夢想螺旋

 
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31
 
 暢気な農夫を気取っているヒーロー、愛情深く頑張り屋なロデオ・クイーンのヒロインにハートを一撃される。と、まあ、ほのぼのした感じの滑り出しで、結婚なんて~なヒーローだったのにその考えをコロッと変えるのに何の抵抗も見せないというのも、微笑ましい展開と言える。
 が、ヒロインは里子としてたらいまわしにされた自分の育ちから、ひとつ所に腰を落ち着けるよりはその日暮らしの自由な生き方をよしとし、お金持ちは人間じゃないとまで思っている有様で、ヒーローにとってヒロインのその考えを覆すのははかなりの難問。にもかかわらず、弟の策略でさらに問題が悪化してしまうというのが何とも哀れw
 ヒロインが、自分の知らない世界に放り込まれて萎縮し、怯えているのに、ヒーロー親族一同まったくそれに気づいていないという状況が……ヒロインには悪いが、かなり笑えました^^;;;
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
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30
 
 前作ヒーローの従兄弟にして、ドライでクールという印象を振りまいている今作ヒーロー。前作でもスキンシップを好まないという傾向を示していたので、どれほどロボット人間なのかと思ったら……逆だったというw ヒーローは過去に、本来の感情的な人間でいたことで大きな痛手を受けていて、それ以来、感情を凍結させることに懸命になってきた模様。本当はかなり感情的なキャラで、ヒロインと出会って以降、大きな葛藤を抱える羽目にw その葛藤から出た行動をヒロインが誤解しまくってたりするので、そこのところが面白い。
 で、ヒロインのほうはというと、アンティークに対する鑑識眼はかなりのもので、しかもアンティークに対する愛情が半端でなく、店を経営していながら商売人になりきれないことに本人あまり気づいていないという、そのボケ加減が可愛いw
 コレもまた、あらすじだけでは期待していなかったものの、いざ読んでみたら面白かった!という物語。
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
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29
 
 このヒーロー、可愛い男だw 見ようによっては歳に見合わず子供っぽいと思えるが、純粋さにおいてはピカイチw ヒロインにとっては作為的な出会いだったにもかかわらず、そしてそれまではヒーロー自身も結婚なんて冗談じゃないと誰はばかることなく言っていたにもかかわらず、彼はヒロインに一目惚れしたことをあっさり受け入れてしまうし、しかも兄と従兄弟に僕は恋に落ちたんだ~と言っちゃう所が可愛いw
 で、ヒロインは貴族の娘なのに父親のせいで食うにも困って探偵業に手を染めているという、何だか哀愁を誘うキャラで、かなり一所懸命だし、陽気なヒーローのエネルギーに引きずられて自分のペースを乱され、ついつい仕事を忘れちゃうところなんかが可愛らしい。
 あらすじを読んだ段階では期待していなかったこの物語、意外に掘り出し物だった…という読後感でございますw
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
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28
 
 仕事の虫で傲慢一直線のヒーローと、やり手の弁護士でありながら家庭を夢見る人情派のヒロイン。以前付き合っていたものの、二人の未来に望む物が違うと気づいたヒロインがヒーローを振って数年、今では法廷でしばしば敵対する緊張感を伴った友人という立場…という背景設定。そこに家出少年兄弟を抱え込むことで発生するさまざまな問題を絡めて、物語が展開されていく。
 仕事って、やり始めたらきりがなく、自分できちんとコントロールしなければ、次から次へと終わることなく出てくるものなんだよね。だから、どこまでを限度とするかきちんと決め、そして度々優先順位を見直す機会を持たなければ、ただ仕事を処理する機械のような人間になってしまうわけで。機械のようになっている状態だと、感情が鈍ってなくなってしまっているも同然になるので、いかに自分が非人間的なことをしているかなんて気づかないし、自分の日常が仕事だけで埋まっていても苦痛を感じなかったりするんである。しかも人間は本来習慣の動物なので、仕事で目が回るほど忙しくしていることが習慣になってしまうと、それが心地よく楽だと感じるようになり、他の生活パターンに変えるほうが苦痛だったりするので、悪循環を招きやすい。
 で、ヒーローはまさにそういう生活で、ヒロインと一緒に暮らしはじめた頃はそうでもなかったのに、ふと気づいたら仕事最優先の生活になっていた、と。男性の(現代なら働く女性のいくらかも)優先順位は往々にして仕事がトップに来るものですが、人生のどんなものを引き合いにしても仕事が常に最優先という状況は、真面目に言えばおかしい。本当に時々優先順位が間違っていないか確かめて、何のために仕事をしているのかを再確認して順位の調整をしなければ、本末転倒の人生を送ることになりかねない。そしてヒーローはまさにそうなりかけているも同じ状況。
 そのヒーローが、兄弟たちの罠にかかって強制連行で休暇に放り込まれ、本人にとっては無駄に暇をもてあましているところへ自分にとっては管轄外の問題が降って湧き、ようやくコレまでの自分の優先順位がいかに間違っていたかを知るきっかけを得るわけで。
 物語は、仕事の虫のヒーローが家庭人間に転換するまでの紆余曲折が見所。
 ただし。本文中前半で過去を振り返り、ヒロインがヒーローの家族に紹介されたとき、ヒロインを温かく歓迎してくれたのはヒーロー弟のタイラーだけだったと書かれているのだが、後半ではその当時ヒーローの家族を自分の家族のように感じていたとヒロイン。矛盾するように思えて、ソレがどうにも気になって仕方なかった。
 とりあえず、4つ星で。


【あらすじ】
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28
 
 …………ぃや、別にいいんだが、しかし……ヒーロー、ソレ、自分で客観的に見て、正しいと思うかぃ? と、思わず横槍入れたくなるヒーローの言動でございます。ヒロイン曰く、ヒーローは短気で癇癪持ちなので、読んでいると「ぅをっ!? またかっ!? ちょっと待てって! 頭冷やせ、おいっ!!」と、何度も叫ぶことになります。しかもヒーロー曰く、ヒロインも短気で癇癪持ちなので……以下省略。<省略してどーなるよ…orz
 つまり、息子と娘の結婚式が終わるまで、二人まとめて業務用冷凍庫に入ってなさいっ! と思うこと確実な物語でございます。が、何と言うか、なかなか面白い。万人受けするように見えるものの、その割には何となくひと癖あるように感じる、微妙な物語でもあります。
 ともあれ、4つ星でw


【あらすじ】
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27
 
 シリーズ二話目は、前ヒロインと同居している同僚の一人で、陽気なキャラ。ヒーローは姉思いで、精神的に恵まれない子供時代をすごした、どことなく真面目さが漂うキャラ。
 ヒーローがオークションに顔を出した理由を考えると、何もヒロインでなくとも務まるだろうに…と思うんだが、しかしヒーローは何が何でもヒロインじゃなきゃ駄目だと思い込むという。自分をよくわかっていないヒーローが笑えますw とは言え、ヒロインも自分をよくわかっていないんだが^^;
 でもって、ヒロイン姪で赤ん坊のリビーが可愛いのなんのってw ヒーローは赤ん坊に恐れおののくも魅了され、クールな二枚目というイメージがどんどん崩れていくのがオツでございます。しかも、赤ん坊とヒロインとの波状攻撃で本来の自分が崩壊し、パニクって助言を求めにヒロイン友のところへ駆け込んだりと、なかなか楽しいことをしてくれます。しかし、EDでのあのシーン、ヒロイン友たちは何のためにヒーローについてきたんでしょうか…;;;; どう考えてもただの【見栄えのための演出】で、意味はなかったかと。
 ともかく、5つ星。


【あらすじ】
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26
 
 欧米人はよほどオークションが好きらしい…と思うほどよく見かける、【寄付金集めの人間オークション】ネタでのシリーズ。考えてみると、寄付金集めのパーティと同じく、お金を出す人も損はしないというシステムで、日本で多い寄付金集めのパターンである街頭募金だの、何かと交換するわけではない完全な善意の寄付という、お金を出すほうの善意に全面的に頼っている、ともすれば【たかり】に落ちるシステムと比べると、公平さと合理性において上を行っているんだな……と、ふと気づいたり。
 ま、それはともかく。
 結婚なんてとんでもない、美しき女性は世界に五万といるのに~という典型的なプレイボーイのヒーローと、美人なのになぜか男性に捨てられ続けてとうとう「男なんてっ!!(怒)」と、男避けに野暮ったい服装を心がけているヒロインという、よくあるパターンのカップリング。で、まあ、ほとんどお決まりの展開なので、コレといって突出したようなところもなく、キャラもそれぞれ好感が持てるが、良くも悪しくも目立っている個性というのは特にない。が、それなりに面白い。
 言うなれば、ヒーローがその目的に見合っていて、さらに自分の気を散らす女性ではないと判断したにもかかわらず、およそコレまでの自分を振り返れば惹かれるはずなどないヒロインに惹かれて気が散り、一つの目的には見合った能力があったものの、もう一つの女性除けとしてのお守りという点ではまったく効力を発揮しておらず、しかし女性除けの効力を高めるためにヒロインが野暮ったい服装をやめたとたん、急速に危機感をあおられるという、ヒーローの無意識と意識の矛盾点とその結果繰り広げられるジタバタ一人芝居が笑える物語w
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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25
 
 プラスキ家の長女次女と関連作で来た三作目は、順当に三女がヒロイン。ヒーローはコレまで刑事でしたが、今回は【元】刑事。過去の出来事が原因で自棄っぱちになっていたところ、現在の雇主に拾われて護衛をしているヒーローと、彼の雇主に惚れこまれて渋々主治医となっているヒロイン…という設定なので、今度が初対面ではない二人ですが、否応なく事件に巻き込まれて急接近という展開でございます。
 姉妹で部屋をシェアしているヒロインたちですが、長女はすでに結婚して部屋を出たものの、まだ前回ヒロインの次女は住んでいて、ちょこちょこと顔を出してます。そして一作目のヒーローもチラッと顔見せしてたりして、そこで前回疑問に思っていた【一作目と二作目のヒーローは、どう考えても知り合いに違いないのに、なぜ~?】の答えがわかり、とりあえず納得。<とりあえず…って;;;;
 ともかく、面白かった。が、そのわりにはどうも印象に残らない物語だったりする。とはいえ、今回はヒロイン父がなかり出張っているうえ、家族全員集合の次女の婚約パーティなんかもあって、選択肢などなくそこに参加せざるをえず困惑するヒーローが、陽気なヒロイン家族の中で異彩を放つという図に、笑いを誘われたと記憶してます。それに、キャラはかなり気に入った記憶があります。
 と言うことで、5つ星。


【あらすじ】
    23:43 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
24
 
 ヒロインが重い~暗い~なキャラで、読み始めは一体何事かと気になって仕方ない。で、それは話が進めば徐々に見えてくるわけだが、見えてくると必要以上に自分を責めているのがわかって、脱力しそうになる。
 して、そのヒロインとは見事なまでに対称的に、明るく陽気で、軽佻浮薄にも匹敵する軽さ大全開なのがヒーローでございます。医者という職業を選択していながら、この性格というか姿勢は、かなり問題あるだろう……と唸りたくなります。責任感がないわけでも、技術的にヤブだというわけでも…つか、物語のヒーローでそれはありえないのだが、この姿勢が医者としての信用を著しく低めているように感じるので、コレがリアルだったらかかりたくない医者の筆頭に上げられると思えます。
 とはいえ、人間味という点では、ヒロインもヒーローも等身大なキャラ。二人が出会って、ヒロインは自分の抱えている問題を別の視点から見ることができるようになるし、ヒーローはコレまできちんと考えることなく流されるままだった自分の生き方を見直してみることができるようになるという、お互いいい方へ影響を受けるというのが読んでいて気持ちのいいところであります。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    00:40 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
23
 
