもうアウトですorz それに加えて、今とは違う過去の姿というのも結び付けていかなければならず……;;;
 そんななので、頭の中で情報をキャラごとに整理しようとしても、情報が増えていくにしたがって何が誰やら収拾つかん!という罠に落ち。<そんな罠に落ちるのは、私だけか;;;
 かなり疲れましたが、それなりに面白かった。
 そしてヒロインとメルですが……なかなか面白いことになってますw
 でもって、何に爆笑したかと言うと、最後の一行、ヒロインとメルのキス・シーンを目撃してしまったヒロインの末息子が叫んだ台詞でございます。そこまで言うか、息子よw てか、どうしてそう思うのか、実に不思議だw
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    16:39 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
30
 
 ウィルスを使っての復讐劇がネタのロマンチック・サスペンス、少々SFもどき風味w いやぁ…何がSFもどきで笑えるかって、ヒーローの左手、七つ道具仕込みの義手ってのが!ww 真っ当な医学研究所の副所長に、何で七つ道具なんてもんが必要なのさ~www しかも危機に直面するのがことごとくヒロインで、その間ヒーローはほんのちょっとヒロインのそばを離れているというだけだったりするところが、何てタイミングの悪さだ~!!www<容赦なく笑ってるな、この女は;;;;
 笑わせてくれるヒーローですが、本人はいたって真面目と言うか、かなり根暗系でございます。8年前、まだ医者を志し将来設計に希望を抱いていた頃事故にあい、左手を失って前途を絶たれたにもかかわらず根明だなんてことは、まずもって不可能ですので、ヒロインを冷たく拒絶して心を閉ざしたというのは正常な反応かと。ヒーローの目から見たらヒロインの人生は順風満帆で、本来なら自分もそんな輝かしい道を歩んでいたのだという思いから嫉妬を抱え、しかしそれとは別に心の奥に封印したはずのヒロインへの愛は生き続け…というのが、切ないです。
 そしてヒロインは、事情もわからず冷淡に切り捨てられた8年前の仕打ちに傷を抱えているものの、ヒーローを愛する気持ちはいまだ消えず、まさに「ここで会ったが百年目!」とばかりに、今度はあっさり切り捨てられたりしないと食い下がる根性が気持ちいいですw
 で、悪役が日本人という設定。翻訳物で日本人を使うと、よく「?」な名前だったりするんですよね。音的には日本人名に聞こえるけど、漢字を当てはめようとするとなかなかありそうにない(あるかもしれないけどずいぶんマイナーな)もので、何だかしっくりこないとか。そういうのを見かけるたびに思うんです。もっとよくある姓にしといてくれれば馴染むのに…と。せめて、上位500以内で。ちなみにこのキャラは【ニシザカ】だそうですが、【西坂】では2000番代、【西阪】では9000番代だそうです。(サイト【日本の苗字七千傑】より)
 そして今回「?」だったのは【オノド】という地名。音的にはありそうだけど、どんな字なんだ? ホントにあるのか、そんな土地? と。思わずMAP検索かけちゃったけど、さすがに平仮名で検索したら、ほとんど全国各都道府県にありますと出ちゃったよ^^;; しかもヒットしたのを見てみたら、ドンピシャなのがなくて【大野】とか……;;;; IMEに【人名・地名】辞書が入っているので、そんな土地があるなら、漢字変換すれば何らかの字が出てくると思うんだけど出てこないしね;;; やっぱり架空の土地なんだと思うんだが、それにしてももう少しありそうな名前にしてくれないもんだろうか…と思うのは、読んでいる人間が日本人だからなんだろうな…。この、自分の国のはずなのに違和感がある名前っていうのは、ちょっと微妙な気分ですな^^;;
 てなことはありますが、物語は楽しめました。……ヒーローに笑ったしな……
 ということで、4つ星。


【あらすじ】
    00:12 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
29
 
 このヒーロー、変。<そんな一言で切って捨てちゃうのか;;;
 変と言うのも、何だかヒーローに配役されるタイプとは思えないキャラに見えるからで。しかも、ブロンドにまつわる面白くも何ともないジョークを、ことあるごとに言おうとするってのは……思わず、「いいから逝っとけっ!!(真意:あー、うるさい…誰かこいつを黙らせろ! 誰も黙らせてくれないなら、私がやるぞ!)」と、鉄板仕込んだハリセンで全力で脳天カチ割って…<待てっ!! 張り倒すんじゃなく全力で脳天チョップ喰らわすのかっ!?;;;<ダメかね?<ソレ、犯罪だから!!;;;;;<でも、ヒロインもきっと「自業自得よ」と言ってくれるかと…<そーゆー問題かっ!?
 ヒーローが変な分、ヒロインが何となくカッコイイ。……よく考えたら、ヒーローもヒロインも、これまで見たことのないタイプのような気が。
 惜しいのは、物語のシリーズ・タイトルが直球で示しているように、濡れ場主体のような構成なので、キャラの個性が上手く活きていると言えるほどではなく、コレだけ面白いキャラ作っておきながら、何てもったいない使い方したんだろうと、つくづく無念を感じるんだな。ヒーローの前妻の話とか、ヒロインのこれまでの男性観とか、そういうものをもっと書き込んで、なくてもいいようなベッド・シーンを思い切って削除してあれば、キャラが立ったと思うんだが。
 ともかく、3つ星。


【あらすじ】
    16:03 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
28
 
 病めるときも健やかなるときも…と言いますが、実際その人の本当の姿が出るのは、[病めるとき]すなわち困難にぶち当たったときで、[健やかなるとき]すなわち平穏な日常において、どれだけ「愛している」とか「この気持ちは永遠だ」なんていう甘い言葉を口にしていても、いざ困難が…特に、自分が負わなければならないものではなく、相手がぶち当たった困難が目の前に立ちふさがったときも同じように言えるか、それが大きな問題です。そしてヒーローは十年前、ヒロインの身に起きた困難な事態を、二人で分かち合って乗り越えようとするかわりに、さっさと尻尾巻いて逃げ出したわけで。当時のヒーローは20歳で、人生に対して考えが甘く、目の前に降って湧いた問題を背負う自信がなかったというのは理解できるし、それゆえにヒロインに背を向けたというのも致し方ないことです。が、その代償として、彼は信用を失ったわけだ。
 その当時のヒーローの行動を許すことは簡単です。しかし、もう一度彼を信用するという点においては、難しい話です。特に、平時に安易に甘いことを言っていたため、同じことを言っても信用を回復することはできないので。実際に、リアルでもこの手の問題はよくある話で、あまりにも軽々しく「愛している」と言う人物は信用できませんし、その後何か問題が起きるとその言葉は嘘だったかのような言動を見せたりします。私は「信用するな」と言っているわけではなく、愛の何たるかを知りもしないくせに簡単に甘いことを言ったりせず、自分の言動には責任を持ちましょうと言っているわけで。
 この物語は、まさに、ヒーローが自身の言動に責任を持つということを怠って安易に聞こえのいい言葉を言ったために信用を失ない、十年経ってようやく失地回復のチャンスを得たというお話であります。
 他にもいろいろ思うところはありますが、こんなところで^^;
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    23:50 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
27
 
 ヒーローがヒロインに振り回されてメロメロ……という展開は、ツボのはずなんだが;;; 寡黙な一匹狼ヒーローという設定も、ツボのはずなんだが;;;;; 何がいかんのかというと、ヒロインがいかん><;
 本来なら、天真爛漫、楽天的だが責任感が強いというのも、好きなタイプのはずなんだが、いかんせん、口を開いたが最後、いつになっても話が止まらないというのが致命的でした;;; 暇つぶしとか雑談が必要な場においては、実に重宝するキャラでございます。はじめから雑談だとか、ただおしゃべりを楽しむだけに話しているという場合は、あまり話題が豊富でなく継ぎ穂を上手く継げない私にとっては実に頼りになるのですが、事実の確認やら何かの話し合いや用件がある話の場合、友人でない限り目的の話題が脇にそれまくって要点に辿り着くのがいつになるのかわからないような話し方をするタイプは、実は苦手です。友人同士であれば、話が迷子になっても「この人だし」と笑って済ませられるし、話の途中で遮り方向修正しても相手はそれを理解してくれるので、どちらも気分を害するようなことになるのはまれですが、初対面の場合はそうは行かない。知りたいことへいつまでたっても辿り着かないことに苛々するし、どこで遮って方向修正したら相手の気分を害さないか見極めるのは難しいし、相手にしても、気分よく話している途中で遮られても平気だという人はあまりいないでしょうから。
 で、ヒロインはまさに、話の途中で遮られるのが我慢ならないというタイプで、しかも自分が主導権を握っていないと気が済まないという困ったちゃん。それだけならまだしも、ヒーローが黙れと言う度ムッとして見せ、ヒーローがきつい言葉を言えば泣く。勘弁してくれ…orz それを何の意図もなく無意識にやっているとヒーローは言っていて、結果振り回されるのですが……意図していようといまいと、こういうタイプは同性には好かれないような気がするのは、私だけでしょうか。マシンガン・トークなのはどうでもいい。意識してでもせずでも、女の武器を使いまくる女というのは、見ていて気分のいいものではないと思うのですが。少なくとも、私はこのヒロイン、嫌いです。特に、守るべき犬のためにヒーローを雇ったくせに、自分が受けた屈辱を晴らすために、犬の警護をおざなりにすることができるというのが信じられん。それだけで自分勝手な高飛車女に見えます。
 なので、ヒーローがいくらツボでも、嫌いなタイプのヒロインに振り回されている姿というのは、楽しくなかった。
 ということで、2つ星。


【あらすじ】
    11:08 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
26
 
 はじめに言ってしまうが、動機の推察は不可能かと^^;; 何たって、その動機に繋がる情報はバッサリ切り捨てられているので、読者の目には見えません。【犯人はあなただ!】という場面までそんなことがあったなどとは知る由もない。なので、動機に繋がる情報が語られると、「……おいおいおい……そんなこと、読者にわかるわけないだろう…orz」と思うこと請け合いです。が、犯人の推測は可能。また、ヒロインにヒントを届けているのが誰なのか、なぜそんなことをするのかについては、かなり簡単にわかるかと。そこから犯人が特定できる。しかし、そのヒントが何を意味しているのかについては、読者にはわかりようがない。
 今回のミステリー部分はそんな感じでございました。
 んで……ヒロインとメルの関係は一進一退といったところでしょうかw どちらかというと、今回は恋愛問題よりも、母娘3代の様子のほうが面白かったw 何だかんだ言いつつも、ヒロインとその母の関係は、和やかかつ理想的と言えるかと。
 笑っちゃったのは、自分史作法講座の先生をしているロマンス小説家のミッシーの台詞。
「ロマンス小説の編集者ってほとんどがすごく若くて、すごく都会的なの。ハドソン河より西には荒野しかない、典型的な読者は生まれつき知能の低い田舎者で、唇動かしながらでないと字が読めないって、そんなふうに思ってる」
 ホントかよw すごく若くて都会的だっていうのは本当かもしれないけど、他はただの冗談だよなw と笑いつつ、だんだん笑えなくなってくる。なぜならコレはミステリー小説で、その中でロマンス小説の編集者をこんなふうに言ったら、冗談だとしてもかなり反感買わないか? だって、どう読んでもこれだと「若さからの傲慢さで、自分が洗練されたインテリだと粋がって人を見下す、頭の空っぽな馬鹿だ」と言っているとしか思えないんですが^^;;;; いいのか、そんなこと言っちゃって!? と、心配になってみたり。ただの冗談であって、まったく当てはまらないというなら、笑ってやり過ごされるんだろうけど、なまじ冗談だとは思えないというのが…;;;; 例えば、某外資系ロマンス出版社の発行物には誤字脱字ならまだしも、編集者は日本人だというのに日本語として難在りな、文章を扱うプロとしてあるまじき送り仮名が頻発していて、本当にちゃんと校正したのかどうか疑わしく、校正しているのならまさに「なってない」を地で行っているのだが、それが若さとそこから来る傲慢さの仕業だと言われたら納得できちゃうっていうところが冗談にならん;;; 笑うべきか納得すべきか、それが問題の、実に悩ましい台詞でございました;;;;
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    21:45 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
26
 
 このヒーローもまた、自分の意思や要求ばかり押し通そうとしてます。とは言っても、母親に愛されず、はじめの結婚では妻にも見捨てられ、それがトラウマになって【自分は女性には愛されない】と思い込み、それが高じて…というか、自己防衛のために【自分は誰のことも愛せない】という考え違いに摩り替えられているわけで、見た目のイメージよりはかなり繊細なキャラ。同情の余地はある。
 とはいえ、ソレで割り食ってるのはヒロインですので、変なところで現実的に考えつつも結婚には夢を持っていた彼女にしてみれば、大打撃。ヒロインに変わってワタクシがヒーローにハリセンかましときますw それ。ビシッ!<……「それ。」って…なんて気のない掛け声だ;;;
 物語は、思い込みで頑ななヒーローの心を開こうと努力する内気なヒロインと、惹かれるなんてことはありえないと思っていた地味なヒロインの誠実さや純粋さ優しさにいつの間にか思うより深く惹かれているヒーローの、ガチンコ勝負でございます。<……ガチンコ勝負って;;; もっと言いようがあるだろう、私よorz
 はじめはヒロインもヒーローには何の気持ちも持っていなかったものの、ヒーローに脅迫まがいに結婚を承諾させられて腹を決めてから、自分が夢見た結婚には及ばなくともできる限りそれに近いものにしようと努力する姿勢がいじらしい。さらに、その後変化していく自分の気持ちを、無意味に否定したり意固地に隠そうとしたりしない素直さには……そのためにかなり傷つくことになるんだが、しかし傷つくことを恐れず、自分が望むものを手に入れる可能性に賭けてみる勇気があり、読んでいるとヒーローにハリセンかましつつ応援したくなります。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    13:32 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
25
 
 ヒーローとヒロインの年の差が18歳…ヒーロー自身、自分を中年だ、ヒロインの父親も同じ年だとことあるごとに言ってます。何と言うか、ワタクシ、自分の年を考えるとかなり複雑な心境になりましてよ…><; 思えば、ヒロインは言うに及ばずヒーローも、大半の物語で私より年下なんだよな…;;;<物語のキャラは年取らないから、追い越す一方だしな;;;
 ソレはともかく、ヒーローは結婚に焦っております。が、候補に絞った二人のどちらと結婚するか、かなり悩んでおります。しかも、どちらとも、結婚するということを考えると違和感があるようで、まさに根本的なところで悩んでます。つか、年齢に踊らされてどーする、ヒーロー;;; 優柔不断になるくらいなら、結婚する時期じゃないってことだがな^^;;;<と言いつつ、友人には「子供産むつもりならもうそろそろ結婚考えたほうがいいよ」と言ったのはワタクシでございますが;;;;<ぃや、ほら、ソレは現実、アレは物語ってことで…w
 ヒロインは若いけれど子供の頃に両親に傷つけられ、頼りにできなかったために何でも1人でこなさなければならないと思ってきたので、人に頼ることが苦手なタイプ。背負った荷が重くて倒れそうだと感じていても、誰かに助けを求めようとせず、それどころか他人に頼られたいと、さらに荷を重くしようとする、自分の限界から目を背けて現実逃避している感じが歯痒い。苦しい自分という惨めさを直視するより、他人の世話を焼いて頼られることで惨めではない自分を感じていたいのだと思うんだが、それは現実的ではない。実際にはヒロインは器用に何でもこなすのだろうが、だからこそやせ我慢がこれまで通っていたとも言え、誰かに頼らなくても何とかなっていたんだろう。
 そんなヒロインのもろさを直感的に悟って、惹かれていくヒーロー。そしてヒーローの半ば強引とも言える強さに、ヒロインは徐々に自分の荷を預け始めるわけで、読んでいるほうは歯痒く思いつつヒーローにエールを送りたくなる、そんな物語でした。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    15:13 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
24
 
