fc2ブログ

夢想螺旋

 
06
 
 ヒーロー泣かせの作家といったら、この作者の右に出る者なし! ……「ヒーロー泣かせ」と言っても、ヒロインを介して引っ張りまわし混乱のドツボに叩き込むといった類の「ヒーロー泣かせ」ではございません。ここ(のシーン)で泣け!泣くんだ、ヒーロー!そ~ら泣きたくなってきただろう?よーしよし、さあ、男なら涙を見せてみろ!! かくしてヒーローは神(作者)の声に突き動かされ、滂沱の涙を流すのであった。という意味でございます^^ <って…何考えてんだ、私;;;;
 大御所と言える作家なので、作品数もそれなりにあるはずですが、私はまだまだほんの少ししか読んでおりませんこの作家(別のPNも含めて)の作品ですが―――私の読んだ作品がたまたまそうだったというだけならいざ知らず―――まだまだ一桁数しか読んでいないのに記憶にあるだけでも3か4作品くらいのヒーローが、程度の差こそあれ泣いています。
 そしてこの物語のヒーローも作者の餌食になり……読んだ作品数は少ないながらも、これまでで一番涙を見せているヒーローかとw タフな大男で鈍感と言われつつ、しかし繊細な一面を隠し持っているキャラでした。
 で、ヒロインのほうはというと、基本的には壊れ物っぽい女性らしさを持つものの、極限状態においては不屈の闘志を発揮するタイプらしい。
 同作家他作品と比べるとヒロインの魅力はあるほうですが、この作者の基本はやはり、ヒーローの魅力のようだとあらためて確信するような物語でした。
 ということで、4つ星。


【あらすじ】
 幼くして孤児となったジェシーは父の友人に引き取られ、富裕なマッキンドレス家で成長した。
 ある日、長男キングへの恋心に気づいて愕然とする。
 兄妹のように育てられたとはいえ、彼はこの家の御曹司。あの冷たい態度からしても、彼と結ばれるわけがない……。
 思い悩んだ彼女はキングをあきらめるために屋敷を去り、街で職を見つけてひっそりと暮らしていた。
 だが先ごろ暴漢に襲われ、そのとき負ったけがの療養のためにキングの屋敷にしばらく身を寄せることになったのだ。
 相変わらず魅力的な彼とひとつ屋根の下で暮らす―――わたしはこの想いを封じこめられるのかしら?
[HQ:06/1月]
    12:02 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可
Trackback
http://musourasen.blog61.fc2.com/tb.php/825-afff731e
ちょっとお知らせ
- Information -
 ご来訪、ありがとうございます。残念ながら、当ブログは依然、ほとんど休止中であります。
 待たせに待たせておりますが、まだまだ辛抱強くお待ちいただけると…沙月さん、泣いて喜びます。
 【2010年4月現在】

-- E N D --
.
.
プロフィール

砂原沙月

Author:砂原沙月
 メモの9割以上がロマンス小説。時々ミステリー小説も入り込んでおります。ジャンルはコメントが投稿されたテーマでご確認ください。
 10/5月現在。再読の山を切り崩しながら、過去日付で追加しております。ほとんどあらすじを写すだけでレビューなしの、読んだよ記録にしかなってませんが。とにかく片付くまで頑張ります^^;;;
 沙月のTwitterはこちら↓
http://twitter.com/satuki01

 星評価は、主観による私のお気に入り度であって、他の方へのお勧め度ではありませんので、ご注意ください。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

02月 | 2024年03月 | 04月
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -


カテゴリー
最近のコメント
Tree-LINK
ブログ内検索
ブロとも申請フォーム
メールフォーム
記事へのコメントはちょっと…だけどツッコミたい!というかた、ご利用くださいw

名前:
メール:
件名:
本文: