夢想螺旋

 
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30
 
 HQでは珍しい、分冊の大容量なロマンティック・サスペンス。その分、中身がかなり詰まってます。作者もかなり力を入れて書いたな…と、読んでいてもよくわかる。
 その物語は、まず、古代中国の青銅器という、特殊分野の知識と歴史満載な背景があり、さらに、舞台は現代ではあれど文中に【彼らは香港が中国に返還されるまで待てない】というようなことが書かれていたので、1997年より前。しかも、舞台になる土地はアメリカで、中国との外交問題が根底にあり、アメリカの中華系コミュニティだのの問題も絡んできている。
 という、かなり複雑かつ特殊な背景を持っている物語なので、中国の歴史に詳しいとか、青銅器に関する美術的知識が多少あるとかいう人には、本気でお目目キラキラになる物語だと思う。え? 私? ぅ……;;;;; だから、私、歴史はからっきしなんだってばっ!!><;;; <つまり、読んでて幾度となく頭が飽和したんだな;;;<…いまさら言わなくても…;;;<わかりやすい奴w
 ワタクシ、博物は大好きです。当然、青銅器も好きです。が、ソレを古美術品として見たことはなく、鑑定家のようにこの模様はいつの時代の物だ~だの、この緑青のつきかたは価値がある~だのという話しにはまったく興味がない。私が興味を持つのは、そのブツがどんな場面でどんなふうに使われたものなのかという人間の生活の中の道具としての位置と、どれだけその生活に溶け込んでいた物なのかという必需品度、しかも【この青銅器】というのではなく【青銅器全般、似たような物や同じ使用用途のために作られた物は全部まとめて】という感覚なので、一個一個が本物か偽者かなんて興味ないし、美術品としての価値がどれだけあるかなんてどうでもよくて、自分の主観による美意識で愛でるだけ。なので、この物語の主体となっている【本物】の【金銭的価値】や【偽造品】に対する嫌悪感というものは、私にとってはどーでもいいことで、そんなどーでもいいことでやいのやいの言われても……と、作中で話が白熱する中、私の意識は彼方に脱出を試みていたりするのでした^^;;;
 で、キャラはヒロインが光ってます。真面目一徹、正直が一番を信条にしているような誠実で善良なヒロインが、嘘と欺瞞と暴力に満ちた知らない世界に踏み入っていくことで、自身の精神がどれだけ翻弄され、変わっていかざるをえなくなるか、その様子が鮮明に描かれている。そして、そんな彼女の変化と共に、ソレまで彼女が見ていた陽の当たる表の世界がズレていき、その裏にある暗い世界が徐々に見えてくるさまが、なかなか絶望感をあおってくださいます。
 して、ヒーローはその道をよく知ったキャラであり、翻弄されるヒロインの錨になるべく、たとえそれがヒロインを傷つけるとしても、終始一貫してヒロインに対し正直でいようとして苦しんでおります。
 …ふぅ…後は読んでくれぃ…;;;;<ここまで書くのに2時間かかったorz
 と言うことで、4つ星。


【あらすじ】
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29
 
 軽薄ヒロイン、自分のやったことを「馬鹿なことをした」と反省しているくせに、懲りずに手近な紳士にコナかけようとする大馬鹿者でございます。何と言うか、結婚したくて仕方ないヒロイン、そのためには自分の評判は守らなければならず、しかし評判を守るには自分のやりたいようにはできず、それに不満を抱えて結局自分のしたいようにするという軽薄な行動に出て自分の評判を危うくするという、考えなしな行動が鼻につくキャラ。
 つまり、私にとっては好感の持てないキャラなので、彼女が自分の言動が元で困難を呼び寄せようと、どーでもいい…という気になってしまう^^;;
 で、ヒーローのほうもかなりの【ならず者】ぶりで、何だか擁護する気にもなれない。
 さらに言えば、ヒロインが丸め込もうとしている紳士君だの、ヒーローの元愛人だのはもとより、ヒロインの浮ついた行動をきちんと監督すべき立場にいながら自分の興味優先に浮かれる家庭教師なんかも好感が持てず。
 と言うことで、2つ星。