 ヒ…ヒーロー…何て鈍い奴……ビシッ! と、思わずのっけからハリセンが。
 何と言うか、自分が管理してしかるべきパスワードすらヒロイン任せで、恐ろしいくらい事務能力が皆無という印象のヒーローに、呆気に取られました^^;; それだけヒロインを信頼しきっていたということですが、裏を返せば自己中心的に物事を見ているとも言えます。つまり、ヒロイン自身がどんな人間なのかを考えるのではなく、自分にとって【こうあるべきだ】という考え方をするってことで。だからヒロインが妊娠したと知っても、【自分が】子供にしたいこと【自分の】子供に【自分が】できること、そういう考え方しかしてません。いったん子供のことは置いといて、ヒロインと自分の気持ちや未来を考えてみるべきときでも、仕事でのチームワークは上手くいっていたんだから結婚しても上手くいくだろうという、独りよがりなこと言ってます。仕事ではヒーローが上司であるため、ヒロインは自分のやり方を通すのではなく、あくまでヒーローのやり方に合わせていただけなのに、そのことにすら気づきません。なので、結婚生活においてもヒロインが自分に合わせて当たり前のように考えている節があり、ヒロインもそれが嫌だから結婚しないと頑なに言い張っているんだと思うんですが。
 頑として結婚を承知しないヒロインですが、他のことは何だかんだ言いつつ譲歩してしまい、現実を見ずにプライドだけで反抗した結果がそれだったわけで、何とも頼りないというか;;; ヒーローもヒーローだけど、ヒロインもヒロインだよな…という脱力感を覚えました。
 ということで、3つ星。


【あらすじ】
    05:00 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
23
 
 以前読んだような気がする内容で…とは言ってもリクエストの再掲載なので、読んだ可能性はある。が、メモがないので。
 程度の差こそあれど、ヒロインもヒーローも似たような境遇の子供時代があったというのがポイントか。ヒロインは2歳のとき修道院の門前に母親に置き去りにされ、ヒーローは生まれて間もなくスタジアムのゴミ箱に捨てられたと。何と言うか、責任持って子供を育てられないのなら、産むなよ…と言いたい。が、とりあえず私の意見はどーでもいいのだ。
 そんな過去があるので、二人とも拒絶されたり捨てられたりということには敏感で、しかしヒロインはその危険を冒しても人との絆を育む勇気を持っている。が、ヒーローはその反対を行っております。理解しあえる二人の間にあるのはヒーローの心の扉一枚で、それさえ開けば未来は明るい。がしかし、そう簡単にはいかず、開かずの扉となるかどうか、ヒロインがチャレンジしていったん玉砕しちゃいました^^; その後でようやく扉が開く……って、反応遅いよ、ヒーロー!! びしっ!<あ;;; 久しぶりにハリセン来た;;;
 物語にはサスペンスなスパイスも入っていますが、さほど強くないので後に行くほど風味が薄れます。<って、何か料理みたいな解説だな;;;
 読みどころはヒーローの葛藤とヒロインの猪突猛進ぶり。前半は少々ダレてますが、なかなか楽しめました。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    13:43 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
23
 
 イベント・ネタ的番外編はクリスマスです。そしてパラノーマルです。
 欧米人のクリスマスと言ったら、日本人の正月と同等、家族イベントでございます。だから今回、レンジャーは不在でございます。本編では彼がどこにいるのかヒロインは知らないそうですが、確かワタクシの記憶では彼には子供がいたはずなので、子供と過ごしているのではなかろうかと予想しております。
 それはともかく、今回ヒロインが追っているのは、人間なのかどうか怪しい爺様。そしてやはり人間かどうか怪しいディーゼルという名の謎の男がヒロインの仕事に密着しております。この男、モレリとレンジャーを足して2で割ったようなキャラで……何と言うか、二枚目キャラの性格設定はかなり固定しているような気がして、食傷気味といいますか;;;; しかも何だか彼にちょっかい出されたヒロインはフラフラしてて、いい加減この尻軽女、誰か何とかしろや…と思ったとか思わなかったとか。本人、口で言うほどガード固くないっていうところが、生理的にイヤでございます。
 と、まあ、内容は相変わらずの笑いのないドタバタでした。
 てなことで、2つ星。<そろそろ気に入り度が下がってきた模様^^;


【あらすじ】
    00:37 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
22
 
 ヒーローが笑えるw 病気のときは誰でも気分が不安定になりやすく、ヘラヘラ~っと笑っていたかと思えば些細なことでムッとしたりするものですが、このヒーローも例にもれず。しかもヒロインとは初対面だというのに俄然甘ったれモードで、不機嫌になってヒロインを怒らせたと気づいたとたん何とか関心を引こうとする様子は、大型犬を思い起こさせますw
 で、ヒロインは自分をとことん裏切った元恋人と破局したばかりで怒り心頭なので、雇主であるヒーローに惹かれていてもあくまで仕事上の関係を保とうと頑張るのですが、根がお人好しなのでヒーローに引きずられてます^^;;
 ともかく、ほんわかタイプの物語で、楽しめました。
 ということで、5つ星。


【あらすじ】
    17:36 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
22
 
 解説にありました。「3ページごとに笑いのツボがドカンドカン…」。……はて…そこまで笑えるシリーズじゃないと思ったんだが……とワタクシ。よくよくじっくり考えてみました。台所で夕飯作りながら頭を悩ませ、夕飯食べながら頭を捻り、別の本に手を伸ばしてハッと気づきました。このシリーズは、主にヒロインがコメディなんであって、その周囲のヒーロー的男性キャラはあまりコメディじゃないのだ! ソレだ!! 私の笑いのツボは、逆なんだ!! 女性キャラのコメディ展開よりも、一見男前の男性キャラに降りかかるコメディな展開だとか真顔で吐かれるユニークな台詞だとかにツボるのだ! そう気づいて振り返ってみると、確かにこのシリーズ、モレリやレンジャーがコメディな展開に巻き込まれる場面はない。…モレリはかろうじていくつかあったかもしれないが、ほとんど二枚目路線からずれないのは確か。ただ、どちらも面白い台詞を吐くことがあるので、そこで多少笑えていた。
 というのが、このシリーズで私が笑えない真相だったようです。
 真相が判明したところで本題へ。
 今回の事件は再び無償の人探し。今回は身内ではなく、実家のお隣さんの孫と曾孫の行方を追って、1作目の悪役と同等かそれ以上の悪者に追い回されちゃうわけで。ミステリーとは言っても謎解き要素は皆無なので、ドタバタ・コメディだと思って読んだほうがいいかも。で、内容は読んで確かめてください^^;;;
 して、気になるロマンス方面ですが、モレリとは本気で振り出しに戻ってます。そして今回レンジャーが前回ツケにした支払いを取り立てました。してヒロインは、レンジャーの気持ちが自分に向いていないのに寝ちゃったということに自己嫌悪しております。というか、本人そう思ってます。レンジャーもヒロインにモレリとよりを戻したほうがいいぞなんてアドバイスして、ヒロインに対する興味はただセックスだけだと思えるような態度をとっております。が。しかし。いくら何でもそれだけでヒロインのために人一人殺しますかね^^;;; レンジャーの態度の裏には、どうも元妻と離婚した原因が付きまとっているように思えて、自分の家業を思えばそれ以上の関係を自分が期待するのも相手に期待させるのもすべきじゃないと思っての結果のような気がいたします。でもって、最終的にはレンジャーはフラレ役に落ち着くんだろうなぁ…と。ワタクシとしては、モレリより絶対レンジャーのほうが面白いと思うんだが。
 ま、どちらにせよ、ヒロインのどっちつかずさは苛立ちの元でございます。
 ということで、3つ星。