 ヒロインが何とも真面目で痛々しい。妹とは仲がいいものの、見栄えという点では妹の影にかすんでしまい、しかし妹に嫉妬心など持てないので諦めの境地…という感じが。
 そしてヒーローは、無駄に驕った性格と言うか……自分の名前は知られていて当然、女性が自分にこびるのは当然、自分が気楽な関係以外お断りと言ったら女性はそれに従って当然、気前よく親切にした自分に感謝するのは当然…みたいな意識を持っているように見えるキャラで、あまりいい印象を受けなかった。特に終盤、ヒロインがタイトルを踏襲するが如く自分からプロポーズしたときにヒーローが思ったことなんか、もぅコイツ奈落の淵から地獄へ逆さ吊りの刑にしたろか…と、真面目に考えたくなった。しかもEDにおいては、「コイツ、何考えてんだ?そういう結論が出るなら、ヒロインの行動より先に自分が行動に出ているもんじゃないのか?それすらせずに何言ってんの?」と思えてしまうほど、お約束の結論があまりにも唐突に出てきたような感じで少々納得いかなかったり。
 と言うことで、2つ星。


【あらすじ】
    23:46 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
22
 
 収録最後の作品。時代設定は中世の模様。
 ヒーローが……生い立ちや、仕事柄死と隣りあわせで過ごしてきたこともあり、感情が凍りついております。ので、初っ端のヒロインに対する態度は人間味がなく、いっそ天晴れと思えるほどの冷酷さで、読んでいて呆気にとられました^^;; こんな態度を取られたら、百年の恋も一瞬にして醒めそうなものだが、ヒロインにとってはヒーローの嫁になるというのはただの夢ではなく死活問題でもあるので、何を言われようと諦めません。
 が、ヒロインの言うクリスマスの魔法とやらがなければ大団円は無理だろうという……いや、実際ヒーローがヒロインに与えた猶予は12日間なので、ここまでカチカチに凍り付いているヒーローの感情を解凍したうえヒロインになびかせるには、どう考えたって12日では足りないのは明らかで、ソレをやり遂げるにはやはり不可思議な魔法の力は必須かと。
 ともかく、3つ星で。


【あらすじ】
    23:18 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
21
 
 収録の二作目。自信過剰気味のヒーローが友人にけしかけられてヒロインを落とせるかどうかの賭けに乗ってしまうわけだが……これが、ヒーローの自信がことごとく粉砕されるような展開で、どうにもヒロインがなびいてこないとなったら実に笑えて面白かったんだが、ヒロインは哲学者の娘で自立心が強く~ってな手強いキャラとして設定されているみたいなのに、なんだかあっさりヒーローの魅力にふらふらしちゃうのが情けないというか何と言うか^^;;;
 それでもこのヒロイン、かなり素直で、ヒーローは放蕩者だと承知していながら惹かれている自分を否定せず、結婚など考えもせずに自分の気持ちを隠さないという、かなりマイペースかつ危ういキャラなので、読み手としては「おいおいおいおいおい……やめなさいっ、危ないでしょうっ!!><;;;」と世話を焼きたくなるのですが、ソレはヒーローも似たり寄ったりのようで、ヒロインのあまりの無防備さに恐れ戦き、自分から守ってやらねばという放蕩者にあるまじき心境と賭けとの板挟みにあっておろおろするのがなかなかオツではございます。結局このヒーロー、放蕩者設定のヒストリカル・ロマンスの王道である、【実は真面目】キャラ。ヒロインの個性が実に面白い物語でございます。
 ともかく、4つ星。


【あらすじ】
    22:54 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
20
 
 作者コレクションとして一冊に収録された中のはじめの物語。
 ヒーロー祖母であり、一族の存亡を危ぶむ鋼の元伯爵夫人と、思いもしなかった兄の死で伯爵にならざるを得なかった頑固なヒーローの、丁々発止のやり取りが笑える物語。間に挟まれるヒロインの心労が…と思いきやこのヒロイン、実に頭が良く理性的なうえかなりマイペースなので、コツコツとヒーローの壁を打ち崩してこちらのペースに巻き込んでしまうという、静かなる不動のパワーを秘めたキャラでございます。
 ヒーローが自己憐憫至上主義(<何だ、ソレは?;;;)で、それを阻害しようとする者に対しては容赦なく牙をむくという、ハリセンどころか地獄の釜に蹴落としの刑確実な馬鹿者キャラなんだが、そのお馬鹿加減がこのヒロインに当てるにはいい感じ。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    02:11 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
19
 
 三作目、四作目のヒーローたちの親友が今作のヒーロー。コレまではあまりの鉄面皮に、何を考えているのかようとして知れない人物として描かれていたこのヒーロー、作中でようやく彼の内心を垣間見ることができ、ニヤニヤ笑いが止まりませんw
 そしてヒロインは、三作目のヒロインの従姉妹で当然三作目にも登場していて、その時には常にさえずっている、ちょっと頭の軽そうなキャラに見えていた彼女。蓋を開けてみたら、まあ、どうしたことか、えらく洞察力に優れて賢い活きのいいキャラで、ちとびっくりw
 で。キャラの相関関係を見てもわかるとおり、今作は三作目と密接に関連しているので、シリーズ他の巻を読まなくとも三作目だけは読んでおいたほうがいいと言える作品であります。
 で、物語の内容はというと、ヒーローもヒロインもはじめから相思相愛でありながらも、相手に自分の気持ちを打ち明けておらず、それどころかどちらも相手にとって自分は不足だと思っている始末。ソレは特にヒーローの方が強く思っているところで、それにはいくつかの理由が。その理由がものすごいw はじめの一つは、トラウマにもなっていて笑えないこともないが、もう一つが何ともアンチヒーローっぽく、ソレをヒロインに告白するのはまさに断崖から飛び降りるくらいの勇気がいることだったはずで、それでも真実を話した勇気は天晴れ。そしてその話を聞いてから後、しっかりと吟味したヒロインも天晴れ。二人のロマンスに関しては笑って見守れる物語。
 ですが、サスペンスの方がw 後々末永く語り継がれることになったという、ヒーローとヒロインの逸話という形に落ち着く展開がw 特に窮地に立たされたヒロインが得意の話術で敵を退散させる場面は、笑えて笑えてw サスペンスなのに笑える展開なのはなぜだw
 ともかく、5つ星でw


【あらすじ】
    03:38 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
18
 
 シリーズ最終話は、ウエディングプランナーである長女。姉妹の仲で一番のロマンティストである彼女は、妹が前話で一族の呪いを解いたことにホッとしつつ、しかし未だ多少の疑いを持っていたりする。が、その彼女の前に現れて困っているところを助けてくれたヒーローにピンと来て、呪いが解けた今、彼こそ運命の人に違いないと、無防備に恋に突入して行くんである。そして、彼女は知らないが、ヒーローと読者だけが知っているヒーローの正体と目的、ソレがいつバレるかとはじめからずっとハラハラしっぱなしで心臓に悪いんである。
 しかも、ヒロインが事業の命運を賭けている結婚式は、相変わらず脅迫状が届けられたりするので、こっちのほうでもヒロインの行く末が心配になるし。
 ヒロインの恋の行方と、依頼の結婚式が成功するかどうか、気になるその結果は本編を読め! てことでw
 前二つの物語が劣っていたわけではないが、やはりコレまで散らされていた伏線が片付いてすっきりしたという点を加味して…5つ星w


【あらすじ】
    03:25 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
17
 
 今度は末っ子、ジュエリーデザインを手がける三女がヒロイン。ヒーローは家族ぐるみのお付き合いの幼なじみ。
 で、ヒーローはずっと長いことヒロインに想いを寄せていた……という状況なんだが、この臆病者は、コレまで冗談めかして遠まわしにコナかけてみて、ヒロインが本気で乗ってくるかどうか試してみるということしかしてこなかったくせに、ヒロインがいつまでも自分を友人としか見ずにいることに腹を立て、ヒロインが困ったときに自分を頼ってくることで自分の人生は目茶目茶だなどと、言語道断な卑怯振りを発揮してくれます。玉砕して見せる度胸もないくせに、文句だけはいっぱしだよな、この男……と呟きつつ、冷た~い視線を横目に投げ与えながら、10tハンマーの柄を磨き、ハリセンに鉄板を仕込むワタクシがここにw
 で、今回は主な舞台になる土地はマンハッタンではなく、結婚の呪いの地はハートレイ家の屋敷。幽霊が出た、いや、アレは何かの装置で映像を作り出しているだけだ、だとしたら誰が何のために?やっぱり本物だ、アノ音のからくりはコレだ、しかし、幽霊の映像はプロじゃなきゃできそうもないが…なんて話しをしつつ、ヒーローのヒロインに対する心の葛藤やら、ヒロインのヒーローに対する気持ちの混乱やらが展開され、とうとう呪いが解かれる物語。なので、姉の手がける結婚式の話は今回まったく出てこないと言っていい。
 ビシバシとヒーローに鉄板入りのハリセンかましながら、大笑しつつ楽しめた物語であります。
 と言うことで、4つ星。


【あらすじ】
    02:55 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
16
 
 双子の姉のためにと息巻いてテレビ局に乗り込んだヒロイン、到着したとたんに自分ではコントロールできない事態に巻き込まれ、パニクっている間にあれよあれよと…という、序盤は笑いっぱなしでございますw
 そして、ヒーローの企みは笑えるものじゃないんだが、キャラ自体は結構笑える。が、やはり主に見所となるのは、まったく正反対な姉に化けて一週間を過ごさなければならなくなったヒロインの様子でございますw
 そして、ヒーローの企みと、ヒロイン姉妹が頭を抱えている結婚の呪いと、ヒロイン姉が手がけることになった結婚式のプラニング関係が、ごちゃごちゃと入り混じってヒロインの混乱模様にピッタリきているのが何とも面白いところ。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    11:44 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
07
 
 コレはロマンスと言うよりも、ヒストリカル・ミステリーとでも言えそうな物語。ロマンス自体は一種【掟破り】な展開。
 ロマンスの定石といったら、【途中は波乱に富みながらしかし最終的には互いに心を打ち明けあってHE】なわけですが、ソコへ至るまでの展開は、王道その1【自分の相手に対する気持ちは把握しているが、障害によって阻まれる】パターンと王道その2【相手に対する自分の気持ちからわざと目をそらし、あるいは気づかず、何だかんだと理由をつけて無駄に足掻き、その過程で相手を傷つける】パターンが存在し、二つを混ぜ合わせたパターンもありますが、ともかくどのパターンでも定石どおりの結末になるのがお約束といえる。
 んだが、この物語は、女嫌いだと思われるほど女性蔑視を押し出している王道型のヒーロー像ながら、ヒロインと出会ってあっさり自分の気持ちを認め、早々に求愛し、婚約成立…そこまでの展開で消費したページ数は半分くらいで、ロマンス小説としての展開で言うと、早すぎるうえ何の困難もなくラブラブというのは…やっぱり邪道でしょう^^;; しかも、そうなってから二人の間に破局を思わせる大事件が起きるかというと、まったくそんなものはなく、ヒストリカルという時代設定のために濡れ場シーンこそないがひたすらラブラブ~な、ロマンス小説としてはあってはならない平穏無事さ加減。が、実はこういうの、私はけっこう好きだったりするw
 つまり、ロマンス小説だと思って読むと物足りないと感じるかもしれないが、ロマンスの背後にあるサスペンス要素がミステリー小説として展開されているため、そちらのほうで楽しめる物語。とは言っても、ミステリー小説として出されているものと比べたら、全然お遊びみたいなものですが^^;;;
 ともあれ、ワタクシとしてはなかなか気に入った作品でございますw
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    23:23 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
06
 
 何はともかく、まず、あらすじに爆笑w ロマンスのヒーローの王道といったら、本人がコナかけなくとも女性のほうからまとわり付いてくるものですが、このヒーローは振られ倒しているらしいヘタレなヒーローらしく、なかなかお目にかかれない貴重なキャラかとw
 でもって、ヒロインは未亡人。しかし、亡夫はかなり年上で夫婦としての生活はなく、『マイ・フェア・レディ』の逆展開パターンとでも言いましょうか、『マイ~』のほうはヒロインを教育した後結婚へ至るわけですが、この物語ではまず先に結婚があって世間的には夫婦と認められているんだが、その中身は父娘のような師弟関係だったというオチで、なかなか洒落た設定だと思う。
 堅物と言われて女性から敬遠されているヒーローと、亡夫の先進的な考えで教育を受けたためその時代にしては自由な思想の女性で、実際には堅実な価値観を持つ知性派なのに、まるで遊び人のように評されているヒロイン。接点などありようもないようなこの二人が、とある事件をきっかけに協力関係を築き……というのがこの物語の大筋で、コミカルな立場に立たされているヒーローに笑いを誘われつつ、二人が関わることになった事件の解明がメインと言えるような展開で楽しめ、厚みのある物語と言えるかも。
 ともかく、5つ星で。


