夢想螺旋

 
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30
 
 ほぼ2ヶ月ぶりのレビューは、持ち歩いてます~と言っていたのとは違う本です^^;;
 さて。
 『ホワイトホーン・マーヴェリック』シリーズの関連作だそうなこの作品、実際の舞台はホワイトホーンではないし、ホワイトホーンの町のことなど一言も出てこないので、シリーズを読んでいなくてもまったく問題なく楽しめます。てか、どのあたりが関連作なんだか、まったくわからないです。
 ソレはともかく、何だかものすごい違和感を感じた作品で……というのも、プロっぽくないんですよ文章が。何て言うかね、短い文章の羅列の文末が箇条書きっぽくて素人臭いとか、あらすじっぽい雑な表現文とか、そんなのが目についた作品で。私が読んでいるのは日本語なので、もしかしたら作者ではなく訳者が問題なのかもと思ったんだが、新人でもなくそれなりの量の翻訳を手がけているらしいので訳者さんの手腕だというわけでもないみたい。きっと、作者と訳者の相性がよくなかったんだろう。が、ともかく私としては、どうにも目につく粗に見えた文章だったので、いまひとつ物語りに入り込めなかったわけで^^;
 物語の内容としては、ヒーローとヒロインは幼なじみで、ヒーローはヒロインを妹のように守るべき対象として見ているが、ヒロインは昔からヒーローに一途だった~という、よくあるパターンでございます。展開もさして変わったところもなく、ある事件でヒロインがいつの間にか大人になっていたことにヒーローが気づいて~というお決まりの道筋を辿るわけですが、変な演出だの装飾だのがない実に自然な展開なのが微笑ましく、好感の持てる物語。どちらかと言うと、邦物恋愛小説に似ている。つまり、キャラはうじうじじめじめと葛藤の中で七転八倒しているような物語って事で……;;;;<それ、褒めてるんだか貶してるんだか、まったくわからんぞ<てか、そもそも、うじうじじめじめのどこが微笑ましいと言えるのかが、わからんがな^^;;;;
 ピュアと言えばそうとも言える、そんな物語なので、傲慢じゃないヒーローが好きな人なら楽しめるんではなかろうかと思います。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
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27
 
 三篇収録の三話目。前の二つのお話と同様、南北戦争終結後数年以内の物語のようですが、はっきりと年は設定されていません。そして、南北戦争の余波は反映されていないので、あまり気にする必要はない模様。というか、どちらかと言うともっと庶民的な日常生活の場が舞台で、ヒーローやヒロインの職業やらの設定の方が物語の柱になってます。
 そのヒーローは鍛冶屋で…って…何か、ヒストリカルと言うより、ファンタジーっぽい印象を受ける職業でございます。そしてヒロインは、今でこそ衣料品店を開こうとしておりますが、元の職業は……今までいなかったとは思いませんが、ちょっと意外性があると言えるかも。そしてこのヒロインの以前の職業が、ヒーローとのロマンスの障害になっているわけです。
 が、ヒーローからしてみたら、ヒロインが以前何で生計を立てていたかなど知らず、紛れもなくレディに見えるヒロインには鍛冶屋である自分は釣り合わないように思えるのが障害だったり。しかし一目見たときから妻にしたいとはっきり自覚するところなどは、なかなか好感の持てるキャラでございます。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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26
 