【あらすじ】
    02:42 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
21
 
 前出関連作よりも時間が遡って、ホテルがオープンする直前のエピソード。
 『週末のファンタジー』のコメントで私もこのホテルのコンセプトは面白いと書いたのですが、まさにそのコンセプトを巡ってヒロインとヒーローが対立し、お互いに思い込んでいる相手のイメージを塗り替えながらどう折り合っていくかがテーマになっている物語でした。
 某ミステリーのコメントで散々下品だ下品だとほざいているワタクシですが、下品さとセクシーさの間には太平洋ほどの隔たりがございます。その違いがわからないと、この物語は理解できません。ちなみに、我が家の大将は違いがわからない大ボケ大将ですTT そしてヒロイン父も我が家の大将と同類のようです。さらに、物語の終盤に入るまでは、ヒーローもヒロイン父がかけた色眼鏡を外せず、違いのわからない大ボケ野郎でした。
 そして、偏見や先入観は百害あって一利なしだなと思える物語でもありました。
 他は……特にこれといって書きとめておくこともなし。
 ということで、3つ星。


【あらすじ】
    11:36 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
21
 
 マシンガン・トークならぬ、マシンガン・ライフと言いたくなるヒロインの生活は、次から次へと用事を片付けに飛び回り、ゆっくりと静寂を楽しむ暇もないほどで……。物語の冒頭は、無人のヒロインの家の風景から始まるんだが、無人のくせして静かとは正反対をいく情景に爆笑w
 して、物語の1/3はそんなヒロインの日常と、15年ぶりに会う旧友とその息子がヒロインの日常に入り込んでいく様子で埋まっておりまして。何とそれは物語上の時間にして24時間くらい。たった1日に1/3ページを費やしているということになります。事件が起こるまでにずいぶんページを割いてるな~と思っていたら、その事件は旧友が殺害されたってことで、思わず納得。その旧友が浮世離れしたなかなか面白いキャラだっただけに、登場と同時に退場というのが、何だか寂しくなりました。
 で、犯人の目星はつけにくいものの、よく読んでいれば「おや?」と思うところがあり、動機や設定のからくりについても楽に予想可能。引っ掛けもないと言っていいくらいだし、ミステリーを読みこなしてきた読者には物足りないかもしれない。が、ミステリー重視で読むより、ヒューマンドラマ的な視点で読んでみると実に面白いし大いに笑える物語だ。
 笑えたわけではないが、思わずうなずいてしまったのが、「お掃除するの大好きなのよ。しなくちゃいられないってわけじゃないんだけど、やったあとは違いが一目瞭然でしょ?(by シェリイ)」わかります。よぉ~くわかる。やったとたん綺麗になったと目に見えるのは、とっても充実した気分になります。が、「あたしはお掃除なんか大嫌い。どんなに頻繁に精出してやっても、結局またやることになるんだもの―――それも何回も(by ジェーン)」そぉぉ~~~~うなんだよねぇぇぇぇぇ~~~~~~!! 綺麗になったと満足するのは一瞬で、ふと気づくと汚れている。朝やったのに、夕方には汚れてる。つまり、毎日毎日休みなく同じこと(掃除)を繰り返さなければ、【いつも綺麗なお家】にはならんのだ。なので、ワタクシはヒロインに一票を……<ずぼら主婦め;;;;
 そして、ついこの前別のコメントで【古風な単語を見ると嬉しくなる】と書きましたが、今回、古風ではないけど普通誰も使わんぞと思う単語を発見。それは【馬鈴薯】。何で【馬鈴薯】!?w 普通に【ジャガイモ】か【ポテト】って書いときゃいいだろうに、どーして【馬鈴薯】!?ww その理由が知りたい!!と、えらくウケまくったのでございました。<そこでウケるとゆーのも、わからんよな;;;
 そしてこの物語での密かな楽しみは、ヒロインと刑事のメル、この二人の関係で。前回初顔合わせで、お互いあまりいい印象を与えなかったものの、前回の物語が終わる頃にはそれなりに友好的な関係を築いておりました。そして今回、現場でヒロインを見た瞬間、彼は「げっ」と言ったwww 何て第一声だwww 見たところ彼はヒロインをファースト・ネームで呼ぶようになるものの打ち解けたと言えるほどではなく、これからどんどんユニークさを発揮していくキャラのような気がして、それが楽しみです。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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20
 
 何と言うか、出てくるキャラみんなクセがありますw
 まずヒロインは、頑固で度胸がよくて、でも繊細なんだが、しかし得意技は【投げ遣り】と【墓穴掘り】でヒーローの誤解をとこうとしても無駄だと知ったとたんヒーローの考えている通りだなどと身に覚えのないことに投げ遣りになって大賛同し、せっせと墓穴を掘り進める。
 ヒーローもこれまた頑固で、しかも傲慢な皮肉屋で、家族を守ることにかけては異様なくらい神経質で、しかし赤毛因子遺伝のせいの色白を気にしている繊細さがあり、にもかかわらず得意技は【思い込み】と【あてつけ】で、皮肉はぽんぽん飛び出すくせに重要な「愛している」という言葉は後頭部に10tハンマー喰らわなきゃ出てこないようなボケ。
 そしてヒーロー伯父、これまた頑固で一度言い出したら譲らないんだが、根は親切で優しく寂しん坊で、得意技は【猪突猛進】、目の前にヒロインが立ちふさがろうとも「お爺は急に止まれない!」とばかりに薙ぎ倒して進み、後になって薙ぎ倒してたことに気づいてオロオロするお茶目さん。
 さらにヒーロー弟、ヘラヘラとした遊び人を装いながら兄をからかうことがことのほか好きな問題児なんだが、以前自分が付き合っていながら突き放した現兄の女友達に複雑な気持ちを抱えていて、それを兄にもてあそばれているのでお返しとばかりにヒロインとの間をかき回してみるんだが、根は優しく親切で善良で、しかし得意技は【兄にメール】で真面目なんだかふざけてなんだか、ここぞというときにこっそり兄にメールして成り行きを楽しむお茶目さがある。
 そんなこんなで、キャラそれぞれの過去には傷があるんだが、キャラの個性と上手く合って面白い。ぃや、面白がっていいものかどうか…面白がったらヒーロー弟と同類になりそうな予感が;;;;
 一つ気になるのは、ヒーロー伯父が思い込んでいたヒロインの正体。アレだけ揃って、違うってのは、もはや偶然にしたってありえんだろう;;; ま、そこが物語りだと言われたらそれまでだが、しかし、「ありえんありえん!」と連呼していたワタクシでございました^^;;
 後は読んでのお楽しみw
 ということで、4つ星。


【あらすじ】
    08:32 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
20
 
 笑ったw 面白かった~w
 某ドタバタお下品バウハン・ミステリー(<コレじゃ全然【某】になってませんぜ;;;)のヒロインとこのヒロインと共通する点はたくさんあって、年齢も近いし結婚歴があって等身大で欠点もあり、好奇心旺盛で近づくなと言われても首を突っ込みたがり、思わず危険な状況に足を踏み入れるぶっ飛んだ女でございますが、こっちのヒロインは好感度が高いし面白いキャラだ。
 しかも、出てくる主婦友たちも等身大で個性もはっきりしているし、上品ぶった言葉遣いなどしないんだが、やっぱりこれが標準だろうと思うし、だからこそ「自分の知り合いにいてもおかしくない人たち」と思える。
 物語のほうは余計なハプニングは挟まず、遅々として進まない警察の捜査に焦れて首を突っ込むヒロインの捜査の様子と日常習慣とのバランスが、スッキリしていて読みやすい。しかも、ユーモアが私の感性にぴったりはまっているので、笑える笑えるw<何某のほうはまったく笑えんかったから、余計楽しかったw
 謎解きは…犯人は予想通りだったが、どこからそこへ辿り着くかにおいては、予想外という。<それ、おかしいから、私;;;<それを一般では【当てずっぽう】と呼ぶ。<だって、推理に必要なものが上手く隠されてたら、定石どおりに推理しようったって無理やんっ!
 そんな感じなので、結構犯人当ての面でも楽しめますw
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    00:31 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
19
 
 相手を傷つけることで自分を守るために発揮されるプライドなど、何の意味もないというお話。本物のプライドは高潔さが伴うもので、そうでなければ見苦しいだけ。そんなふうに思える物語でした。
 そして本文中にひょっこり出てきてびっくりしたことが。ヒーローがヒロインの手を取ってキスしたところが【たなごころ】。エライ古風な単語来たーーーー!!www さらに、自分たちの結婚の理由は愛情からではいので、義母が言った「惚れ直す」を否定するモノローグで使われたのは【ほれた、はれた】。またもや古風な言い回し来たーーーー!!www 何か滅茶苦茶ウケまくったワタクシ^^;; 原書でもそんな古風な言い方をしていたのか、それとも訳者が古風なのを選んだのか、そこのところちょっと好奇心が刺激されましたw ひょんなところでそういう古風で粋な日本語に出会うと嬉しい驚きを感じて楽しくなりますな^^ 以前出先で道を訊ねられた爺様に「あんた女っぷりがいいねぇ」と言われたとき、褒められたことよりもその古風な【女っぷり】という単語にウケて楽しくなっちゃったんだが、家に帰って大将に話しても何が面白いんだかわかってくれませんでした^^;;;
 話が脇道にそれましたが、この物語、冒頭で言ったように、お互いのプライドから本心をひた隠し、相手に攻撃的な態度をとりながら自分の意思を通そうとしている、痛々しい姿の二人でございます。とは言っても視点はヒロインのみなので、ヒーローの心中は推し量るしかないのですが。そこでもやっぱりヒーロー視点が欲しかったと思います。ヒーローの視点がないため、ひたすらヒロインに対するヒーローの傲岸不遜な態度が痛いんだな;;;;
 キャラの性格的なことは、物語のはじめからEDまで、ほとんど意地の張り合いで攻撃状態と言えるので、本当のところはよくわからん。かろうじて言えるのは、二人とも愛情深く、ヒロインはプライドが高すぎる自滅型、ヒーローは執念深い粘着型……ってところか。………何か、読む気を失くさせるような評だが、実際あまりいいところが目に入らなかったんだよ;;; それでも嫌な気分になるような物語ではなかった。
 ということで、3つ星。


【あらすじ】
    07:13 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
19
 
 前回も意味あり気なところで終わり、今回再びその続きから始まりました。前回のコメントを振り返ってから今回のコメントを読めば話が繋がりますが……マジだったんかモレリ…^^;;;; 嘘も方便間違いなしだと思ってたのに、そんなあっさりプロポーズしちゃっていいのか? ヒロインの気持ちがふらふらしているのが目に見えるだけに、ものすごくこの展開は嫌な感じ。ますます「モレリ、哀れ…」という気になります。などと思いつつ読み進めていくと、本当にヒロインのいい加減さと言うか、優柔不断さが目にあまりはじめ、苛々してくる。そして案の定、破綻をきたし、振り出しに戻るわけで。平行してレンジャーのヒロインに対する態度もかなりはっきりしてきて、物語の最後はレンジャーとの意味あり気なシーンで終わっております。何つーか……ロマンス展開としては面白くなってきたと言えるんだが、ヒロインのキャラがキャラだけにあまり気持ちのいい面白さではなく……ぶっ飛んだ性格なのはいいが、もうちょっと好感度の高いキャラだったらよかったのになぁ…と、ないものねだりしたくなりました。
 さて、ミステリーのほうですが、タイトルである邦題はまったく意味不明です。確かに前回登場したちょっと頭の軽い男ムーンが今回も登場いたします。そして何だかんだとヒロインの周辺にまとわりつき、誘拐されたりしますが、事件の中心人物というわけでもないので、彼の名前がタイトルになるというのは実に不可解。まぁ、このシリーズ、原題も少々何ですので、気にしないに越したことはないか^^;;;
 で、今回の事件は……珍しくメイン一本に絞られているという印象が。とはいえ、ちょこちょこ別の仕事を片付けてはいるんだが、そっちのほうで大変な目にあうこともなく、メインのほうでじっくり展開されている今回。実際は別件の仕事でハプニングを混ぜなかったのは、多分にモレリとの結婚問題でいろんなキャラがドタバタやっていたからじゃなかろうかと。これ以上ハプニングを詰め込んだら、とっ散らかりすぎてしまう気がするし。……そうでなくともとっ散らかっている気はするがな……;;;
 ミステリーとは言っても読者がキャラと一緒に謎解きをするような面白さもなく、ただただキャラたちが動く様子を観察するだけの物語なので、読むのに疲れました。1/3読んだ時点で今回は放棄しようかと考えたくらい。しかしロマンス方面の展開が気になったので、流し読みして耐え、結局ほとんど真面目に読んでいないので、事件の内容はほぼ壊滅状態。どこが面白いなどと言える状態ではございません。
 ロマンス方面が面白い展開になってきたとはいえ、やはり少々食傷気味になりつつあるこのシリーズ……という感じでしょうか。
 てなことで、3つ星。<今回はレンジャーの魅力も及ばなかったらしいw


【あらすじ】
    03:21 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
18
 
 ヒロインは恋愛関係に平均的な考え方をするので、その付き合いが最終的に結婚して家庭を築くものになるかどうかを基準にしています。しかしヒーローは、欲しいと思ったものは何としても手に入れるが手に入れた後で興味が失せたらさっさと捨てるとはじめに断言しているので、ヒロインにとっては二人の関係が自分の思い描く最終地へ向かっているのかどうか知る手がかりもなく、条件付きの付き合いなのだという受け入れがたいものを無理矢理にでも受け入れなくてはならないと思いつめてしまうわけで…視点がヒロインのみだから、痛い><
 ヒロインを手に入れようとしているときのヒーローは、かなり利己的で傲慢を通り越して卑劣にも見え、あまり気持ちのいいキャラとは言えない。そしてヒロインのほうは、そんなヒーローの態度に怒り心頭になるのもよくわかるんだが、同時に惹かれているのも事実なので、結局は丸め込まれてしまって、威勢のいい態度とは裏腹な不安定さに読んでいるとジリジリとしてくる。
 つまり、精神衛生上実によろしくない物語でございます^^;;
 そんな物語の見所は、終盤、ヒロインがロンドンまで出て行ってヒーローと話をしようと思ったものの女性と朝帰りしたヒーローを目撃し、その様子を見ていたヒロインと目が合ったもにもかかわらずヒーローがヒロインを無視して家に入ってしまったため、すごすごと帰るしかなかったヒロインを追いかけて来て後のヒーローの姿でしょうか。……って、説明がエライ長くなったな;;;; とにかく、追いかけて行ったもののヒロインの冷たい拒絶という決定打に打ちのめされたヒーローがまず見物でございますw 次に、無理矢理ヒロインに引き受けさせた親睦会場での演出に手違いが生じたときのヒーローのうろたえぶりがオツでございますw<容赦ない鬼の発言;;;
 最後には美味しい面白さがあったものの、全体的に痛い部分が長すぎた。ヒーロー視点があれば読み手としてはニヤニヤしながら読めただろうが……
 ということで、3つ星。


【あらすじ】
    05:08 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
17
 
 前回、意味あり気に終わっていたところから始まる今回。謎の【男】とはモレリなのかレンジャーなのか!? ……真相は、本書を読め! と言って、さっさと次に移るのが得策だとわかっちゃいるんだが、念のために反転でぼやかせてくれ。………素直路線かよ……チッ…つまらんっ!!<あぁ、完全にネタバレだ;;; すまんっ!
 こうなると…って、この後続けると本気でネタバレなので、コメント末尾に反転で書き込むことにします。ネタバレNGのかたは無視してください。
 と言うことで、今回レンジャーが捕獲対象になりましたが、ヒロインの道義的にも技術的にも無理な話なのでノータッチを宣言しております。が、どういうわけかレンジャーが巻き込まれた件にヒロインも巻き込まれていくのでありまして、そこがこのヒロインらしいところでもある。そして終盤にはヒロインの身に危険が迫り、巻き込んだレンジャーも再三近づくなとヒロインに忠告しているんだが……ヒロインに言ったって無理だっつーの;;;; ヒロインに近づく気がなくても、危険のほうから近づいて来るんだからさ。そのくらいは付き合いも長くなってきているんだからわかってるだろう、レンジャーよ…^^;;; と、ついレンジャーにツッコミ入れてみたり;;;
 その件以外にも相変わらずヒロインは厄介事を磁石のように引き付けております。今回も不可抗力で車が燃えちゃったし。でも……ミステリー方面の面白さは落ちてきたかも。前回以上にドタバタという印象の強い今回でした。
 さて、反転部分。
 意味あり気な演出は、あってもなくても一緒という。何せソレから本編まで5ヶ月という時間が経過していて、そしてモレリとの関係は相変わらずとなると、一体その演出は何だったのか? 思うに、ただ単に作者が楽しむための演出だったんでは? つまり、二人の間を進展させるつもりなどまったくなく、しかし読者に気を揉ませて悦に入るという、物語の展開上は無意味な演出で、それがあるかないかで何が変わるかと言えば何も変わらない。
 そして、今回レンジャーが微妙なことになり、ヒロインとしては気が気ではないのだが、ヒロインとレンジャーの間が微妙に進展しているような……しかしモレリとの間も微妙で……果てはモレリ、ヒロインといい雰囲気になっていたところに突然訪ねてきた自分の母と祖母に「結婚する!」宣言かましたりして、ヒロインを怒らせてみたり。で、「さっきのプロポーズのことだけどな…」で終わっているんだが、その後の台詞は予想がつくぞ。あれは母と祖母を追い払う嘘も方便だったんだ、だろう。間違いない。
 それにしても、今回モレリははっきりヒロインを「恋人」と言い「愛している」と言っているんだが、ずいぶんモレリの中では進展したんだなぁ……ヒロインの中ではまったく進展なしなのに。何だかモレリが哀れに思える^^;;; しかもヒロインいわく、レンジャーも自分を愛していると思っている。何つーか……危なっかしいところだの意地っ張りなところだの、確かに可愛い魅力はあるんだが、しかし、♪喧嘩はやめてぇ~二人を止めてぇ~わたしぃ~のぉためにぃ~あらそぉ~わないでぇ~♪的な状況になりそうなほどの魅力があるかと言うと、ちょっと疑問に思えるんだがな。私的に、ヒロインのどっちつかずな態度が嫌いだというせいもあるし、普段私が【馬鹿女】と言って嫌っているタイプなので、二人の男を引き付けるほどの魅力はないと思うのは、思いっきり個人的な好みの問題かもしれないが。

 ともあれ、私はヒロインにはあまり魅力を感じないんだが、前回以上にレンジャーがかなりツボだと認識した今回でございました。
 と言うことで、3…4…3……えぇ~ぃ、4つ星で!><; <かなり迷ったらしい;;;<で、レンジャーで星一つ増か…;;;;


【あらすじ】
    23:32 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
17
 
 ヒロインがシェフだ! 危険危険!!><; と思いつつ読み始めましたが、ハラヘリ地獄に落ちることはありませんでした。ホッとしたような残念なような……微妙な乙女心vvv <乙女言うな。あつかましいわ!
 ソレはともかく、何と言っても怖いのがヒロインの元雇主であるケータリング会社のオーナーな女。この女、金持ち男を引っ掛けることに全力を注いでいる上執念深く、標的であるヒーローにヒロインが近づいたというだけの理由でヒロインを罠に陥れて食産業界から抹殺しようとするわ、自分が彼を引っ掛けられなかったことで、ヒロインをほとんど逆恨みして殺そう(はっきりそうだとは断言できないが)とするわ、はっきり言って精神的に正常とは思えません。物語自体サスペンスじゃないはずなのに、めっちゃ怖かったっ;;;
 で、ヒロインはちょっと肩肘張ってますが正直者で人間味のあるキャラ。ヒーローは……微妙に笑える変なところがありますが、比較的ソフトなタイプ。最近この手のタイプのヒーローを見かけることが多くなったような気がします。微妙に笑える変なところというのは、被害妄想っぽくヒロインの身辺調査をしちゃうところでw 彼が考えていたヒロインとはまったくかけ離れた調査結果だったと知ったときの彼の表情が……物語には書かれておりませんが、つい、直感が当たって得意になるはずだったのに逆に墓穴掘って自分の間違いを認めなければいけないというところへ追い込まれショボンヌ…などと想像して笑えました。<…この女は…;;;
 そういえば、関連作はヒロインの妹が主役だったそうですが、時系列的にはこの物語と同時か、もしくはこちらの方が先なのかも。関連作を読んでいないのではっきりしたことは言えませんが、この物語ではヒロイン妹はいまだフリーの様子です。しかし、どんな話なんだろう…って、ふと気になって誰かレビューしていないかと検索してみたんだが、誰も書いてないっ!? ……王子様ヒーローには興味ないんだが、これは読むしかないのか;;;; 多分、次回の関連作は、生き別れになっていたもう一人の妹の物語でしょうから、読んでおくのは私の使命!?<そこまで義務感に駆られなくとも…^^;;;<読んだらメモは2月末の日付けでUPします…
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    16:20 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
17
 
 序盤はいつもの如くブルースター兄妹の日常を中心に流れていく今作、しかし中盤あたり、2作目同様に屋敷で死体が出来上がったあたりから、どうも主役を行くのはウォーカー署長になってます。あまり内心を明かさずにきていましたが、なかなか興味深いキャラだということが判明。
 今回リリーとロバートは小学校で臨時の教師として二交代で働いておりますが、どちらかというとロバートのほうが熱心なようでw 前回出会った図書館司書をデートに誘って玉砕してみたりと、なかなかお茶目でございます。
 リリーのほうは…なんだか忙しそうでした。<って、何なんだ、そのコメントは;;;
 代理教師をしつつ、行方不明の教師について相談されたり、署長のお手伝いをしたり……署長に乞われて事件被害者と関係ある女性のところへお供して行ったものの、はじめは女性同士なら心を開いて話をしてくれるはずだからと言っていた署長ですが、現場に到着して話すのは自分ばっかりでとうとうリリーは一言も言葉を発しなかった…なんてこともあり、いったい何のためについて行ったんでしょか;;; な、場面もございました。
 そして前回、仄かに恋に落ちたらしいジャック記者でございますが…例の彼女の夫が出稼ぎ先で病死したが、その電報がちょっと変…という、彼にとってはまさにチャンス到来な展開に。……ありそうだとは思っていたが、まさか本当にそういう展開になるとは夢にも思っておらんかったので、ちょっと気が抜けました^^; どうもスターティング・メンバーから脱落方向に向かっているように見えるジャック記者。ふと、【モーニング娘。】みたいだなぁ…などと、妙なことを思ったり。<って、古いもの持ってきたな;;
 にしても、今回の事件、リリーは屋敷で死体が出たということ以外、直接謎解きには加わっていないというのがポイント。しかし最終的に事件解決に関与しているというのが面白いところで、今後このシリーズがどんな方向に行くのか、興味深いです。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    11:10 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
16
 
 お互い秘密を抱えたまま打算という隠れ蓑を使って結婚をした二人。何というか、どっちも秘密がばれて結婚生活が終わるのを戦々恐々としていたようで。特にヒロインが結婚生活における自分の立場を【愛人みたい】と自嘲していたのが印象的で心が痛い。
 ヒロインは過去の生い立ちから自分の存在価値に孤独を感じていて、生きていくための【安定】とか【保障】というものに安心感を求め続けているのだが、結婚によってそれを手に入れたつもりでいて実際には経済的な安定と保障は得られても精神的には変わらず孤独なままで、そのことに苦しんでいたわけだ。
 そしてヒーローは、自分には感情がないと思っている、感情表現が不器用なタイプで、傲慢さはまったくない。というか、表面上は傲慢に見えるかもしれないが、それはビジネス的対応しか上手くできないという不器用さが与えている印象で、中身はかなりナイーブで一途。ほとんどヒロインの脚にしがみついて懇願しているも同然で、つい『金色夜叉』の熱海の海岸でのあの有名な足蹴シーンが脳裏に浮かんじゃった;;; 配役は【ヒロイン:寛一/ヒーロー:お宮】でよろしく。<よろしくないっ!
 さて、そんな二人の紆余曲折も読んでいて痛々しいんだが、ヒロイン妹とヒロインの再会も痛々しい。10歳という年の差があり、別れた当時の年齢を考えると、ヒロインがいくら頑張ったとしても無理があっただろうし、ヒロインのした選択は一番いいものだったはず。そして、ヒロインが感じた妹への愛情と憎しみは、人間らしいし理解できる。かくいう私も小さい頃は妹の存在を煩わしく感じたし、かなり邪険に扱っていた覚えがある。とはいえ、成長していろいろと考えるうちに、ある日ふと「順当に行けば親よりも妹とのほうが長く付き合うことになるはず。今は友人より遠いと感じるけど、ソレって、私がそうしてるからなんじゃないのか? どうして私は正当な理由もないのに妹を邪険に扱っていたんだ? …多分私が馬鹿だったからなんだろうな…orz これじゃいかんっ! 変わらなきゃ!」と我に返ったクチで、妹に対して自分が持っていた先入観だの偏見だのを一切排除して見直すことに専念した時期がありました。そんな変革が私にあったなどということは、多分妹は気づいてもいないだろうと思うが、今は仲良く私にとっていい友人でもある妹でございます。そしてこの物語では、ヒロインと妹の間には15年という別離期間があるので、すんなりと仲のいい姉妹に戻ることは難しい。とはいえ、結構あっさり短時間で関係修復できてしまうのが、やっぱり物語です^^;
 てなことで、笑いどころはなく、哀愁系の心がシクシクする物語ですが、読後感はホッと安堵の気持ちよさがありました。
 ということで、5つ星。


【あらすじ】
    06:02 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
15
 
 今回は、キャラが一丸となって謎に迫るのではなく、それぞれがそれぞれの謎を追求していく物語でした。
 一番手は重要な脇役である新聞記者のジャック。彼は今回、町を離れワシントンまで取材に行き、暴動に巻き込まれてます。これまで少々お気楽な雰囲気があった彼、そこでの体験で一回り大人になったようです。そして仄かに恋の予感。しかし実るも何も、相手は人妻。初めからわかっていたはずなのに、ジャック…君ってやつは…;;; 世の中に対しても恋に対しても手も足も出ないことに憤りを感じている様子で、リリーやロバートに食って掛かる様子が面白い。私的には、最終的に彼はリリーとカップリングされるような気がいたしますが、1作目の顔合わせのときにはリリーにポーっとなっている様子だったものの、前作以降はまったく気に留めていないような感じで、つい【美人は三日見れば飽きる】という言葉を思い出してしまった^^;; 前回でリリーが彼に対して仄かに興味がありそうな様子を見せていたのに、今回はワシントンで暴動が起こったときに大慌てしたものの、あっさり目先の謎やら何やらに気を取られたりしているし、何とも微妙。
 そして二番手はミイラを見つけちゃったロバート。かなり精力的に情報集めに奔走しております。
 さらにリリーはというと、婦人会で知り合った1人の人物に同情し、いろいろと心配しているんだが……これまでは主にこのリリーが事件の謎を解くことに懸命になっていたんだが、今回は謎を解くというよりも社会状況や周囲の人物に対する気遣いや心配事をしているうちに真相が見えてきたという感じの進み方で、謎解きはロバートに譲っているような。
 3つの事件が入り混じっていた今回ですが、これまで以上に舞台となる時代の経済状況や政治的背景が重要な要素になってきたようで……ワタクシ予備知識として少しお勉強してから読んだほうがよかったのかも><; <その姿勢は認めるが、実際頭に詰め込もうとしても無理なんじゃないか?<ぎゃふんTT
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    15:37 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
15
 
 …面白いのか面白くないのか、ちょっとよくわからない物語だった;;;;
 ヒロインが生きていくために経歴を詐称し、本来の自分とは違う人格になりすまして、それで人生の成功をつかんだ…というのはいいんだが、カサンドラが出てきただの出てこないだのって、何だか乖離性二重人格っぽい言い方が違和感あって気持ち悪いというか;;; 自分とは別の自分という感覚は、理解できないわけじゃない。ただ、呼べば出てきてバトンタッチできるみたいな、自分とは切り離されたまったくの別人と認識しているような言い方が、私的にどうにも気に入らない。本来の人格とは別のカサンドラという成功したほうの人格にも魅力があるならその違和感もなかったんだろうが、嫌な女系なので拒否反応が出たのかも^^;;
 でもって、ヒロインがなぜ別の人格を演じて経歴を詐称したかについて、読み手にはモノローグで理由がわかるんだが、終盤でヒーローにバレたときにまったく理由を言わないのも何だか納得できかねる。理由を言えば弁解しているみたいだから言わないというんだが、やむにやまれずという理由がわからなければヒーローに同情心や理解は生まれないと思うし、ヒーローに理解も同情心もなければ、嘘をつかれ裏切られたと感じているヒーローの気持ちがあんなに素早く180度変わるというのも不自然に見えてくるわけで。
 そんなこんなで、何だか腑に落ちないというか、不味くはないんだが奇妙な味の食べ物を食べたような気分になりました。<てか、その[奇妙な味の食べ物]って、どっからそんな例えが出てきたんだ;;;<うーん…胃袋から?<逝ってなさいっ!
 ということで、2つ星。


【あらすじ】
    04:50 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
14
 
 ぁはは…やっぱりな…w <って、いきなり何なの、ソレは;;;;<ソレの真相は、後ほど…<って、またわけわからんこと言い出したぞ、この女;;;
 今回、本業のほうは控え目で…とは言っても、小さい野郎にてこずってみたりして、一応それなりに仕事してましたし、本業での稼ぎが乏しいので副業を求めてレンジャーを頼り、回された仕事で人間爆弾に吹っ飛ばされてみたりと、回を追う毎にバージョン・アップする派手なトラブルに巻き込まれておりました。が、タイトルにもあるとおり、本業よりも失踪した身内の捜索がメインになっており、それがいつもの如くただの失踪でなく芋づる式に大事件に繋がるネタを掘り出していき、再び車が爆破され、その巻き添えを食ったゴミ収集車が降ってきたり、ヒロインがチョロチョロしていることで頭がどーにかなっちゃった犯人に殺されかけたりしてました。何より怖かった(?)のは、一作目で登場した頭のネジが1本か2本ばかり飛んじゃっていたようなレイプ殺人犯のチャンプが娑婆に出てきて、さらにネジが3本か4本ほど飛んじゃってると思える不気味な行動を見せてくれたことでしょう。
 しかし、ミステリーと言うより、何だか少年ジャンプがイメージされる物語でございます。特に北条司の『シティ・ハンター』あたり……下ネタが外せないところとか、爆破だ銃撃だというとんでもない状況に晒されながら結構不死身じみてるところとか…レンジャーのイメージが海坊主を彷彿とさせるとか…;;;;<歳がバレるぞ…
 あ、今回下品度はかなりレベル低かったんだ。それでもこの作品の色は変わらなかったので、はじめからこれくらいにしときゃいいのに…と思いましたです^^;;
 それはともかく、今回はミステリーの線を追うより、ロマンス方面花盛りという感じで、そっちのほうを追うほうが面白い回だったかと。と言うことで、冒頭の【ソレ】のお話。
 前回、モレリの家に転がり込んだもののアパートが修復されるやさっさと出て行ったヒロイン、フレッドおじさん探しを依頼されて手に入れた微妙な写真をモレリに見せることにしたんだが、そのときの一場面。モレリにとってはあまりいい一日ではなかったのだが、ヒロインを見たとたん何だか無駄な日じゃなかったなどと上機嫌のご様子。しかも、写真を見て「こりゃいったい何だ?」と驚くも、ヒロインの言わずもがなな返答に、ヒロインの頭をぽんと叩いて「お茶目なやつ」……って、おいおいおい…コレまでだったらこんな台詞出てきそうにないのに、エライご機嫌だな、この男^^;;; やっぱりマジだなこいつ。と思っていたら、ぼやきの中に混ざった「惚れちまった」告白。ぅおぃ…やっぱりか~!?w などと笑っていたら、どさくさ紛れに「俺と結婚するとか」って……何じゃそりゃ~!?w 本人、結婚したくないときっぱり言っている割に、冗談プロポーズし、結婚したら離婚はありえん!と断言する、その矛盾が、モレリの内心を物語っているような気がいたします。つまり、離婚はありえないので結婚に踏み切る決心はつかないしおっかないと思っているんだが、ヒロインとなら結婚してもいいかも…というか、いずれはヒロインと結婚したいと無自覚のうちに思っているんじゃなかろうか、と。
 そんなヒロインとモレリの関係でございますが、そこに割り込んでくるのが、忘れちゃならん、海坊主…じゃなくて、レンジャーでございます。これまでもぼやきつつ気乗りしなさそうでありながら、ここぞというときにはヒロインを助けに駆けつけていたので、ヒロインに気がないわけじゃないだろうと思っておりましたが、ここに来て微妙な雰囲気になり、ヒロインもちょっとフラッときており……やっぱりそうきたかーーー!!www と。
 ワタクシの読みどおりに展開してきているロマンス方面。物語の最後で事件がすべて片付いた後のリラックスタイムを過ごすのに、ヒロインは自分のアパートにモレリを誘うかレンジャー誘うか悩むんですが、どっちを呼んだのかは【男】として伏せられているだけで終わっていますので、どっちを呼んだのかは次回を待て!状態。素直に推測すれば、モレリを呼んだと思われるんだが、次回以降も物語が続くので、今回レンジャーにフラッとなりつつ「それはだめ。まずい」と迷いを振り払おうと頑張っているという危うい状況を考えると、ここでモレリを呼んでしまったらせっかくの危うい線が薄くなってしまって面白味も薄れてしまう。その危うさを活かすには、やはりここで呼ぶのはレンジャーがいい。そうすれば次回以降、レンジャーとモレリの睨み合いという面白さも出てくるし、二人の間で迷い悩むヒロインという図式もできてくるわけだ。が、モレリが別の女とどうにかなっているんじゃないかと疑って嫉妬するヒロインを考えると、ヒロイン自身浮気はできないタイプと思われるし、モレリの浮気は勘違いで自分だけがモレリの関心を引いているのを知っていながら、別の男とどうにかなるなんてことは、ヒロインの性格的に難しいとも思える。しかし、実際のところヒロインとモレリの関係はあやふやで、恋人というわけではないとヒロイン自身思っているわけだから、そこでレンジャーと関係を持っても、厳密には浮気とは言えないと言い出すかも知れん。てなことを考えると、やっぱり一番可能性が高いのは、レンジャーかも……私的にはそのほうが面白いと思うが、レンジャーと絡ませるのはここでなく、もっと先だとしても有効だしなぁ…などと、読みながらミステリーそっちのけで考えていたワタクシでございました^^;;;
 あ。そういえば、副業にレンジャーの仕事に混ぜてもらったヒロインですが、はじめのお仕事の過激な大掃除で、レンジャーの部下数人と顔を合わせている。その中の1人の名前が「ボビー・ブラウンだ」…って!!!!www ボビー・ブラウンかよ~~~~っ!?www 歌ってみせろ~!!wwwww と、えらいウケまくりましたw<……そうか…よかったな……<つ…冷たいっ><;
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    22:59 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
14
 
 ヒーローのボケ加減に笑いながらハリセンの刑執行。物事計画通りにはいかないという見本のような、ヒーローの【ヒロイン奪還計画】でございます。
 自分でもロクデナシな扱い方をしたと自覚しているので、ヒロインの気持ちを取り戻す難しさもわかっており、かなり必死で笑えます。予定外に病気でダウンしたときなど、自分でも何て格好悪い…とぼやいておりますので、お腹抱えて笑いつつハリセンかましときましょうw いっそ床に這い蹲って土下座して謝りつつ口説いてみればよかったのにw 寛大なヒロインのことだから、這い蹲るヒーローをハイヒールで踏みつけて散々痛めつけたら許す気になったことかと思うが。<って、そんな簡単にいくわけなかろう;;;<さぃですな;;;
 ヒーローの厳しさの向こう側に痛みを抱えているのを感じ取ったヒロインの気持ちはよくわかる。その痛みを拭い去って幸せな気持ちにさせられればと思うのも、そんな気持ちを拒絶されたらどれだけ苦しいかも、後になって受け入れると言われても信じられないのも。このヒロインは、いったん受け入れられたと思っていたものを踏みにじられるという最悪のおまけがついているので、どれだけヒーローに対する不信感が強くなり感情的にも敵視しているか、さもありなんという感じで。
 ヒロインと再会するのに8ヶ月かかったとはいえ、私的にはかなり自分の失敗に気づくのが早かったと思え、だからこそ計画通りに進まなくとも最後にはヒロインの心を取り戻せたのだろう。もし、何年も経ってから取り戻そうとしても、無理があると思えます。その点では物語と言えど、程好い別離期間だったかと。しかし、必死になっている割にはヒーローの態度は横柄かつ傲慢だというのが、やっぱりハリセン物だよな^^;;
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    06:18 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
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砂原沙月

Author:砂原沙月
 メモの9割以上がロマンス小説。時々ミステリー小説も入り込んでおります。ジャンルはコメントが投稿されたテーマでご確認ください。
 10/5月現在。再読の山を切り崩しながら、過去日付で追加しております。ほとんどあらすじを写すだけでレビューなしの、読んだよ記録にしかなってませんが。とにかく片付くまで頑張ります^^;;;
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