【あらすじ】
    22:49 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
05
 
 EDでのプロポーズ・シーン、本人はどこでプロポーズするか決めているくせに、ソコでソレをヒロインに暴露してどーする、ヒーローよ……ぴしっ! と、思わずヒーローのボケっぷりにハリセンを振ってしまったワタクシ。コレはきっと餌だったに違いないのに、思いっきり釣られたな;;;; 作者、天国で密かに「ハリセン魚が釣れたw」とか言ってるかも。<言うかぃっ;;;;<つかその前に、ハリセン魚って何なのよ;;;<左右のヒレがハリセンになってる魚…かも?<……逝ってきなさい…orz <ぅ…逝ってきます…orz
 ソレは置いといて。ヒロインが困っているとすかさず現れて手を差し伸べ、スーッと退場していくヒーローの鈍感さがなかなかオツでございます。傍目にはわかりきっているというのに、どうしてヒロインが気になるのか、どうして勤め先を紹介したら縁を切るということができないのか、いつまでも延々と悩んでいるヒーローが……突きまわすと面白そうなキャラでございます^^;; あぁ、物語の中に入って、げしげしハリセンかましていじめたい…そう思わせられるヒーロー。
 対するヒロインは、特に書きとめる所はない、作者デフォまっしぐらでございます。まぁ、はじめの仕事を紹介してくれた母の友人に、その後お礼の手紙か何か出さなかったんだろうか…とか、アレだけ気にかけていた夫人のその後を知るために、手紙でご機嫌伺いするとかしなかったんだろうか…とか、ちょっとアレなところはありますが。
 と言うことで、4つ星。


【あらすじ】
    01:38 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
04
 
 初恋再会物、ひたすら爽やか路線、コメディ風味な物語。かなり気に入った作品でございます。
 ヒロインは親の意向に逆らえずにコレまでの人生を歩んできたものの、自分の意思がないわけではなく、自分にできる範囲での抵抗は見せている。が、情に篤いキャラなので、どんなに迷惑に思っていても、自分の人生からスッパリと両親を切り捨てるなんてことはできないタイプ。そこら辺は読んでいて歯痒いものの、好感が持てるはず。
 対するヒーローは、昔は不良っぽいイメージを振りまいていたものの、実際はヒロインへの想いを胸に秘めたまま15年も想い続けていた一途さがグッと来るキャラ。
 この二人、いい雰囲気になるたび何かしら邪魔が入るわ、外ではことごとく緊急事態に遭遇して救急救命に奔走し、救命士に「仕事をとらないでください」と言われる始末。状況としては怪我人がいて命を危ぶまれる状況なので笑ってる場合じゃないんだが、物語なので読んでいるほうは大いに笑えるという物語。
 何度も読み返す気になるほど気に入った作品であります。つまり、確保でw
 と言うことで、5つ星。


【あらすじ】
    23:30 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
03
 
 コレは笑えるw ぃや、ヒロインは絶体絶命のピンチで必死だし、ヒーローは任務遂行一直線で笑えるわけないんだが、何が笑えるかと言えば、この二人の思考の噛み合わなさが爆笑物でございますw
 ヒロインの思考はとりあえず置いておくとして、ヒーローだ。本人はヒロインのこともちゃんと考えて物事を決めているのだが、しかし、ヒロイン自身の考えがどうなのかを考えているわけではなく、つまり、結局は自分の独りよがりになっているわけなんだが、ソレで決めた事をヒロインも賛同してくれると思っているところがw まさにこの物語で描かれているヒロインとヒーローは、女脳と男脳の違いを実例にしたようなもので、彼らは物語の中で命の危険に晒されて大変な状況にいるにもかかわらず、読んでいるほうとしてはこの思考の違いを見て笑いながら「あるあるあるあるw」などとのんきに呟いていたりする。リアルではどう足掻いても噛み合わずに諦める以外になかったりすることが多いのだが、ソコはやはり物語り。ヒーローはその都度状況やそのときの自分の気持ちを観察しながら、ヒロインが以前にあった似たような状況で何を思っていたかを後手ではあれど自分に当てはめて考え、少しずつ思考の溝を埋めてヒロインの気持ちを理解しようとする姿があり、実に微笑ましい。
 てか、相手を思う気持ちがあれば、そういう歩み寄りは自然と起こるはずなんだがなぁ…と、しみじみ思ったりして、現実の厳しさが身にしみた物語でもあります。が、コレだけ明確に思考の違いを書き切れるこの作者は、やっぱりすごい! と、再確認した物語でもあります^^
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    23:00 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
02
 