 三篇収録の二話目。1866年のアメリカ…つまり、南北戦争終結1年後で、東部から西部へ向かう幌馬車隊が舞台。事実上戦争は終結したかもしれないが、実際には人の意識はまだ北と南に分かれて睨み合っているようなものであり、未だその時の感情を引きずって生きている時代。そしてソレが、この物語の柱。
 ヒロインは…と言うより、ヒロインが参加しようとしている幌馬車隊は北部の人間ばかりで、ヒロインの背景には北軍に参加した兄と婚約者をこの戦争で失い、ソレがきっかけで父と母も失うことになったため、元南軍兵士に対して並々ならぬ怒りを抱いている。そして、そんなヒロインのキャラ背景があるとなったら、やはりヒーローは元南軍兵士なんである。
 が、このヒーロー、兵士とは言っても軍医で、戦争の背景にある主義などはどうでもよく、医者である自分が役に立てるのはどちらか…という、はなはだ呆れる感覚で選んだ結果というから、読んでいて思わずあんぐりと口が開いちゃったワタクシでございます^^;; とは言え、このヒーローの【どっちもどっち】的なバランス感覚には共感できるわけですが。でもって、ちょっとばかりこのヒーロー、自暴自棄的な方向があり、何だか危なっかしく思えます。
 そして、ヒロインの怒りも理解できないわけではないし、深い悲しみに心が折れるのを防ぐために、誰かを生贄にして怒りをぶつけ、それでようやくなんとか立っている…というのも理解できるが、しかし、正しくはない。憎むべきなのは戦争自体であって、個人であってはいけない。怒りを誰かにぶつけなければ心が折れるというのなら、折れてしまえ。どれほど嘆いても生きている限り人生は続くのだから、血反吐を吐きながら自力で悲しみから抜け出さなければ、今はやり過ごせてもいずれ折れる。いずれ折れるなら、今、誰かに当り散らして耐えたところで意味などない。いい迷惑だ。……てなことを淡々と思いながら、冷ややかにヒロインの動向を見ていたワタクシがいました。
 と言うことで、4つ星。


【あらすじ】
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25
 
 三篇収録のうちの第1話。舞台はアメリカ、1867年の西部。南北戦争が終結したとされる年から2年後の設定ではあるものの、あまりその余波は関係してこない物語。とは言え、その戦争で夫を亡くしたヒロインが、なぜ一人で夫が残した西部の土地へやってくることになったか、その背景にはこの戦争が絡んでいるわけで、ほんのりとサスペンス風味で味付けされている。
 そしてヒーローの背景はあまり戦争とは関係しないが……ウエスタン・ムービーにありそうな【復讐を誓ってさすらう男】であり、ないことはないんだろうが当時を考えると現実味が薄いと思える白人とネイティブとのハーフ。
 キャラはとりあえず置いといて、話の作りが面白い。そんな作品であります。
 と言うことで、3つ星。



【あらすじ】
    02:28 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
24
 
 面白かった……はずなんだが、時間が経ってみるとどんな話だったかよく思い出せないという……って、そういうボケかますのは私だけか…orz
 ともかく、ヒーローは短気かつ横暴で固い殻で心を覆っているタイプなんだが、ヒロインと出会った初っ端から思いっきり調子を狂わせられている。というのが読んでいてよくわかるところが、さすがにプロ。
 で、ヒーローの調子を狂わせているヒロインは、美人どころかヒーロー弁の第一印象は十人並みにも満たない、実に野暮ったい田舎娘。しかし、ヒーローの態度に臆することもなければ、よくあるパターンでヒーローに魅了されて自意識過剰になりしどろもどろに…なんてこともなく、マイペースにてきぱきと率直な物言いでバッサバッサとヒーローのペースを切り刻んでいくので、読んでいると笑えてくる。
 そんなヒロインに、見た目の第一印象は十人並みに満たないと思ったものの、ヒロインの微笑が魅力的だ…とか、細いウエストは思わず掴んでみたくなる…とか、自分でも無意識のうちに惹かれているヒーローは、ついその魅力に引っ張られているようにヒロインの後をついて回ってみたりして、自分でも自分の行動がおかしいと思いつつ止められない……ってな様子が、目茶目茶ツボったんだった。
 物語の内容は、ヒロインが母鳥のように面倒を見た今や有名人の幼なじみが絡んで、表面上は協力関係を築いて動いているヒロインとヒーローだが、表面下では誤解やらすれ違いやらでこんがらがっているという……EDは動かしがたくHEと決まっているのはわかっているが、はたしてどう収束するのか見物だ…と思った。
 ともかく、5つ星でw<時間経って内容忘れてたわりには、お気に入り度高いな、おい;;;


【あらすじ】
    01:31 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
23
 
 ヒーローの馬鹿さ加減にハリセンが鳴りっぱなし…という物語。<……ぅわ…;;;
 ヒロインは可愛いです。が、ちょっと読み手の好みに引っかかる気がする可愛さ。好きな人は手放しで好きだと思うだろうが、引っかかる人はきっと、ヒーローのこの馬鹿さ加減を考えずにこんな言動するヒロインも同類の馬鹿だと思うんじゃないかな^^;;;
 なので、評価が綺麗に分かれそうな予感のする作品。とは言え、リクエストで再販されるくらいだから好評価のほうが多いんだろうと思うが。
 私としては、3つ星で。


【あらすじ】
    04:47 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
22
 
 『奪われた祝福の夜』でヒロインの兄として登場…してたかどうか定かではないが、ともかくソコでの【兄】が今作のヒーローでございます。して、彼、かなり面白い男ですw
 で、童話作家として名前が売れているらしいヒロインは、経験から判断したんだろうが、しかし作家としてそのパターン以外を想定できないのはちょっと問題ありだろう…と思うほど、思い込み一直線で。
 どちらかと言うと、ヒーローではなくヒロインにハリセン食らわせたくなる物語。
 でもって、関連作に上げました『月夜の魔法』ですが、ソコでのヒーローが今作の後半にちょっと顔見せしてます。ヒロインの作品をアニメ化するという仕事関係で。という、設定世界は同じだが、接点は薄いという関連作でした。
 ともかく、このヒロインには苛々しますが、ヒーローに味があってよかった。
 ので、4つ星。


【あらすじ】
    04:30 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
21
 
 関連前話ヒーローのすぐ下の弟が今作のヒーロー。でもって前話と同じく、【皆で仲良くポーカーの日】シーンがしっかり入ってます。が、ヒーロー兄はまだ結婚していないようなので、前話のヒロインは登場いたしません。変に読者の気を散らさず、今話の主役二人にしっかり焦点を絞って読める、かなり綺麗な作りのお話し。
 で、キャラは…ヒロイン爺様が…vvv<この女は;;;;
 ま、ヒーローが例によって例の如く馬鹿なことやったおかげでヒロインが壁を築いちゃったりと、一種お約束な展開ではありますが、ソレがありきたりで退屈だと感じることもなく、ニヤニヤしながら楽しく読めた物語でございます^^ とは言っても、ヒロインと共に泣けるシーンもございますが。
 ともかく、5つ星で。


【あらすじ】
    04:04 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
20
 
 <オメガ>シリーズ(?)が新章に入っての二作目ですが、前回から1年以上間があいているため、キャラを思いっきり忘れてます。とは言え、前章ともいえる旧メンバーであるマギーと、その夫で局長のニックは健在で…てか、重要な役を割り振られているので今後も登場すること間違いなし。んで、ニックの名付け娘が出張ってきており、旧メンバーから見れば次世代たるこのメンバーの中で、第二のマギー的役どころを振られているようです。
 ソレはともかく、今回のヒロインはどうやら根が正義感らしく、セクハラに怒り心頭、相手の権力がどれほどのものかなど頭からすっ飛んで喧嘩売って、返り討ちにあうという……何とも哀れなキャラでございます^^;; ぃや、心情的には同情するにやぶさかではないんだが、後先考えず当たって砕けて、逆に自分を窮地に追い込んですごすご逃げ出しちゃうところなんか、ちょっと呆れてしまったり;;; 逃げ出すくらいなら喧嘩なんか売るな。喧嘩売るなら徹底的にやれ。そんな気分になるキャラでございます。
 で、彼女の災難はソレで終わるどころか、ソコからが始まりで、ま、だいたいカラクリは見当が付くものの、見当がつくからこそ明後日な行動をしているヒーローやまったく何もわかっていないヒロインたちがおかしくて笑えるわけでw
 して、彼らがフランスであたふたやっている間、アメリカでは例の娘とヒーローの相棒のロマンスの伏線が思いっきり張り巡らされていくわけで…コレだけ露骨だと伏線とは言えんだろうがなw なかなか先が楽しみでございます。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    03:32 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
09
 
 住み込みの家政婦がいる祖母の屋敷で育ったヒロインといったら、やはりお嬢様なんだろう。そのお嬢様なヒロイン、気位が高くて勝気。でも、愛情豊かで逆境にめげない頑張り屋。
 対するヒーローは、手が早く、気難しくて気分のむらが激しいという……ヒロインが癇に障ってプリプリする心境がよくわかる、そんなキャラでもあります^^;;
 で、デフォどおりヒロインは経済的に苦境に立たされ、ヒーローが策略をめぐらせてヒロインを助けるんだが、その策略がヒロインにバレて彼女の怒りを買い……という展開で、なかなか面白い展開。んが、ヒーロー、わがままで好きになれない婚約者を先にどーにかしてからヒロインにモーションかけようよ、な? それが誠実さの表れだとは思わんか? しかも自分の手を汚さずに婚約破棄できてラッキー、うはうは~って、何なのソレ?;;;<何なのソレ?なのはオノレぢゃ。ラッキーとか、うはうは~なんて、ヒーローは言ってないぞ;;<ぃや、そんな感じで揉み手してそうな雰囲気だったからw<勝手にコメディにするな;;;
 と言うことで、4つ星。


【あらすじ】
    02:06 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
08
 
 本の裏表紙にはメモ書きが載ってませんでしたが、本作は『求婚の掟』の関連作です。関連前作のキャラがぞろぞろ出てくるので、ぜひとも本作の前に一読しておくことをお勧めいたします^^
 で、関連前作は放蕩者が社交界の掟に則ってヒロインに求婚しようと頑張る物語(<ホントかよw)でございましたが、今作も大体において同じ路線かとw
 とは言え、ヒロインは未亡人なので、何も知らないウブな小娘とは違い、未婚の小娘たちほどには評判が大事というわけではないので、ヒーローも一から十まで掟にのっとって…なんてことはいたしません。それどころか、結構ハリセンもののことをしてくれます。いくら頭にきているからといって、なんじゃそりゃぁぁ~~~~!? すぱこ~んっ! とか、結構あります^^ このヒーローの右往左往ぶりが、かなり笑えて面白いw
 で、ヒロインのほうはと言うと、ちょっと厭味なくらいに自己犠牲精神旺盛で、まるで悲劇のヒロイン気取りに見えるのが読者の好みが分かれるところかと。とは言え、本来の性格は気が強く、自分というものをしっかり持っているうえ、不安を感じながらも楽しみを見つけるような前向きさもかねそろえているキャラなので、気に入る人の方が多そうな気がいたします。
 あとは本文を読みましょうw
 と言うことで、5つ星。


【あらすじ】
    02:14 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
07
 
 ヒーロー視点皆無なので、ヒーローの意図が読めない作品。や、物語後半に、本当はあの時僕はこう思っていたんだ~とか、気づいてくれないとがっかりしていたヒロインのこだわり部分に実は気づいていたのだ~とか、そういう「実は~」な本人暴露があるんですが、何と言うか嘘くさくて^^;;;
 ついね、暴露部分を読む前は「何て鈍感な男だ」と思うんだけど、暴露部分を読んだ後は「ヒロイン以外の美人は褒めるのにやぶさかじゃないくせに、気づいていたなら褒めとけよ、この馬鹿が~!!」と、何だか実に頭に来る男でございます。でもって、「言っとけよ、アホだなぁ…」と思うのもあるけれど、それ以上に「そんなこと言うなよ、馬鹿だなぁ…」と思うことが多い、失言大王なのがこのヒーロー。ワタクシでしたら、はじめは好意を持ったとしても、この男の失言が重なるにつれ、冷ややか~に気持ちが醒めていくこと間違いなしなんですが。ヒロインのドアマットぶりが痛いです。
 と言うことで、3つ星。


【あらすじ】
    06:54 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
07
 
 ここ最近はあまり見られないものの定番の一つと言えそうな、ヒロインとヒーローの間にヒロイン亡夫でありヒーロー親友であるロクデナシ男が介在するネタでございます。
 すでにこの世にいない人間のことで何を悩むか、この馬鹿者め! と、ヒーローにハリセンふるいたくなること請け合いでございます。ヒロインもね、マスコミにやいのやいの言われることを酷く気にしているんですが、そんなことでうじうじするくらいなら、真実を暴露本にして世間に公表してしまえばいいじゃないかと、非常にじれったく思うですよ。暴露本なんか出すと、薄情で冷酷で金の亡者のように言われそうですが、ソレが嫌なら原稿料やら印税やらを全額何かの基金に寄付すれば後指差されることもないだろうに。
 つまり、ロクデナシの亡霊がウザくて、苛立ちのあまり頭かき乱して吠えたくなる、そんな物語でございます。
 と言うことで、3つ星。


【あらすじ】
    06:31 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
06
 
 物語のネタが、昔に流行ったTV番組『ねるとん』とか『あいのり』なんかを思い出させるのですが……それが悪いというわけじゃないんだが、ヒロインとヒーローが出会うきっかけとなった『花婿』と言う番組、ヒロインは友人の付き合いだったらしいが、ヒーローはそもそもどうしてその番組に出ようと思ったのか、ソレがまったくわからん!! ソレがわからないので、物語の中で語られるヒロインに対する真摯な胸の内や言動、家族に対する責任感から想像できる人柄とはまったく相容れない、軽薄さが宙に浮いていて、なんだかしっくりこない。なんつーか、服の縫い目がほつれて糸がにょろっと出ているように、ヒーローの後頭部から【軽薄】というキャラが抜け出しているけど抜け切らず、ソレがふわふわ漂っているみたいで、何だか非常に気になるんですが^^;;;<ほら、マンガでよく魂が口から抜けそうになってる絵があるやん? あんな感じを想像してw
 頑張るヒロインは置いといて、馬鹿さ加減の目立つヒーローにハリセンぶちかましながら読むべき物語でございます。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    06:10 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
05
 
 SFチックな物語。時間警察官のヒーローは、未来から犯罪者を追ってヒロインの生きている現代へやってくる…ってところは問題ないんだが、何らかのミスでタイムバブルとか言うものにヒロインが巻き込まれてしまい、二人は物理的に離れられなくなるってのが、何ともロマンス小説には実に都合のいい設定だなぁ~wwwと、ある意味その設定に笑えますw もうね、物語り全体的にご都合主義の匂いがぷんぷんするんだけど、SFというベースの上に成り立っているのでそういう設定もアリと言え、何となくソレを逆手にとってわざとご都合主義臭を漂わせてみたような、作者の遊び心が見える気がいたします。何と言っても、盗まれた未来の技術が大人のおもちゃ設定で使われるって、どう考えても作者が遊んでるとしか思えん;;; 真面目に読むと「っ!! 何じゃそりゃぁぁぁーーーーっ!?」と叫びたくなること請け合いでございます^^;;;
 それにしても、このヒーロー、過去に同じように任務中、飛んだ過去で関わった女性に恋をした経験があるってんだが、任務で過去にいる時間などたかが知れていて、恋なんかしてる時間などないだろうに、惚れっぽいんじゃないのか? とワタクシは思うのですが、そう思うのは私だけ?^^;;;
 で、物語冒頭でヒロインは友人と電話で話をしているんですが、友人も自分も宵っ張りだとあり、場所はオフィスでありながら時間は真夜中。ヒロインが時計を見ると、時刻は【午前12時10分】…って、一般的にはそんな表記しないと思うんだが;;; 読んだ瞬間、昼なのか夜なのか混乱しました;;; 通常、夜中の12時を言うのに【午前】ときたら【0時】でしょう。して、【午前12時】といったら、昼の12時を差しているととらえるのが一般的な考え方かと。ここでの時刻は12時10分であり、12時をすでに過ぎているので、昼であったら【午前】とは言えないので夜中の12時以外ありえないんだが、そもそも夜中の12時は【24時】か【午前0時】と言う以外は一般的でなく、間違ってはいないんだが正しい表記とは言えないと思うわけで。原文に【AM12:10】と書かれていたんであろうことは想像に難くないが、翻訳の時点で一般的な表記に訂正するのが本当の翻訳かと。何せ、そんなものを訂正したところで、原文のニュアンスだの意味だのがガラッと変わってしまうなんてことはありえないんだから。
 で、そんな細かいところ、どうでもいいだろうと言われてしまえばそのとーりなんだが、そのどーでもいいことで読者を混乱させる必要だってないわけで、それこそ物語を読ませる上では避けるべきことであり、文章を扱うときには注意してしかるべきところであるのがこういうところなのだ。だって、どうでもいいことで読者が混乱したら、ソレまで流れていたはずの物語の流れがブツッと途切れてしまい、読者を物語りに引き込むどころか物語から強制的に追い出すことになるもの。ミステリー小説では意図的に読者を混乱させるのも一つのテクニックだが、しかし、必要のないところで混乱させたりしない。いらんところで読者を混乱させるのは、プロとしてはミス以外の何ものでもないでしょう。しかも、この作品では作者は遊んでいるように見え、そこが私としては気に入らないところでもある。
 と言うことで、2つ星。