【あらすじ】
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28
 
 ファンタジーが入ったアドベンチャー物。バミューダ・トライアングルの不思議ネタですが、いやはや……映画になりそうなくらい波乱万丈な物語でございます。多分、映像にしても見応えのある物に仕上がるかと。
 一見、九死に一生を得たときの体験から幻の島の存在を信じ、ソレを追い求める人生を送ったヒロイン父は純粋とも言えますが……やっぱりそーゆー展開にしちゃうのか……と、父の行く末にがっくりきちゃった;;; 何と言うか、父よりもむしろヒロインが哀れで;;;
 そのヒロインは、真面目で愛情深い一途なタイプ。で、ヒーローは……さすがにボディガードを職業にしているだけあって戦闘能力はありますが、それを度外視すれば、実に極普通の男…って感じがするのはなぜだろう;;;
 あと、ヒロインとヒーローのロマンスの他に、ヒーローが受けた依頼の対象者である富豪の娘とヒロイン父の助手のロマンスも同時進行しております。
 ともかく、なかなか面白かった。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
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27
 
 オメガの新章三作目は、スポーツ万能で金メダルまで取っちゃっている捜査員のヒロイン……思わずその設定に笑ったw 何と言うか、まさに物語のキャラ。運動能力に長け、かつ捜査員としてやっていけるわけだから頭脳も優秀であること間違いなしだし、当然危険な任務をこなせるだけの戦闘能力もあるわけで、しかも容姿端麗にして、性格にしても、気が強くても優しさも持ち合わせているし根性もあるし忍耐強さもあるし、見たとこと致命的な欠点といえそうなところがない。つまり、あまりにもできすぎているキャラで、本来ならプロの作品ではありえないwww こういう完全無欠なヒロインは、素人(特に私www)が趣味で書く物語にはありえるけど。そのため、このヒロイン、完全無欠すぎて逆に没個性になり、印象が残らない。
 が、ヒーローのほうはかなかな面白味のあるキャラで、この作者、キャラの作り方はヒロインよりヒーローのほうが上手いとあらためて思いました。
 物語のほうは特にハラハラする展開でもなく、本来は【ロマンティック・サスペンス】の枠に入る作品のはずなんだが、ヒーローとヒロインの恋の行方と、前作で伏線ビシバシだった例の二人のやり取りの二つの流れが全体に出張っていて、サスペンスのほうは完全に舞台設定上の小道具扱い。つまらないわけではないが、特に絶賛するほど面白いわけでもない。
 と言うことで、3つ星。


【あらすじ】
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26
 
 ぃやぁ~…このヒーロー、面白いw どうやら昔は女性に目がなかったようだが、今では義理堅くて真面目。しかしヒロインと出会った瞬間から、思いっきり理性が崩壊していくのがはっきりわかるので、笑える笑えるww
 で、ヒロインの方はと言うと、こちらはあまり私の好みではなく。ぶっちゃけ結局ヒロインは一目惚れするわけだが、疑問が浮上した婚約の件といい、ヒーローを目にしたときの自分の気持ちが普段からは考えられない動きをしていることについて理由を突き詰めて考えようとしない件といい、善良さはあっても何となく好感が持てない。
 ともかく、3つ星で。


【あらすじ】
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25
 
 同時収録作品『聖夜の誓い』の関連作。その関連作のヒロインの家政教育を受けた生徒の一人が、この作品のヒロイン。
 ヒロインは結婚した友人からの便りがなくなったことで、結婚生活は悲惨なものなのだと思い込んでいる。そしてヒーローは、傲慢さの後ろに繊細さを隠し持っているキャラで、表面的には思い上がりもはなはだしい鼻持ちならない男ですが…このキャラ、もっとじっくり書かれていたら面白いんだがな~と、短編で展開されるには魅力が充分には発揮されなかった個性がもったいなく思えた。
 と言うことで、4つ星。


【あらすじ】
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24
 
 ヒストリカルではたいがい主人公は貴族階級がメインで、少数派にヒロインかヒーローが労働者階級で…という物語もありますが、それでももう片方は貴族階級であることが多い。ところがこの物語は、ヒーローもヒロインも労働者階級という、かなり珍しい設定。
 いわゆる初恋物なんですが、ヒロインは父と兄を炭坑の事故で亡くし、二度と同じ苦しみは味わいたくないため、炭鉱で働く男性とは結婚しないと決めております。が、ヒーローは弁護士にもなれるくらい優秀な頭を持っていながら炭鉱で働き、労働組合を発足させて労働条件の向上を目指すべく心血注いでいる熱血漢。どう見てもヒーローかヒロインのどちらかが妥協しない限り上手くいかない組み合わせですが……って、この後を言ってしまったらネタバレなので…で…で……あとは読んでくれぃっ><;;; <って、おい;;;;;
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
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23
 