 ヒーローの複雑怪奇さがなかなか面白い。が、彼にぶつけるヒロインがあまりに素直で真っ直ぐすぎて、ほとんどモラハラ一歩手前の物語…ってか、すでにモラハラの領域に入ってるかも;;; というくらい、痛い物語です。
 とにかくヒーローが面白い。とは言え、笑えるほうの面白さではなく、興味深いというほうの面白さなので、読感はスッキリというものではありません。どちらかと言うと、ドロドロ~な感じ。下手にヒロインに共感してしまうと、後半半端でなく痛い思いをするでしょう……なんて予言したくなる物語でございます。
 あ、ちょっと疑問が。
 問題の日は7月14日。そして、エピローグではクリスマス・イヴで、なぜか問題の日から【7ヶ月近い】という……ありえんだろう;;;;; どう考えても、近いと言うなら6ヶ月だろう;;; 常識的に言うなら「5ヶ月を過ぎた」と言うのが一番だが、それにしても、どーゆー計算の仕方だ、オイ;;; てか、そもそも、ロングアイランドで過ごすのは7月から9月までで物語りの始めが7月だが、その時点で姉は「妊娠9ヶ月に入るし」って言ってて、9ヶ月といったら産み月でしょう。そんな時期に飛行機乗っていいのか!? しかも帰りには生まれてひと月足らずの赤ん坊がいることになるが、そんな乳児は飛行機に乗せられないんじゃなかったか!?
 と。何か、いくらなんでもその計算て、どーなのよ?というものやら、リアリティがどーのと言う以前に、常識的に考えてありえんだろう!な設定が;;;;
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    03:07 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
01
 
 ヒーローの小細工というか、いろいろと理由をこじつけて事を先延ばしにしようとする態度が、読んでいるとじれったくて、思わずハリセン振り回してたりする。が、それにも増してヒロインの、ヒーローが何者かが露見した後にしがみつく、偏見に満ちた怒りには、ほとほと呆れる。や、可愛さあまって~な心境もわからなくはないんだが、血の繋がりって、クローンと違うし、クローンだってオリジナルとは違うものだろうに、何勘違いしてんだよオイ…と、脱力を感じるキャラでございます。
 …ヒロインはちょっと難点が目立つキャラだったが、ヒーローはヒロインに出会った瞬間に恋に落ち~の自分でも自覚しつつ~のでそこそこ好感の持てるキャラなので、それなりに楽しめた物語であります。
 が……ごめんなひゃい><; ヒーローの名前でワタクシ、「orz」でございました~><;; てのも、多分【児童書】に分類されるファンタジーで結構気に入っていた、エミリー・ロッダの『リンの谷のローワン』シリーズの主人公の男の子の名前が【ローワン】で、主人公のクセにかなりヘタレな男の子で、そのキャラのイメージがこの名前にしっかり貼り付いてたんだよぉぉ~~~~!! ヒーローの名前見るたび、ヘタレな男の子のイメージが浮かんで……アカン…撃沈や、ワレ…orz
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
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砂原沙月

Author:砂原沙月
 メモの9割以上がロマンス小説。時々ミステリー小説も入り込んでおります。ジャンルはコメントが投稿されたテーマでご確認ください。
 10/5月現在。再読の山を切り崩しながら、過去日付で追加しております。ほとんどあらすじを写すだけでレビューなしの、読んだよ記録にしかなってませんが。とにかく片付くまで頑張ります^^;;;
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