【あらすじ】
    05:00 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
04
 
 2部作のはじめの話で、ヒロインは真面目で品行方正…わがままな妹がいるとお姉さんはこうなる以外にないという典型的なキャラで、かなり不憫に見えます。考えなしの妹がしでかす醜聞の尻拭いをせざるをえないことにどれだけ苛立たしく思っているか、しかも妹には非難しかされないとあっては、怒りのあまり暴れだしても仕方ないだろうに、じっと耐え忍ぶその姿に……こっちが暴れたくなってきます。<おいおいおいおいおいwww
 でもってヒーローは、ヒロインの美貌に目を留め、ちょっとしたお楽しみにうってつけだとばかりにヒロインに近づこうとする、不埒な輩でございますwww ほとんど「紳士の皮をかぶったならず者」と言えるキャラで、たいがいは「ならず者の皮をかぶった紳士」というのが定番だと考えると、一種型破りかもしれない。とはいえ、実際は「ちょっとしたお楽しみ」のつもりが本気になっちゃって、紳士にならざるをえないような展開になっていくのですがw
 実に面白い物語でした^^
 あ。あらすじではヒーローは伯爵という称号を持っているように書かれておりますが、正確にはアイルランドの貧乏伯爵家の六男であって、伯爵ではありません。が、何か称号は持っているらしい。とは言え、持っているとは書かれていても、ソレがどんな称号かは書かれておりませんので、貴族の生まれでも平民とほとんど変わらないと考えていいかと。
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    04:32 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
03
 
 いやはやいやはや……;;;; 登場時、ヒーローの辛辣さやら偏見にまみれた狭量さが痛くて痛くて、「こいつ、処置なしか!? ヤバいなぁ…もう、そーゆーキャラ、読みたくないなぁ」などと思わせられましたが、早々に考えを改めてヒロインに謝罪しようと思うところなど、なかなか殊勝でございますw
 で、ヒロインはクセがなく、ある意味主役を張るには存在感が薄く見えるキャラですが……何と言うか、御伽噺のお姫様によく見られるキャラで、彼女自身の個性はほとんどないものの不幸や困難には恵まれ(<変な言い方だw)、周囲(御伽噺で言うと意地悪な継母とか)に強烈な個性がある……といった感じで、まさにキャラで読ませるのではなくストーリーで読ませる物語になっております。とは言っても、脇役がおっかなかったりするので、一概にストーリー中心とも言えないかも知れん。いやはや、久々にゾぉぉ~っとしたお話しでございます。
 結構コレ、気に入ったw
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    04:10 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
02
 