 何と言うか、このヒロインとヒーローは、見事にキャラが対称的w
 過去に純情を踏みにじられて心を閉ざした冷ややかなヒロインと、心の痛みを笑いに隠してその日暮らしな道化師のようなヒーロー。それぞれ対極を極端に行くようなキャラですが、足して二で割ってちょうどよくなる……という物語。<…また、わけわからんことを…;;;
 約80ページという短編ながら、なかなか綺麗にまとまっている物語で、読んで損はないかと。
 てなことで、4つ星。
    23:58 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
22
 
 視点がヒロイン固定なので、ヒーロー側のあれやこれやはヒロインを通してしか知ることができず……とは言っても、ヒロイン姉の言うヒーロー評を読者の頭に植え付けることで、ヒロインの感じている不安感を共有させて物語に引き込むという手法を取っている都合上、ヒロイン視点で固定して正解なんだが。しかし、面白いのは実はヒーローの方で、ワタクシとしては、ヒロインの不安感より、ヒーローの抱える葛藤だの混乱だの気分の浮き沈みだのの方を追いたかったなぁ~とw
 で、ヒロインは面白味がないのかというと、そうでもないんだが、何と言うか…過去の痛手に縛られてヒーローを拒絶したうえ、ソレが元で衰弱するっていうのは……いくら何でも大袈裟じゃないか?てか、そんな軟な精神でよく今まで生きてこられたな、この娘;;;;; と、何だかちょっと呆気にとられてしまったのでありました^^;;;
 と言うことで、3つ星。


【あらすじ】
    23:54 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
21
 
 ヒロイン姉、無茶言うな、おい;;;; と、ヒロインの進退窮まる状況を見て呟いたワタクシ。そして、あまりに傲慢かつ身勝手なヒーローには、鉄板入りのハリセンで痛烈な一撃を食らわし、気絶したところを縛り上げて地獄に強制送還だ! まったくこの男、自分とのロマンスは期待するなと釘を刺しておきながら、自分がその気になったら秘書に手を出しても許されると思っているとは、何て下種な男だろう。こういう奴は生かしておいちゃいかん! 抹殺じゃ!! ヒロイン、キッパリ殺っておしまい!!<危険すぎるぞ、この女;;;;
 いや、ヒロインは許すかもしれないけど、どう考えてもヒーローに情状酌量の余地なしだと思うんだが。
 ともかく、3つ星。


【あらすじ】
    03:28 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
20
 
 笑ったw ぃや、ヒロインにとっては笑える話じゃないんだが、その危機的状況と、ヒーローのボケっぷりが思いっきり噛み合ってなくて笑えるというか。ヒーロー、滅茶苦茶妄想に突っ走ってますwww その突っ走りぶりに心当たりのないヒロイン、困惑しながらヒーローの巻き起こす激流に飲み込まれて流されて、あれよあれよと言う間にヒーローのペースにはまってオロオロ…ってのがw
 ともかく、ヒーローのボケキャラっぷりが何とも爽快に笑える物語でした。や、物語り自体はコメディじゃないんだがな;;;
 ともかく、4つ星でw


【あらすじ】
    03:24 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
19
 
 ほとんど自暴自棄の状態だったヒロイン。そこまでショックを受けることって何だろう…と、ちょっとドキドキしていたんだが、蓋を開けてみたらさほどのことではなかった。で、ヒーローも…ちょっと自分のことを棚に上げてヒロインを非難しすぎるというか……言っていることと本来できたはずのことが矛盾しているというか……や、お前さん、頭冷やせ?と、呟きながら読んでました^^;;
 後は…ヒロイン妹とヒーロー弟の若さはじける青春恋愛ドラマ的なあれやこれやが、けっこう対称的で面白かった。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    03:19 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
18
 