 前作ヒーローの妹が今作のヒロインであり、またもや婆様が笑わせてくださいますw しかも、ヒーローはヒロイン婆様の企みに薄々感づいていて、断ったほうが身のためだとわかっていながら婆様の魅力(www)に依頼を引き受けてしまうという、人の好さ大全開のキャラでございますw
 で、この婆様、自分には仲人の才能があると、思いっきり誤解しておりますwww 確かに爆弾を選んで投入したのは婆様ですが、二人の関係が上手く進むのは二人の手柄であって、婆様はどちらかと言うと穏やかに進む二人の関係を引っ掻き回したようなもので、危うくぶっ壊すところだったわけで……w 最終的に丸く収まったからといって、それが自分の手柄だと誤解してはいかん。にもかかわらず、婆様はこれぞ自分の天職とばかりに、孫が片付いてしまったので別の場所で次の獲物を選ぼうと策を練り始めるところで終わっておりまして……このメモのあらすじの最後につけてある関連作の一覧は作品の発表時期順に並べてありますが、『涙のクリスマス』は時系列的にこの作品の後に来るものと思われます。
 この作品の主役二人はほのぼのといった感のあるキャラで、ヒロインはいたってのんきにただひたすら自立を意識しているだけで危険についてはあまりにうかつすぎ、案の上危険に晒されてヒーローをとことん恐怖に突き落としてくれますし、二人の情熱の燃え上がり方の勢いが尋常でないんですが、ソレも含めて何となく笑えるカップルでございます^^;;;
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
 
    03:39 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
01
 
 こ…んの、大馬鹿処置無し男がっ!! すぱこぉぉ~ん! と、久々に問答無用ですっきりきっぱりハリセンで宇宙の果てまで飛ばされたヒーローでございます^^;;<…って、いくら何でも、ハリセンで叩かれたぐらいで、そこまで飛ばないだろう;;;
 ともかく、事情は理解できるしアレでは確かに選択肢などないと言えるだろうが、仮にもヒロインと将来を共にするつもりだったなら、ヒーローからその未来を奪う代償としてヒロインに真実を告げる事くらい某彼女だって許可するはずで、細かな配慮に欠けた言動をした結果、自分のみならずヒロインをどん底まで傷つけたんだってことを、もうちょっと自覚すべきだぞ、ヒーローよ。てか、まずもって、そういうことを自分ひとりで決めてしまうんじゃなく、ヒロインも交えて三人で相談できる状況を作るとか何とかすればよかったのに。それができなかったのは、単に自分の過去をヒロインに話したこともなかったからで、将来を共にしたいと思っていたわりには、何て浅はかな夢見てたんだ、おい?と呆れるばかりだったり;;;;
 過去をやり直すなんてことも、なかったことにするなんてことも、どちらもしたいと思わない、なぜなら今のあなたがあるのは過去の出来事のおかげなんだから……といった事をヒロインが作品中で言っておりますが、だからこそ、相手を本当に大切に思うなら、今の自分を作った【自分の過去】を話したいと思うはずだし、そしてもっと理解してほしいと思うはずなのだ。そして、今の相手を作った【相手の過去】を聞いきたいと思い、もっと理解したいとも思うはず。にもかかわらず、彼らは相手の過去を知りたいと思うこともなく、そして自分の過去を話したいとも思わないまま、なぜか二人の将来のことしか話してこなかったらしい。何か、おかしいだろう、ソレ;;; 思いっきり夢見てるだけやん;;; まるで、思春期に【恋することに恋して】いるのと同じように、二人の現実の話ではなく【幸せな結婚をする夢】を話しているだけ。
 ホントにね、この二人、処置無しだよ。作中では苦悩にのた打ち回っておりますが、それに追い討ちをかけるようにハリセン振りながら蹴飛ばしたくなる、そんな物語でございます^^;;;
 と言うことで、3つ星。


【あらすじ】
    01:21 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
ちょっとお知らせ
- Information -
 ご来訪、ありがとうございます。残念ながら、当ブログは依然、ほとんど休止中であります。
 待たせに待たせておりますが、まだまだ辛抱強くお待ちいただけると…沙月さん、泣いて喜びます。
 【2010年4月現在】

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プロフィール

砂原沙月

Author:砂原沙月
 メモの9割以上がロマンス小説。時々ミステリー小説も入り込んでおります。ジャンルはコメントが投稿されたテーマでご確認ください。
 10/5月現在。再読の山を切り崩しながら、過去日付で追加しております。ほとんどあらすじを写すだけでレビューなしの、読んだよ記録にしかなってませんが。とにかく片付くまで頑張ります^^;;;
 沙月のTwitterはこちら↓
http://twitter.com/satuki01

 星評価は、主観による私のお気に入り度であって、他の方へのお勧め度ではありませんので、ご注意ください。

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