 ヒーローに不器量でどうしようもないと思われているヒロイン、実は美女というパターンはよくありますが、その劇的な変化を浮き彫りにして落差に衝撃を~という考えはわかるけど、いくら何でもこれは……;;;;;;; ヒーロー自身、不器量だと思っていた見かけの下には、はじめからこの美しさが潜んでいたのだ、それに気づかないとは自分は何てアホなんだろう…なんて思ったりするわけですが、そう気づいてようやくヒロインに気を使うようになるという、あまりにも見かけ重視な利己主義的言動に吐き気が;;;;
 もっとも、ヒロイン自身、自分は誰にも顧みられないほどブサイクだと思っていたのに、まるで別人のように美しくなった自分に酔いしれて浮かれまくるというのも、何だかな~ですが。気持ちはわかるけど、あまりに浅はかと言うか……;;;; この娘も馬鹿だな…と。
 何だか読んでいて異様に疲れた物語でございました。
 てなことで、2つ星。


【あらすじ】
    03:13 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
17
 
 シリーズに入れられていますが、どうやら前三作とはテーマは同じものの舞台は違うらしい今作。タイトルには『シンデレラ』と付いてますが、内容的には『マイ・フェア・レディ』でございます。んで、物語が始まってすぐに、ドンデンの予想が付くかと。
 コレといって目立ったところもなく、素のヒロインが可愛いというだけの印象が残った物語。とは言っても、ソレは私の主観であって、他の人も同じだとは思いません^^;;
 と言うことで、3つ星。


【あらすじ】
    02:58 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
16
 
 前作、前々作のヒロインたちの友人で、一番地に足のついた印象があったヒロイン。その過去には、真面目かつ従順すぎて人形にされても我慢してなりきろうとして苦しんだという、大きな傷がありました。そしてヒーローは……うーん……読んだ方が早いかも。
 で、物語自体はと言うと…コレも、うーん…な感じで、読んでもらった方が早いかな~と。<いくら何でも【うーん…な感じ】って、ソレはないだろうソレは…orz
 ま、ともかく、3つ星で^^;;<逃げたな…


【あらすじ】
    02:55 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
15
 
 この物語は気に入った。
 何と言っても、ヒーローの言動に揺さぶりをかけられつつもしかし流されない、芯の通ったヒロインがいい。ヒーローも、物語り開幕時には都会の金持ちらしい見栄っ張りな一面を見せていたものの、時間の経過とともに少しずつ変わっていくその過程と、そういう変化に抗うでもなく自然と受け入れてしまう素直さが、実に好印象。
 それから、ヒロインの友人たちの恋模様もなかなか面白く、物語り全体の印象には山間部のハイキング的なほのぼの感があり、そこに【山の天気は変わりやすい】と同様に二人の恋の土台に常に付きまとう少しの不安感がミックスされ、EDは決まっているもののそこに至るまでの流れで読者を安心させず、上手く物語に引き込んでいる。
 ともかく、5つ星でw


【あらすじ】
    02:47 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
14
 
 さて。タイトルですが、シリーズタイトルはいいとしてナンバリングに【?】が付いているのは、自前のメモからの推測で、35番目の作品である『あなたを忘れたい』との間に何か出たかどうか確信がなかったので…。ナンバリング、間違ってましたらご一報ください^^;;

 さてさて。このシリーズではサスペンスは混在しないのが基本だと思っていたんですが、この物語にはきっちりサスペンス入ってます。で、そのサスペンスをヒロインに背負わせる、人騒がせなと言うか、死んでまでもヒロインに迷惑をかけるヒロイン姉に、ある意味天晴れと思ったり;;;; ぃや、こういうキャラは好きになれないどころか、ふざけんなと思いますが、その徹底した姿勢がw
 で、ヒーローはこの作者デフォほどの傲慢さは感じられませんが、それでもかなり逝っちゃってますので、ぜひともハリセンをお手元にご用意のうえ、心してページを開いてくださいましw
 んで、作者デフォのヒロイン、いくら何でもここまで家族に踏みつけにされても健気に自己犠牲に甘んじるというのは、純粋だとか清純だとか通り越して、ただの馬鹿としか言いようがありません。姉の自分に対する仕打ちを酷いと言いつつ、でも肉親だから…って、いい子ちゃんぶるのもいい加減にしてほしいわ、と、ものすごく冷めた目で見ているワタクシ、このヒロインの家族に対する【いい子ちゃん】な心情には共感できるところがまったくないのが辛かった。
 でも、物語自体の展開は飽きることもなく、また、ヒーローの傲慢さもヒロインに向けられるのはわずかなので痛い思いもそれほどなく、楽しんで読めるかと。
 ただ…ヒーローの名前が…コイツ、スチュアートって柄じゃねーだろ…;;;; って思った人、挙手!<おいおいおい;;; 誰に言ってる誰に?;;;
 ともかく、4つ星。


【あらすじ】
    02:32 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
13
 
 切なさと微笑ましさが混在する物語。
 関連前作のコメントでワタクシ、父親の言うとおりの人生を送ろうとしている優等生なヒロインを【反面教師になってくれるような前例(自分より先に生まれた兄弟。つまり、親に従ったらどうなるかという、数年未来の自分の姿)がない】からそうなったと評しましたが、まさにその逆を行ったのが今回のヒロイン。姉という前例があるからこそ、父親に反抗して我が道を行くことにしたものの、その道は水先案内人(つまり、そっちへ行けと指示を出す親)がいないわけで、正解の道を探しあぐねてあちこち寄り道ばかりが増えている…という調子。そうなってしまう原因の一つは、過去に反抗心から出た行動によって大きな打撃を受け、それ以来自分の判断にいまひとつ自信が持てずにいることで。
 表面的には虚勢張って自信満々な様子を見せるヒロインですが、その仮面は脆く、自信のなさや不安がほころびから透けて見えている。そしてヒーローはそんな危うさを漂わせるヒロインに惹かれずにはいられない。そんな感じの物語。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    05:42 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
12
 
 ずびばぜぇぇ~~~んTT 物語の背景に政治的主張が絡んでいるので、私の頭は完璧に飽和じまじだぁぁ~~~TT
 ぃや、自分が本来支持する党の主張に、真っ向から反論しなければいけない立場に立たされているヒーローの葛藤やら、甘んじてそんな立場に立っている事情やら、ヒロインの揺るぎない信念に敬服するヒーローの姿やら、見所はたくさんあるんですが。しかも、政治が前面に出ているというわけではないので、難しいことを言っているわけではないんです。なので……ソレで頭が飽和するって、よほど政治が嫌いなんだろうな、私;;;;;
 ともかく、3つ星で;;;;;


【あらすじ】
    05:36 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
11
 
 関連作のシリーズから時が流れて…大雑把に計算すると、約100年後の20世紀初頭の物語でございます。ので、女性解放運動真っ只中と言っても過言ではない時代。女性も世の中に出て行けるようになってきてはいるものの、まだまだ充分な理解はされておらず、参政権は既婚女性にしか与えられていないし、クラブのホステスなどはまともな女性の職業ではないとされているわけです。
 で、そういった時代背景が、物語の背景として活きている。活きてはいるけど出張ってはいないので、ヒストリカルにしては現代すぎ、コンテンポラリーとしては古すぎるという、ちょっと中途半端な感覚を感じるかもしれない。
 ヒストリカルではあるものの、ヒーローは車を乗り回しているし、ヒロインは地下鉄に行こうとするし…と、かなり現代に近い文明の利器が登場するので、ヒストリカルの中でも中世に近い物がお好みの方にはかなり違和感があるかと。そして、関連作を念頭に読んでもちょっと違和感があるかも^^;;
 ともあれ、4つ星で。


【あらすじ】
    05:31 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
10
 
 ネタ的にも展開的にもよくある物語。
 ですが、ヒロインの強さが光っております。そして、ヒーローの気分の揺れがハリセン物でございますw
 ただ惜しいことに、やはり「それだけ」としか言えない。つまらないわけではないので、暇つぶしの読み物としては十分。しかし、読み応えはないし、笑いもそれほどではない。
 もっとも、ヒーローのプロポーズに対するヒロインの考えは私と同じだし、最終的にヒーローが出したヒロインへの愛がどんなものかについては実に満足のいくものだったので、個人的には満足のいく物語でしたが。
 と言うことで、4つ星。


【あらすじ】
    05:26 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
09
 
 ヒロインは美人だが人を見る目がなく理不尽にプリプリとヒーローのあれこれに不機嫌になるタイプで、あまり好感が持てないほうのデフォ。
 が、ヒーローが……性格的には無口で無愛想でマイペースという作者デフォなんだが、この作者の作品では初めて見る、手の早いヒーローだった!!www ぃや、そのシーンが序盤早々にあって、噴きましたわよ、ワタクシww お茶飲んでるときじゃなくて助かった;;;
 だが、そんな手の早いシーンを早々に持ってきているにもかかわらず、そんなことがあったことすらヒロインは忘れている様子で話が進むのが、どうにも納得のいかないところであります。なんとなく、コレまでのヒーローのデフォに変化をつけようとがんばってみたんだが、やはり話の作り方はデフォでしか作れず、失敗した……という印象を受けた物語でした。
 てなことで、3つ星。


【あらすじ】
    07:05 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
08
 
 ヒーローが面白い~www 性格的にはやや傲慢で、女性との交際はほぼひと月サイクルというプレイボーイを通り越したような飽きっぽさだが、ひねくれたところも世の中を斜に見て皮肉を言うこともなければヒロインを軽々しく扱うこともなく、とにかく一直線な少年っぽい純粋さがあるのがいい。
 してヒロインは野暮ったく装ったお花屋さんで、注文された花束に密かに花言葉を潜ませるという、ちょっと粋なことをするキャラ。ヒーローに惹かれる気持ちはきちんと認めているものの、ヒーローの女性との付き合い方を知っているがために【その他大勢】の中には入るまいと意志を通す、芯の強さを持っています。
 物語は、猛進するヒーローとソレをかわそうとするヒロインの攻防戦。ほとんど全編通して笑えますw
 てなことで、5つ星。


【あらすじ】
    07:00 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
07
 
 時は流れていくものなのに、ヒーロー、ヒロインは変わらないと勝手に思い込み、ある時点以降、流れる時間に逆らってヒロインの時間を止めてしまった…というか、ネジの切れた時計みたいにその時刻から動かず変化することなどないと勘違いしたため、離れている間のお互いの生活を知り合う必要性がわからず、ヒロインの近況を知らなかったがために誤解することになった。という話です。
 後は読んでのお楽しみ。
 ともかく、3つ星で。


【あらすじ】
    06:55 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
06
 
 コレ、気に入った!!w ゴージャスなヒーローよりも先に犬に目が行っちゃうヒロインがwww
 あらすじを読むと、ヒロインとヒーローの初顔合わせは和やかそうに見えますが、実際のヒーローはまるで喧嘩を売りに来たような雰囲気を漂わせております。だからこそ、そんなヒーローに目が行く前に犬に一目惚れしてヒーローの自尊心を粉砕し、ヒロインの質問が自分に向けられたものだと勘違いして傲慢に鼻高々になるヒーローに、犬についての質問だとヒーローなんて眼中になしなことをてらいもなくあっさり言い切り、無意識のうちにヒーローの鼻をへし折るヒロインが楽しいw それに、犬とヒロインに振り回されるヒーローも笑えるw
 と言うことで、保存決定の5つ星。


【あらすじ】
    06:50 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
05
 
 かなりガッツリ書かれている物語。<ガッツリ書かれてるって、どーゆー意味なんだかな;;;;
 通常のヒストリカルの1/3ていどのページ数で、今気づいたけどあまりクリスマスとは関係ない内容。でも、何となく作者が楽しみながら張り切って書いたような、そんな印象を受ける作品なので、かなり楽しめた。
 まぁ…な、ヒーロー、君が全面的に悪いとも。評と言ったらこれしか言えない、そんな物語でもありますが^^;;
 ともかく、5つ星。


【あらすじ】
    07:08 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
04
 
 リレーで展開されていたシリーズの関連作。時系列的には、本編シリーズの直前に位置する話で、本編シリーズでの柱の問題【後継者レース】を今まさにスタート宣言するというパーティの真っ只中。シリーズ中にもところどころで顔見せしていた、フィノーラの秘書がヒロインでございます。
 が、ヒロインがこのシリーズのキャラであるということだけが関連であって、物語の内容はシリーズとは重なりません。何と言っても、総ページが30ページちょっとというショートショート並みの少なさですので、たいそうな物語にできるはずもない。のですが、ヒーローとは家族ぐるみの付き合いで昔から知っているし、同じ高校の上級生でもありヒロインのことをよくからかっていじめた…なんていう過去設定があるので、少ないページ数で上手くまとまってます。
 なかなか微笑ましい初恋物語と言え、手軽に楽しめました。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    07:04 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
03
 
 いわゆる結婚生活の危機を描いた物語。
 日常に流されて夫婦間の愛が変質していく様子とそれに伴う家庭崩壊の危機が、妻であるヒロインにはよく見えているのに対し、夫であるヒーローにはまったく見えていないという、一言で言えば【よくある状況】なわけですが。まさに初心忘れるべからず。
 コレも数日前に書いた【優先順位】の問題であり、仕事に追われることが習慣になってしまって苦と思っていない問題であり、家族のことは理解しているし家族も自分のことを理解してくれていると思い込んでいる問題でもある。
 切ないのは、長男があまりにも大人びて我慢しすぎることと、ヒロインが自分に関することではすでにヒーローに何も期待していないということ。ヒロインの気持ちはよくわかる。が、よくわかるからこそ切ない。
 まったくどーしよーもない、ハリセンどころか有無を言わせず地獄へ連行したくなるヒーローですが、彼がいかにこれまでの自分がロクデナシだったかに気づかされていく、その過程が実に爽快な物語。結構笑えるし、泣けもする秀作と言えるかも。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    07:01 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
02
 
 何と言うか……普通にさらっと読める物語、か。
 あらすじだけではわかりませんが、ヒロインがヒーローに何者かと問いつめられても、ごにょごにょと言い逃れてはっきり自己紹介しない謎とか、ヒロインが必死に隠したがっている謎とか、そういうものが物語を作っています。が、言ってしまえば本当にそれだけの物語なので、特に面白いと言えるほどのものではない。まさに、おまけ的物語。その割には結構なページ数があるが。
 読んで損はないが得したとも思えない、そんな物語でございます。
 と言うことで、3つ星。


【あらすじ】
    06:57 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
01
 
 重い……;;; ヒロインの背景が、滅茶苦茶重い。もう、他に何が言えるかわからないくらい、重い。ドラマ性という観点で見れば、ものすごく華々しい展開と言え、ヒロインの波乱万丈な人生に涙し怒り同情し…と、かなり楽しめる物語ではある。が、笑いという観点から見たら、まったく笑えない!!とw
 キャラはと言うと、とりあえずヒロインは置いといて、ヒーローは生真面目だが堅苦しいところはなくユーモアがあり、正義感がある。一言で言えば、実は【いい人】と評されてしまう、危険な雰囲気がまったくなく、ともすれば【いいお友達】止まりになるようなキャラ。なので、読み手の好みが分かれるかもしれない。んだが、このキャラ、一度吹っ切れると、壁がたちはだかろうが何だろうが、そんなことはお構いなくとことん突き進むタイプなので、底力のある【いい人】と言えそうですw<……底力のある【いい人】って…;;;<すまん。自分でも、わけわからんな~と思った。<この女は…;;;
 で、ヒーロー母と妹が…ま、妹はわからなくもないんだが、とにかくヒーロー母が腰抜かすくらいいい人なんで、びっくりw
 が、ヒロインの境遇がどん底と言えるので、このくらいしなければ大団円にはできないというのはわかるんだが、しかし、ふと冷静になると思わず「ありえん…」と呟いてしまう、そんな結末の物語でもある。
 てなことで、4つ星。


【あらすじ】
    02:12 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
ちょっとお知らせ
- Information -
 ご来訪、ありがとうございます。残念ながら、当ブログは依然、ほとんど休止中であります。
 待たせに待たせておりますが、まだまだ辛抱強くお待ちいただけると…沙月さん、泣いて喜びます。
 【2010年4月現在】

-- E N D --
.
.
プロフィール

砂原沙月

Author:砂原沙月
 メモの9割以上がロマンス小説。時々ミステリー小説も入り込んでおります。ジャンルはコメントが投稿されたテーマでご確認ください。
 10/5月現在。再読の山を切り崩しながら、過去日付で追加しております。ほとんどあらすじを写すだけでレビューなしの、読んだよ記録にしかなってませんが。とにかく片付くまで頑張ります^^;;;
 沙月のTwitterはこちら↓
http://twitter.com/satuki01

 星評価は、主観による私のお気に入り度であって、他の方へのお勧め度ではありませんので、ご注意ください。

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